2015年8月

2015年8月31日 (月)

2015年10月より、オフィスアイ ラーニング ポータルを有償サービスとしてリリースいたします。

Learningportal

※画面は開発中のものです。

このポータルサイトでは、弊社でこれまで蓄積してきた Microsoft SharePoint および Office 365 に関する様々なノウハウをいつでも利用できるよう情報提供いたします。

このブログをご覧になっている方の多くは、SharePoint を中心に、情報共有システムの構築、システム運用、ヘルプデスクサポートなどされている方も多くいらっしゃると思います。もちろん、エンドユーザーの方もいらっしゃるでしょう。こうした方々の多くが持っている課題には次のようなものがあるのではないでしょうか?

  • Office 365 や SharePoint を使っていて、何かわからないことがあっても、調べるのに時間がかかる
  • SharePoint 標準のデザインがいまいちだが、 どうやって変えればよいのかわからない
  • 何ができて、何ができないのかがいまいちわかりにくい
  • SharePoint は使ってはいるものの、単なるファイル共有にとどまっており、ファイルサーバーを使っていたころと大差がない
  • Office 365 が持つ機能を把握しきれておらず、各ツールの使い分けもよくわからない。 Office 365 グループ、Sway, Delve, Yammer って何?
  • Office 365 を導入しおりExchange / Outlook は利用しているが、 それ以外の情報共有の仕組みについては活用が進んでいない

こうした課題に対応できる人材が多くいればいいのですが、まだまだ人材不足であることが否めません。人手不足の解消のために、弊社でも研修を通して多くの人材育成をご支援してきましたが、どうしても対応できる人数には限界があります。また、研修コースも数多くそろえていますし、書籍も執筆していますが、それでも話しきれていない運用管理のポイントや Tips など結構埋もれています。

そこで、弊社では従来から実施しているコンサルティングや研修は継続していくものの、新たに多くの方に継続的にSharePointを利活用する上でのノウハウを利用できるようにしたいと考え、このポータルサイトをリリースすることにいたしました。まぁ、言ってみれば私の分身となるサイトであり、埋もれがちなノウハウをせっかくなのでご利用ただきたいというものです!

このサイトは Office 365 - SharePoint Online 上に構築しており、2015年10月リリース時点では次のコンテンツを予定しています。

  • SharePoint の利活用に関する FAQ
  • SharePoint デザイン テンプレート集
  • SharePoint に関する How to , Tips といったちょっと便利な使い方やコツ
  • サイト管理者・基盤管理者向けの運用ガイド
  • SharePoint 用語などの説明するナレッジベース
  • Office 365 に関する FAQ
  • Office 365 に関する運用管理の How to
  • Windows PowerShell の使い方
  • HTMLやCSSなどのWeb技術の自習書

※10月以降も随時、コンテンツを追加していく予定です。

ユーザーサポートの間接的な支援サイトとしてご利用いただいたり、ちょっとした質問がしたくても気軽に質問できる先がないという方にもご利用いただければなぁと考えています。とはいえ、独学がベースとなるため、多くの場合、辞書的にご利用いただくことになると思います。体系立てた知識を持っていた方が理解は深まりますので、弊社研修コースなども併せてご利用いただくと効果的です。

本サービスは1年間のサブスクリプション契約となります。ご興味をお持ちいただけたら、一度弊社までお問い合わせください。

2015年8月30日 (日)

前回は、SharePoint Server 2016 Preview 版のインストールが終わり、製品構成ウィザードを実行し、サーバー全体管理サイトが起動するところまで確認しました。今回はその続きです。

ファーム構成ウィザード

SharePointサイトを作成する前に、サービス アプリケーションを準備し、Webアプリケーションを作成する必要があります。これらの作業はファーム構成ウィザードを使うことで簡単に構成できます。ただし、ウィザードで自動設定すると手軽な反面、データベース名に任意のGUIDが設定されるなど、細かい設定していなどできないため、本格的な構築を行う際は Windows PowerShell などを使って個別に構成することもあります。しかし、今回はあくまでも検証環境の構築であり、一通りの機能を確認することに重点を置くため、ウィザードで自動構成します。

