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2026年5月23日 (土)

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エージェントビルダーで作成する宣言型エージェントのコードインタープリターは、現在一般提供(GA)されています。

エージェント ビルダー

エージェントビルダーで作成する宣言型エージェントのコードインタープリターは、現在一般提供(GA)されています。

コードインタープリターは既定ではオフです。必要に応じて有効化します。20260522_200605

できること

Pythonコードをサンドボックス環境で生成・実行し、以下の幅広いタスクに対応しています。

  • グラフ・チャートの作成
  • QRコード・ワードクラウドなどのデータ可視化
  • 合成データの生成
  • 複雑な数学の問題の解決
  • アップロードした画像の変更(白黒化、バナー追加など)
  • Word・Excel・PowerPoint・PDF などのダウンロード可能ファイルの生成

入力できるファイル形式

Word・Excel・PowerPoint・PDF・CSV/TSV・TXT/UTF8

注意事項

生成されたファイルはセッション中のみダウンロード可能であり、セッション終了後は保持されません。

ライセンス

エージェントビルダー自体はMicrosoft 365 ユーザーライセンスで利用可能ですが、チャット時点で参照できるファイルは直接アップロードするファイル、もしくは OneDrive 内のファイルに限られます。一方で、、Microsoft 365 Copilot ライセンスがあれば、SharePoint / OneDrive, Microsoft Teams, メールなどの Microsoft 365 内のコンテンツを利用できます。

Copilot Studio

Copilot Studioのコードインタープリターは現在プレビュー段階です(2026年5月時点)。コードインタープリターではモデルはGPT-4.1をサポートしてます(※エージェントビルダーでは使用しているモデルは明記されていません)。

既定では有効になっていないため必要な応じてエージェントごとに次のように [設定] → [生成 AI] → [ファイルの処理能力] → [コードインタープリター] トグルをオンにすることで有効化できます。

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できること

構造化データファイルを対象とした分析に特化しています。

  • 統計分析・集計
  • テーブルの結合・比較
  • 予測・フォーキャスト
  • グラフ・チャートの生成

対応ファイル形式

CSV・Excel(1ファイルあたり最大16MB、最大10ファイル)

入力方法

以下の2通りの方法でファイルを渡せます。

  • チャット経由:ユーザーが会話中にファイルをアップロードして使用する
  • SharePoint ナレッジソース経由:SharePoint のドキュメントライブラリをナレッジソースとして登録し、エージェントが参照する

なお、SharePoint 上の CSV・Excel ファイルをナレッジソースとして扱う機能は 2026年5月31日より利用可能になる予定です。正式リリース後は公式ドキュメントにてご確認ください。

注意事項

生成されたファイルはセッション中のみダウンロード可能です

ライセンス

Copilot Studio ライセンス(Copilot クレジット消費)が必要です。コードインタープリターはクレジット消費量の大きい「プレミアム」カテゴリ(高度な推論モデル使用)に分類されているためです。

ただし、Microsoft 365 Copilot ユーザーライセンスを持つユーザーが対象の場合は、Microsoft 365 Copilot ユーザーライセンスのフェアユース制限の範囲内で利用できます。

2つのコードインタープリターの比較

まとめです。

 
比較軸 エージェントビルダー Copilot Studio
提供状況 一般提供(GA) プレビュー
有効化方法 [構成]→[ドキュメント、グラフ、コードの作成] [設定]→[コードインタープリター]
主な用途 汎用(分析・生成・画像編集・数学など) 構造化データの分析に特化
入力ファイル形式 Word・Excel・PowerPoint・PDF・CSV/TSV・TXT/UTF8 CSV・Excel
入力の受け取り方 チャットでアップロード チャットでアップロード または SharePoint ナレッジソース
出力できるもの グラフ・Word・Excel・PowerPoint・PDF・QRコード・加工画像 グラフ・チャート(分析結果の可視化中心)
生成ファイルの永続性 セッション中のみ セッション中のみ
ライセンス M365 Copilot ユーザーライセンスに含まれる Copilot Studio ライセンス(M365 Copilot ユーザーはフェアユース範囲内で利用可)
参考 Microsoft 365 Copilot の宣言型エージェントのコード インタープリター機能 | Microsoft Learn Use code interpreter to analyze structured data (preview) - Microsoft Copilot Studio | Microsoft Learn
2026年5月18日 (月)