  1. サーバー全体管理サイトにアクセスする。
  2. サイドリンクバーから[構成ウィザード]をクリックし、[ファーム構成ウィザードの起動]をクリックする。
    2015-08-27 18-18-13

  3. [参加する]を選択し、[OK]をクリックする。
    2015-08-27 18-18-22
  4. [ウィザードを開始]をクリックする。
    2015-08-27 18-18-37
  5. サービスアカウントを指定する。他は既定値のまま、[次へ]をクリックする。※実は以前のバージョンになかったサービスなども存在しているのですが、調べようにも関連資料はまだごく一部しか公開されていないないため確認できません。したがって、まずは手順書通り、既定値で進めます。
    2015-08-29 18-21-28
  6. 処理が開始される。この処理は結構時間がかかるため、しばらく放置しておいてよい。
    2015-08-29 18-23-26

  7. 処理が終わるとサイト コレクションの作成画面が表示されるため、任意のサイト テンプレートを指定してサイト コレクションを作成しておく。なお、日本語表記の方が好ましいという方は、既定の言語を "日本語" に変えておくことを忘れずに。
    2015-08-29 22-34-24
  8. サイト コレクションの作成が完了すると一連のウィザード処理が完了し、次の画面が表示される。確認したら、[完了]ボタンをクリックする。
    2015-08-29 22-36-31

これで一応 SharePointサイトが利用できるようになりました。SharePoint 2013 と比較すると、データベース含めチューニングされてきているのか、かなりサクサク動いてくれている感じがします。SharePoint Online よりも、軽く動いている気が。。。 尤も、まだ、細かい設定はしていないということも影響しているとは思いますが、製品版でもこのままの操作感を保ってくれるとうれしいんですけれどね。

さて、今後は、Preview 版ではあるものの、調査・研究ついでに私が気になっている点などをブログで適宜ご紹介していきます。とはいえ、あくまでも Preview 版であるため、最終的に変更される点もいくつか出てくると思われます。あくまでも現時点での最新情報として捉えてください。

 

2015年8月29日 (土)

SharePoint Server 2016 Preview の検証環境を作成するための手順が下記の通り公開されています。

この手順に沿いながら、検証環境を構築した際の手順を記載していきます。基本的に SharePoint 2013 と変わらないのですが、若干の違いはあるため、以前のバージョンとの違いに違い部分はコメントを追加しています。

環境情報

私の手元では、Windows Server 2012 R2 ベースの Hyper-V 環境に構築します。SharePointの構築をする事前構成は次の通りです。

  • Active Directory ドメインを構築ずみ。ドメイン名: contoso.com
  • ドメインコントローラー(DC) は独立したサーバー(ちなみに、DCには証明機関ロールを追加しており、エンタープライズ証明機関として動作するように設定済み)
  • SharePoint が利用するデータベース管理システムとして、SQL Server 2014 を別途構築(TCP接続の有効化とFirewallは SharePoint サーバーから接続できるよう構成済み)
  • SharePoint Server 2016 をインストールするサーバーは Windows Server 2012 R2 を使用。ドメインに参加させておく。

事前準備ウィザード

SharePoint Server 2016 のセットアップに事前に必要なモジュールのインストールやセットアップを行うためのウィザードをインターネット接続をした状態で実行します。

  1. Splashをクリックし、スプラッシュ画面起動する
    2015-08-25 22-04-29
  2. 「Install software prerequisites」をクリックする。
    2015-08-25 22-04-45
  3. [次へ]をクリックする。
    2015-08-25 22-05-00
  4. 「I accept the terms of the License Agreement(s) 」をチェックし、[次へ]をクリックする。
    2015-08-25 22-05-24
  5. インストールが始まる。
    2015-08-25 22-05-38
  6. [完了]をクリックするとシステムが再起動される。
    2015-08-25 22-19-38
  7. システム再起動後はログオンすると、自動的にプロセスが継続実行される。
    2015-08-25 22-21-10
  8. Installation Complete と表示されたら、[完了]をクリックする。
    2015-08-25 22-23-02

以上で、事前準備は完了です。ここから先はインターネット接続はなくても構いません。

SharePoint Server のセットアップ

続いて SharePoint のセットアップを行います。

  1. 再び、Splashをクリックし、スプラッシュ画面を起動する
  2. 「Install SharePoint Server」をクリックする。
    2015-08-25 22-53-53

  3. プロダクトキーとして評価用に提供されている  NQTMW-K63MQ-39G6H-B2CH9-FRDWJ を入力する。
    2015-08-25 23-23-00
  4. 「I accept the terms of this agreement」チェックボックスをオンにし、[Continue]をクリックする。
    2015-08-25 23-23-12
  5. インストール先のディレクトリを確認し、必要に応じて変更する。[Install Now] をクリックする。ちなみに、以前のバージョンまでは、ここで[完全]または[スタンドアローン]の選択画面が表示されていたが、SharePoint Server 2016 ではスタンドアロン インスト―ルはサポートされなくなったため、単純にディレクトリの指定のみとなった。
    2015-08-25 23-23-26
  6. インストールが開始される。
    2015-08-25 23-23-39
  7. インストールが終わると次は[製品構成ウィザード]の実行が必要となるが、言語パックをこのタイミングで適用しておきたいので、一旦ウィザードは終了させるため、[Run the SharePoint Products Configuration Wizard now.]チェックボックスをオフにし、[Close]をクリックする。
    2015-08-26 0-21-50
  8. Exit をクリックする。
    2015-08-26 0-22-11

言語パックのインストール

ダウンロードしておいた日本語言語パックをインストールします。

  1. 日本語言語パックのインストーラー内にある setup.exe を実行する。
    2015-08-26 0-23-49
  2. [「マイクロソフト ソフトウェア ライセンス条項」に同意します]チェックボックスをオンにし、[続行]をクリックする。
    2015-08-26 0-24-02

  3. インストールが開始される。
    2015-08-26 0-24-12

  4. インストールが完了する。続いて製品構成ウィザードを実行するために、「SharePoint 製品構成ウィザードを今すぐ実行する」チェックボックスをオンにしたまま[閉じる]をクリックする。
    2015-08-26 0-24-25

製品構成ウィザードの実行

製品構成ウィザードを実行することで、SharePoint 管理サイトなどが構築されます。

  1. 先ほどの手順の続き。Welcome to SharePoint Products が表示されたら、[Next>]をクリックする。
    2015-08-26 0-24-58

  2. 警告が表示されたら、[はい]をクリックする。
    2015-08-26 0-25-08
  3. [Create a new server farm] を選択し、[Next>]をクリックする。
    2015-08-26 0-25-22

  4. 事前準備したSQL Server のサーバーインスタンスを指定する。構成データベース名は既存の SharePoint_Config のままとする。ファームアカウントは事前に Active Dirctory上に準備している contoso\spfarm というアカウントを使用する。[Next>]をクリックする。
    2015-08-26 0-26-05
  5. パスフレーズとして任意の文字列を指定する 例)Password! など。 パスフレーズは2台目以降のSharePoint Server を追加するときに必要となる合言葉のようなものなので、2台目以降をインストールする予定があれば、覚えておく必要がある。
    2015-08-26 2-35-51
  6. サーバーロールを指定する。ここでは Single-Server Farm を選択する。※サーバーロール指定は、SharePoint 2016 の新機能であり、MinRole と呼ばれる。SharePoint 2013 などでは、サーバーロールは基盤管理者が数あるサービスから選択して、特定のサーバー上で実行する必要があり、環境によってまちまちだった。新たに導入される MinRole では、ロールを指定することで、必要なサービスが自動的に用意されるようになっている。従来通り、任意に開始するサービスを選びたい場合は、Custom を選べばよい。[Next>]をクリックする。
    2015-08-26 2-36-25