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2025年9月に発表された SharePoint のナレッジ エージェントは、2026年の3月3日の発表で AI in SharePoint になるということで大幅にアップデートされたわけですが、さらにまた名称が変わるとのこと。先日、「AI in SharePoint」についての記事を書いたばかりだったのですが。。。

SharePoint Technical Notes : SharePoint ナレッジ エージェントからAI in SharePointへ

次の新しい名称は "Copilot in SharePoint" です。しかも AI in SharePoint では Claude ベースだったのですが、また GPTベースに戻るそうで使われるのは GPT-5.4 Reasoning です。こうなると、主要モデルが変わるので、名称変更をしたともとれますね。なお、Copilot in SharePointにはモデルセレクターは提供されないため、ユーザーがどのモデルを使うのかを選択することはできません。

リリース時期 名称 ベースとなるモデル
2025年9月 SharePoint ナレッジエージェント GPT

2026年3月

AI in SharePoint  Claude 
(フォールバックで GPTもサポート)

2026年6月

Copilot in SharePoint GPT-5.4 Reasoning
※プレビューのロールアウト時点

ちなみに、SharePoint のコマンドバーもこれまで "AI" メニューだったのがすでに "Copilot" に変更されています。

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フロートボタンも文書アイコンのようなキラキラした感じだったのが、Copilot アイコンに変わっています。

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オプトアウト プレビュー

さて、この新しくなった名称の Copilot in SharePoint は6月中旬より順次、オプトアウト プレビューとしてロールアウトされます。つまり、既定でプレビューに参加している状態でのロールアウト開始で必要があれば、不参加にできるというとです。これまではオプトインとしてのロールアウトで、必要があればPowerShellを使って機能を利用できるように設定する必要がありましたが、既定でオンの状態になるわけです。また現在、すでにオプトインしている場合は、追加操作は不要です。

むろん、ユーザーにはMicrosoft 365 Copilot Premium ライセンスは必要です。

このアップデートにより、既定で SharePoint サイト、ページ、ライブラリ、リストおよびチャットにわたり幅広くAIの機能を利用できるようになり、ユーザーは自然言語を用いてコンテンツの作成、編集、維持を行えるようになります。

オプトインやオプトアウトの制御

Copilot in SharePoint のオプトインやオプトアウトの制御は PowerShellコマンドで行います。

Get started with AI in SharePoint (preview) - SharePoint in Microsoft 365 | Microsoft Learn

2026年5月 4日 (月)

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2025年9月に発表された SharePoint のナレッジエージェントですが、2026年3月3日付で新たに「AI in SharePoint」へと名称が変わり機能面でも大幅にアップデートされました。ちなみに、2026年4月30日時点ではこの機能はパブリックプレビューです。

これまではSharePoint 上の情報を AI を使って探したりメタデータを付与しながら整理するといったところに焦点が当たっていました。しかしAI in SharePoint では様々なタスクも実行できるようになっています。つまり、これまでのように既存コンテンツをAIで整理するだけでなく、新たにコンテンツを基盤から作成できます。

この記事では新たに追加された機能を2026年4月30日時点のパブリックプレビューをベースにまとめています。一部、イメージしやすいようにデモしているビデオを適宜追加し、公式に公開されている情報を日本語で少しまとめたりしてみました。ビデオは取り急ぎ撮影したものなので、ほとんど手間をかけていませんが、実際の操作感が伝われば十分かなと思っています。

利用条件

従来のSharePoint のナレッジエージェントの利用条件は、Microsoft 365 Copilot (Premium) ライセンスがユーザーに付与されていることと、テナントまたはサイト単位でのナレッジエージェントのオプトインを行うことでした。オプトインは組織の管理者がPowerShellを使って行います。当時の基盤モデルはGPTでした。

今回、新しくなった AI in SharePoint はすでにナレッジエージェントをオプトインしていれば、そのままの状態で新しい機能が使えるようになります。ただし、新機能は基盤モデルが Anthropic の Claude がベースとなるため、組織テナントで Anthropic をサブプロセッサーとして許可しておく必要があります。2026年3月末までのアップデートで何もしなければ既定で Anthropic はオンになるため、必要に応じて、Ai in SharePoint のオプトインをナレッジ エージェントと同様に PowerShellコマンドで有効にする必要があります。