  7. サーバー全体管理サイト用のポート番号として、提示される番号を受け入れるか、任意に指定する。また認証プロトコルを指定する。[Next>]をクリックする。
    2015-08-26 2-37-11
  8. 設定内容を確認したら[Next>]をクリックする。
    2015-08-26 2-37-23
  9. 構成が開始される。
    2015-08-26 2-37-34
  10. Configuration Successful が表示されたら、構成は完了である。[Finish]をクリックする。
    2015-08-26 11-29-30
  11. サーバー全体管理サイトが表示される。
    2015-08-26 11-31-12

サーバー全体管理サイトの表示変更

日本語表示に切り替えます。この手順は SharePoint 2013 と変わらないため、詳細が分からない方は拙書などを参考にしてください。

  1. 歯車アイコンをクリックし、[Site settings]をクリックする。
    2015-08-26 11-31-21
  2. Site Administrationセクションにある Language settings をクリックする。
    2015-08-26 11-31-36
  3. Alternate Language として、Japanese を選択し、必要に応じて Overwrite Translation を Yes にする。[OK]をクリックする。
    2015-08-26 11-31-50
  4. 日本語で表示される。
    2015-08-26 11-32-01

ここまでで基本設定は完了です。

2015年8月25日 (火)

[2016年11月追記] 現在は RTM 版がリリースされているため、試用版のリンク先およびプロダクトキーは下記記事とは異なっていますので注意してください。

https://www.microsoft.com/ja-JP/download/details.aspx?id=51493 

***********************************

来年前半リリースが予定されている Microsoft SharePoint Server 2016 IT Preview がパブリックに公開されました!

マイクロソフトダウンロード センターから入手できます。

2015-08-25 12-06-05

ダウンロードは英語版ですが、日本語と、スペイン語の言語パックが同時に提供されています。

システム要件となるOSは、Windows Server 2012 R2 と Windows Server Technical Preview 2 です。その他のシステム要件は基本的に SharePoint 2013 と同様です。Technical Preview は180日間のトライアル版となっています。上記ページにも記載されていますが、プロダクトキーは NQTMW-K63MQ-39G6H-B2CH9-FRDWJ です。

関連資料は下記のリンクから公開されています。

さて、Preview の公開に併せて、Microsoft TechNet も新たに SharePoint Server 2016 Preview に関するページが追加されています。まずは基本的な情報収集はここで行うことになります。

2015-08-25 12-10-10

また、TechNetには SharePoint Server 2016 Preview 用の専用フォーラムもオープンしており、既に質疑応答が始まっています。

また、Yammer ネットワーク (SharePoint YamJamグループ) では、8月26日水曜 9:00am - 10:00 am PDT に YamJam が開催されます。YamJam って何? という方もいらっしゃると思いますが、平たく言えば、限られた時間内だけYammer 内で文字だけでやり取りする質疑応答タイムのことを言います。Microsoft社は Yammer を使って様々な分野に関して適宜 YamJam セッションを行っています。

 "To coincide with this announcement, we are hosting a YamJam on Wednesday, August 26, from 9:00am - 10:00 am PDT in the SharePoint YamJam group. You can add the YamJam to your calendar here and view the event in your time zone here. "

ということで、取り急ぎの情報共有はここまで。

私の方でもこれから検証始めます!

2015年8月13日 (木)

Internet Explorer (以下、IE) には互換モードがあります。たとえば、IE 11 を使っていた場合でも、そのページを開く場合は IE9 と同等の機能で表示するといったことが可能です。

どの互換モードを使うかは、Webサーバー側でサイト単位で設定したり、Webページに meta 要素を追加したり、HTTPヘッダーを指定したりすることで決まります。場合によっては 組織内のシステム管理者側で設定するグループポリシーの影響も受けます(参考:Group Policy and compatibility with Internet Explorer 11)。

SharePoint の場合は、マスターページに設定される meta 要素が影響します。meta 要素は次のような記述です(IE9対応モード指定の例)。

<meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="IE=9">

この記述はオンプレミスと Office 365 (SharePoint Online)とで違いがあります。さらに既定のマスターページによっても違いがあります。なお、以下に記述する内容は今後更新される可能性が高いため 2015年8月現在の状況として記載しておくことに留意してください。

[オンプレミスの SharePoint 2013 SP1 以降の状況]

オンプレミスの SharePoint Server 2013 が持つ既定のマスターページは seattle.master と oslo.master です。まず、seattle.master を見てみると下記の通り IE10 との互換性を確保するように指定されていることがわかります。

2015-08-13 10-01-26

同じく Oslo.master も確認してみると、seattle.master と同様に IE=10 となっています。

2015-08-13 10-03-42

結論としては、いずれのマスターページを使用していても IE10がターゲットになっているということです。

[Office 365 (SharePoint Online)]

続いてクラウド環境である Office 365 ではどうでしょうか? ちょっと様相が変わります。まず、seattle.master を見てみましょう。meta タグでの指定が見当たらず、その代り次の SharePoint サーバーコントロール (SharePont:IECompatibleMetaTag)が定義されています(ちなみに、このサーバーコントロールについて調べてみたのですが、現時点では何の情報も公開されおりませんので、結果から推測する挙動を推測するしかありません)。

2015-08-13 10-05-01
このマスターページを使っている SharePoint サイトのページをレンダリングしたところ、今のところ生成されたソースは以下の通り IE10 互換になっています。Oslo.master についても同様です。

2015-08-13 10-12-25

ところで、SharePoint 2013 からは HTML マスターページという新しい機能が追加されています。この機能は、発行サイトもしくは 「SharePoint Server 発行」フィーチャーをアクティブ化すると利用できます。この機能により、master ページではなく、これに関連づく HTMLファイルを使ってデザイン変更を行えるようにするというもので、これによって SharePoint Designer がなくとも、メモ帳や Dreamweaver などでも編集が手軽にできるようになったわけです。HTML側を編集すると、これに合わせて master ページを自動生成してくれるという仕組みです。

さて、この HTMLマスターページの側を確認すると、実は IE9 互換モードになっています。

2015-08-13 10-34-14

さて、挙動を確認してみましょう。HTMLマスターページ既定の seattle.master および oslo.master のいずれを指定しても、レンダリング時には既定では IE10 モードになるようです。

しかし、seattle.html もしくは oslo.html をコピーして作成した独自のマスターページを適用するとどうでしょうか。下記のように IE9 と IE10 の両方の互換モードが追加されてしまいます。結果として IE9 互換モードに引きずられます。そのため、IEに関しては、CSS3 のほとんどが利用できなくなってしまいます。

2015-08-13 10-36-39

※IE9互換モードにならないようにするには、このタグを削除してしまいたいところですが、このタグを削除すると対応する *.master が壊れてしまうというトラブルに見舞われました。SharePont:IECompatibleMetaTag サーバーコントロールが関係していそうですが、このトラブル対応は修正が厄介であるため、最善策としては削除ではなく、meta要素の属性を IE=10 や IE=Edge に変更するなどといった対応を行った方がよいようです。

[結論]

マスターページのカスタマイズは、もともと高度なものであり、極力行わずにできるだけ CSS のみで対応していきたいところですが、フッターを追加したりしたい場合は、どうしても若干の変更は必要です。また、全社向けの情報発信ポータルサイトでは見栄えが重視されるため、局所的にはカスタム作成のマスターページを使うことになります。この時、上記のような挙動を意識しておかないと、HTML5 や CSS3 対応にしていく際に、予想した結果とならないことになります。十分にご注意ください。

[参考]

Course-Banner-SiteBranding