なお、Anthropic をサブプロセッサーとして許可しない場合は、従来のナレッジエージェントと同様に GPT ベースで動作します。ただし、一部の機能は使えなくなります。

詳しい手順等については次のMicrosoft Learn の記事を参照してください。

SharePoint での AI の概要 (プレビュー) - SharePoint in Microsoft 365 | Microsoft Learn

AI in SharePoint で提供される機能

AI in SharePoint で提供される新しい機能は次の通りであり、ほとんどがAIとの対話で対応できます。つまり人間の代わりに操作を行ってくれます。

  • サイト作成
  • リスト/ライブラリ
    • リスト/ライブラリの作成・更新・削除
    • 列の追加・変更・削除
    • リストアイテムの作成・更新・削除
    • 削除したリストの復元
  • ビュー・書式設定
    • ビューのフィルター・並べ替え・グループ化のプレビューと適用
    • 列の書式設定
    • ビューの書式設定
  • 自動化・ルール
    • クイックステップの管理
    • 承認ワークフロー
    • 承認の有効・無効化
    • 承認リクエストの作成・確認・承認/却下
  • フォーム
    • リスト用のカスタムフォームの作成
  • ページ
    • ページの作成・編集・コピー
    • ニュース投稿の作成
  • 構造ドキュメントの生成
  • スキルによるAI拡張
  • その他
    • 組織図・人物情報の検索
    • バージョン履歴の確認

従来のナレッジエージェントから引き続き利用できる機能は次の通りです。

  • ページの要約
  • サイト・リスト・ライブラリ内のコンテンツに対する質問
  • ファイルの要約・比較・分析
  • 組織内のファイルやドキュメントの検索
  • 自動化・ルール
    • メール通知のルール作成・更新・削除
  • サイトの改善
    • アクティビティの少ないページの廃止
    • コンテンツギャップの検出 (検索キーワードの情報などをもとに、ユーザーが必要とするコンテンツが充足しているかを確認)
    • リンク切れの修正

ドキュメント ライブラリの作成および編集

ドキュメントライブラリを AI を使って作成および編集できるようになりました。列の追加や編集、ビューの追加、ルールの追加なども可能です。特に列に関しては日本語で列名を指定しても内部列名を適切な英語に変えてくれます。むろん、自分で決めた英語表記がよければそれを支持すればその通りに列を作成してくれます。ライブラリの場合は後述の「オートフィル列」を作成してくれるため、列の値はドキュメント内の情報を利用することができます。

操作ビデオを公開していますが、長めなのでお手すきのときにどうぞ。

リストの作成および編集

リストの作成もAIとのやり取りで行えます。またアイテムの追加や修正、削除なども対話を通じて操作できます。

オートフィル列の利用

オートフィル列はナレッジエージェントから引き続き利用できます。ちなみに、Microsoft 365 Copilot のライセンスがなくても、Microsoft 従量課金を設定しておけばオートフィルの機能は利用できます。これは SharePoint Premium (旧 Microsoft Syntex)時代からある機能であるためです。Microsoft 365 Copilot ユーザーは従量課金の設定をしなくても使えるということですね。ただ、パブリックプレビューの段階ではあるため、詳細な価格体系などは未定です。

ページやニュース投稿の記事の編集

ページやニュース投稿を対話しながらAIが記事を書きます。下書きの作成をしてもらい、その内容を適宜指示しながら校正していきます。たとえば、次のようなやり取りが可能です。

  • 書きたい内容の概要などをざっと書いて下書きを作成してもらう
  • 文章の置き換えを指示する
  • 箇条書きできなく、文章として読みやすく改善してもらう
  • 表にまとめる/表の行列の入れ替え/表の分割などをしてもらう
  • 文章の整合性のチェックしてもらう

ただし、ページ編集時にはAIはWork IQ を使って社内にある情報は参照するものの、インターネット経由などで情報を広範囲からは取得できません。そのため必要があればあらかじめ Researcher などで下調べして資料をWordやPDFなどにまとめておき、OneDrive などに格納しておくことをお勧めします。なお対話画面では OneDriveや SharePoint に格納されているファイルを参照させて、その内容をもとに記事を書くよう指示できます。

他にも注意事項がいくつかあり、ひとの手で調整する必要がある部分もあります。例えば次のことはできません

  • ローカルファイルのアップロードはできない
  • 画像の生成はできない
  • 特定の画像を挿入することはできない

ちなみに、現時点で参照できるファイルの種類は次の通りです。

  • Word
  • Excel
  • PowerPoint
  • PDF

操作している様子をビデオでご紹介しています。ご参考まで。

サイト作成

自然言語を使って「どんなことがしたいのか」を対話していくことでサイトを作成できるようになりました。内容に応じてページ、リスト、ライブラリなどの構造も提案してくれます。生成プランを確認したうえで承認するとサイトが作成されます。

なお、サイト作成は最大30分かかります。進行中はブラウザーは閉じないようにします。

新しい SharePoint のUXでは、ビルドメニューにプロンプトが用意されており、サイトの目的を記載します。

AI in SharePoint を使ったサイト作成の様子は次の通りです。

構造ドキュメントの生成

定型文書となっているWord ファイルを読み込ませてライブラリのフォームを作成できます。ユーザーはフォームに必要情報を入力して送信するとその内容が流し込まれたWordファイルまたはPDFファイルがライブラリ内に作成されます。

フォーム内の各フィールドはWord内のフィールドと連携しますが、SharePointリストとも連携できます。この辺は SharePoint Syntex 時代のコンテンツアセンブリと同じようなコンセプトですね。

なお、2026年4月時点では、元となるWordファイルは英語でないとうまく認識してくれないことが多く、フォーム作成後にWordテンプレートを修正したくてもエラーになってしまいます。日本語での実用的な利用は少し先になりそうです。

どんな使い方ができるかはエラーの起きない範囲でデモを作成しているので参照してください。

SharePoint のAIに教える

SharePoint の AI 機能はパブリック プレビューに数千の組織が参加しているそうですが、このプレビュー期間を通じてMicrosoftに寄せられたフィードバックで特に多かったのは、AI が組織の「仕事の進め方」をより深く理解できるようにすることでした。

つまりサイトごとの規範や手順、プロセス、そして好まれるコンテンツの形式や表現にもっと寄り添ってほしい、ということです。

2026年4月下旬に開催されたMicrosoft 365 Community Conference では、この要望に応える新しい取り組みとして、SharePoint の AI に「何を知っておくべきか」「どう振る舞うべきか」「何を作るべきか」を教えられるようになることをMicrosoftは発表しました。

  • What to Know(覚えさせる)
    サイト固有のルール・好み・禁止事項を AI に記憶させ、同じサイトの全ユーザーに共有されるコンテキストとして使える。
  • How to Act(スキル)
    チームの業務プロセスを “再利用可能なスキル” として保存し、誰でも同じ手順で同じ成果物を作れるようにする。
  • What to Produce(生成物)
    Word / PowerPoint / Excel / レポート / ダッシュボードなど、実際の成果物を SharePoint 内で直接生成できる。

What to Know(覚えさせる)

What to Know は、サイト内で守るべきルールや好みを AI に「共有ルール」として覚えさせるための仕組みです。たとえばチャットで「Remember that our team color is purple」のように伝えると、その内容がサイトレベルで保存され、同じサイトで他のメンバーが AI を使うときにも自動的に適用されます。色の優先度、禁止表現、文体ルールなどをあらかじめ記憶させておくことで、誰が依頼してもサイトの方針に沿った回答や生成結果を得やすくなります。なお、この記憶は Agent Assets ライブラリにある Markdown ファイルとして保存されます。

How to Act(スキル)

How to Act(スキル)は、チームの業務プロセスを AI に保存して、何度でも同じやり方で再現させるための仕組みです。スキルはサイトに紐づく Markdown ファイルとして保存され、同じサイトのメンバーなら誰でも呼び出せるため、チームの作業手順や成果物の作り方を「標準化」しやすくなります。

これは単なるプロンプトの保存ではなく、SharePoint サイトに紐づく “AI の業務知識” を積み上げていく考え方です。つまりスキルは「複数ステップの業務プロセス」を AI に覚えさせ、同じ品質で繰り返し実行できるようにすることで、チーム全員が同じ手順で同じレベルの成果物を作れる状態を目指します。

スキルはチャットから作成でき、コードは不要です。プロンプトで「このサイトで使う専門的な機能」を定義すると、AI がスキル用の Markdown を自動生成してそのサイトの Agent Assets ライブラリに保存します。

  • 四半期レポート生成(財務チーム):サイトに保存されたデータを読み取り、四半期レポートの構造に沿って Word / PowerPoint / Excel などの成果物を一定の形式で生成する。
  • 過去の提案書から新しい提案書を作る(営業チーム):過去の提案書を参照し、章立てを固定したうえで製品情報や価格表を差し込み、新人でも「チーム標準の提案書」を作れるようにする。

  • プロジェクトトラッカーの標準化(PM チーム):必要な列や列の型、選択肢の値、必須項目をスキルとして定義し、「プロジェクトトラッカー作って」で毎回同じリストを生成できるようにする。
  • 情報アーキテクチャに基づくファイル整理(コンテンツ管理):メタデータ付与、ファイル名の標準化、適切なフォルダへの移動までをスキル化し、「情報アーキテクチャを AI に実装する」という使い方につなげる。

What to Produce(生成物)

What to Produce(生成物)は、SharePoint から直接、Word / Excel / PowerPoint をはじめ、レポートや可視化、インタラクティブな要約といった「実際の成果物」を生成できるようにする考え方です。さらに、生成した成果物の“作り方”自体をスキルとして保存しておけば、毎回同じ構造・同じ品質の成果物を繰り返し再現できます。

  • 「週次レポートを作って」→ 生成 → スキル化 → 毎週同じ形式で出力
  • 「過去の提案書を元に新しい提案書を作って」→ 参照元と構造を固定して、チーム標準の提案書を効率よく生成

SharePoint の AI をスキルで拡張するための具体的な手法に関しては次の資料を参照してください。

2026年4月 3日 (金)

Microsoft 365 アーカイブ機能はストレージコストを低減するためのアプローチの一つです。

利用頻度が著しく下がった SharePoint サイトは、そのまま放置しておくとストレージコストが増大していくだけです。そこで、使わないのであれば、削除するという選択肢もあるわけですが、何らかの理由で削除まではできない場合もあります。そこで利用したい機能がアーカイブです。

基本的には SharePoint のテナントレベルの管理者がサイト単位でアーカイブできるようになっています。アーカイブされたサイトのコンテンツは再アクティブ化されるまで内容を表示することはできなくなります。アーカイブされたサイトのコンテンツの検索は可能ですが、検索結果をクリックしても内容が表示されることはありません。Copilot からも参照はできなくなるため、古くて間違った情報を参照させないように制御するのにも利用できます。

なお、OneDrive (Business) は対象外です。

アーカイブしたサイトのコンテンツにアクセスするには再アクティブ化が必要ですが、過去7日以内にアーカイブされたサイトはすぐに再アクティブ化できます。7日を超えている場合は、再アクティブ化に最大24時間かかることがあります。また再アクティブ化後は4か月経過しないと再アーカイブはできません。

[アーカイブ] SharePoint 管理センターの「アクティブなサイト」から操作する

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[再アクティブ化] アーカイブされたサイトの再アクティブ化は SharePoint 管理センターの「アーカイブされたサイト」から行います。

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ファイルレベルのアーカイブ

2026年3月末から新機能としてファイル レベルのアーカイブはサイトのユーザーがアーカイブをファイル単位で行えるようになっています。現在、パブリック プレビューです。

料金

アーカイブストレージにかかる料金は、アーカイブされたストレージ容量と SharePoint の現在利用されているストレージ容量とが、テナントでプールされている容量制限を超えた場合にのみ課金されることになります。

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テナントの既存プール容量を超えなければ課金されることはありません。2025年3月までは再アクティブ化時に課金されていましたが、2025年の3月末以降はこの課金の仕組みは撤廃されています。

料金の詳細は下記のリンク先を参照してください。

Microsoft 365 のドキュメント処理の従量課金制の価格 | Microsoft Learn

設定

Microsoft 365 アーカイブはすでに説明した通り従量課金制であり、これを利用するにはテナントに対して Azure のサブスクリプションの紐づけが必要です。

ファイル レベルのアーカイブを行う場合は、テナントレベルでこの機能をアクティブ化する必要があります。これには SharePoint 管理シェル(16.0.26714.12000以降)を使用します。

Set-SPOTenant -AllowFileArchive $true

詳細は次のリンク先を参照してください。

Microsoft 365 アーカイブを管理する - Microsoft 365 Archive | Microsoft Learn

2026年3月29日 (日)

OneDrive および SharePoint 内の SharePoint ワンタイム パスコードに(SPO OTP)認証が2026年7月に廃止されます。

2026年5月から、外部共有の招待と認証は SPO OTPではなく、Microsoft Entra B2B を使うようになります。

🎓SharePoint ワンタイム パスコード認証とは?

SharePoint のワンタイム パスコード認証に関しては下記の記事に詳しく書いていますが、簡単に整理するとこれまではMicrosoft 365 アカウントや Microsoft アカウントを持たない社外のユーザーに SharePoint のコンテンツを共有する際に、これまでは SharePoint 独自のワンタイム パスコード認証を使ってきていました。このワンタイム パスコード認証では Microsoft Entra ID にゲストアウントを作ることなく認証できるというものです。

しかし、今後は Microsoft Entra ID の B2B統合が自動的に有効になり、Microsoft 365 アカウントや Microsoft アカウントを持たない社外のユーザーに対しても必ず Entra ID にゲストアウントを自動生成できるようになります。ゲストアウンとがあれば、ゲストアカウントのライフサイクル管理が可能になるだけでなく、条件付きアクセスポリシーによるコントロールなどもできるようになります。

これによってEntra B2B でのゲストアカウントが利用できるようになります。現在、B2B統合は SharePoint の eSignature や社外との秘密度ラベルで暗号化したドキュメントのやり取りなどで必須の設定であり、これを明示的に行わなくてもよくなるのは朗報だといえそうです。

🎓SharePoint ワンタ

EnableAzureADB2BIntegration 設定の今後

これまでMicrosoft Entra ID とB2B統合を行うには SharePoint 管理シェルコマンドを使ってテナントのEnableAzureADB2BIntegration オプションを有効化する必要がありました。しかし、B2B統合は自動的に行われることになるため、この設定自体が無効になります。逆に、従来のようにこのオプションを無効化することもできなくなります。

⚠️外部ユーザーへの影響

すでに Entra B2B ゲストアカウントを持っている場合は特に変更はありません。

テナントに更新が適用された後

Entra B2Bゲストアカウントを持っていない外部ユーザーは、特定のユーザーと共有されるリンクは、Entra B2B Invitation Manager 経由でゲストアカウントが自動的に作成されます。認証は Entra B2B を使います(メールのOTPが有効になっている場合)。

テナントに更新が適用される前

2026年7月まで SharePoint の OTP認証は引き続き利用できます。ただし、2026年7月を過ぎると、これらの対象となるユーザーは B2B ゲストアカウントの照合ができるようになるまでアクセスが拒否されることになります。

🛠️管理者としての準備

2026年7月から、SharePoint のOTPを利用する古いリンクを使っている際に外部の共同作業を行うユーザーはアクセスが拒否される可能性があることをユーザーに通知します。

組織がEntra 経由でのEmail OTP認証を利用するのであれば、Entra External ID 設定のEmail OTP認証を無効化しないようにします。

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外部共有ポリシーを見直すだけでなく、SharePoint および Entra 管理センター内のゲストへの条件付きアクセス設定を確認しておきます。

ゲストアカウントを持たない外部の共同作業者は外部共有レポートを通じて特定できます。アクセスを維持するために、事前にゲストアカウントを作成する対応も考慮しておきましょう。

⏱タイムライン

改めてタイムラインをまとめておきましょう。

2026年5月

新たに外部共有する際の招待および認証は Entra B2B に移行します。以前の SharePoint のOTPを使った認証を利用していたユーザーはB2Bゲストアカウントがなくても、引き続き特定のユーザーとの共有リンクを利用できます。

2026年7月

SharePoint のOTP認証の廃止が開始されます。ゲストアカウントがない場合は、以前の特定のユーザーとの共有リンクに基づくアクセスは拒否されます。

外部ユーザーに再びアクセスさせるには、Entra B2Bにゲストアカウントを作成する必要があり、またファイル/フォルダー/サイトの共有リンクの再作成が必要です。

2026年8月31日

廃止完了見込みです。

参考