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2026年5月19日 (火)

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Copilot Studio の前身は Power Virtual Agents ですが、Dataverse for Teams をベースにチャットボットを開発するためのツールとして Power Virtual Agents for Teams がありました。Power Virtual Agents のWeb版がフル機能版ですが、こちらはライセンスを購入するとなると当時はかなり高額でした。しかし、Power Virtual Agents for Teams であれば、Dataverse for Teams を利用するためTeams 内での利用に限定されたり、その他にも利用できる機能はWeb版と比較するとかなり制限されるものの、追加費用をかけることなくボットが作成できるため重宝していたのです。

このアップデート版が Copilot Studio app in Microsoft Teams です。 ただ、Copilot StudioのWeb版とは異なり生成AIを組み込んだ利用はできず、トピックベースのクラシックなエージェントしか作成できません

さて、この Teams 内の Copilot Studio アプリでのクラシックエージェント作成機能が2026年6月30日以降は、Copilot Studio の Webアプリ版へと移管されます。エージェント作成自体は Copilot Studio のWebアプリ版へ一本化するということになります。

Microsoft 365 エンタープライズライセンス (E1, E3, E5, F1) といった Power Virtual Agents for Office 365 ライセンス(Copilot Studio in Teams ツール)の利用権を持っている組織はこれに注意する必要があります。

なお、すでに Copilot Studio のライセンスを持っているか、Microsoft 365 Copilot Premium のライセンスを持っていると内包される Copilot Studio の利用権を持っている場合は、Copilot Studio for Webで生成AI機能を組み込めるエージェントが作れます。

ただ、こうしたライセンスを持っていなくても利用できたのが Copilot Studio in Teams アプリです。引き続き Teams 内の Copilot Studio アプリでクラシックエージェントを作成しようとすると Web版へリダイレクトされますが、作成できるエージェントはあくまでもクラシックエージェントであり、エージェントはこれまでと同じく Dataverse for Teams 環境に作られるということです。そのため、Web版から利用できるとはいえ、Copilot Studio のフルバージョンと比較すると生成AIを組み込むといったいくつかの機能は従来通り制限されます。作成したエージェントの利用範囲もこれまで通りそのチーム内に限定されます。

📅時期

Webアプリ エクスペリエンスが利用可能になるのは、2026年4月上旬からであり、現在すでに利用できます。

Teams 内の Copilot Studio アプリからクラシックエージェントを作成する機能は 2026年6月30日をもって廃止されます。このアップデートは既定で有効になり、廃止後は無効化やオプトアウトはできません。

廃止後について

2026年6月30日以降は、Teams アプリ内からクラシックスタイルのエージェンは作成できなくなります。Teams アプリ内でエージェントを作成しようとすると、Copilot Studio のWeb版に自動的にリダイレクトされます。

既存のエージェントは、引き続き Dataverse for Teams 環境にあり、特に中断されることなく利用を続けられます。つまりエージェントの移行などの作業は不要です。

2026年2月28日 (土)

Microsoft Teams アプリでメッセージ送信する際に、日本語だと漢字変換などしてから確定する際に Enter キーを押下しますが、この際に中途半端な文面のまま誤送信してしまうことは少なくありません。

そんな中、 Microsoft Teams アプリの新しいアップデートでは Enter キーで送信する既定の機能を変更し、改行扱いにできるオプションが登場しました。

この設定は Microsoft Teams アプリの「設定」>「チャットとチャネル」にあります。

"メッセージを書き込むときは、Enterキーを押して" 設定で、「新しい行を開始します」を選択しましょう。この場合、キーボードから送信する際には Ctrl + Enter に変更されます。

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この設定はユーザーごとで、デバイス間でローミングされるようになっており、管理者の設定は不要。デスクトップ版および Web版のTeams で設定できます。

この機能のロールアウトは対象リリースおよびGAで 2026年2月中旬~2月末となっていて、私の手元の環境でこの機能がロールアウトされてきたのを確認できたのが、本日 2026年2月28日です。

2月末ぎりぎりですね😊

2026年2月 4日 (水)

Microsoft Teams のライブイベント機能とこれに関係する Graph API2026年6月30日に廃止されます。

Retiring Teams live events: The next chapter for events at scale in Microsoft Teams | Microsoft Community Hub

ライブイベントから推奨される移行先は Teams のタウンホールです。今回のライブイベントの廃止を受け、Microsoftはタウンホールへ注力していくことになるそうです。

今後の予定

  • 2026年6月30日にTeams Live Events および関連する Microsoft Graph API の廃止
  • 2027年2月28日までは既存のライブイベントの機能がサポートされます。
  • 2026年2月2日からは2026年6月30日以降に予定するライブイベントを作成できなくなります
  • 2026年2月2日からはDynamics 365 経由でのスケジュールに関しても、2026年6月30日以降に予定するライブイベントは作成できなくなります。
  • onlineMeetingGraph リソース内の isBroadcast プロパティは 2026年6月30日までの利用可能な状態で残ります。

現在、すでに、Microsoft Teams でライブイベントを作成しようとするとタウンホールを使うよう促されます(うっかり目立つ方のボタンを押すと、タウンホールが作られるように誘導される😊)。

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2026年1月15日 (木)

Microsoft Teams 会議に参加しているユーザーが自分の表示名を変更する機能が2025年にリリースされました。Microsoft 365 Roadmapに ID 122934 として公開されています。現在ラウンチ済みです。20260115_130605

機能

Teams デスクトップおよびWebアプリで利用可能で、会議中に自分の表示名を編集できます。ただし、変更はその会議の間だけ有効でプロファイルカードなどの情報は更新されることはありません。

対象は組織のアカウントおよびゲストのアカウントも含みます。

なお、表示名を変更した参加者には表示名の横に "Edited(編集済み)" というラベルがつきます。

設定 

資料を見るとこの機能は Microsoft Teams 管理センターから会議のポリシーで有効化したうえで、各会議のオプションで有効化することで利用できるとあります。しかし、当該する項目はTeams管理センターの会議ポリシーには見当たりません。対象リリーステナントもそうでないテナントも複数確認しましたが、どうにも見当たらない。

ならば PowerShellで設定してみるか? ということで、会議ポリシー(Globalで確認)みます。次のコマンドを実行しました。

Get-CsTeamsMeetingPolicy | fl *

Global ポリシーに関連しそうなプロパティとして ParticipantNameChangeが見つかりました。ただし、値は Disabled で無効化されています。

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そこで次のコマンドを実行し Enabled に変更し有効化します。

#Enabled に変更
Set-CsTeamsMeetingPolicy -Identity Global -ParticipantNameChange Enabled

#変更の確認
Get-CsTeamsMeetingPolicy | fl *

この設定により無事に Enabled に値が変わったことが確認できます。

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ちなみに、会議ポリシーの変更が実際に反映されるまで時間がかかる可能性もあります。

Teams 会議のオプション変更

会議のオプションを確認してみると、次のように参加状況セクションに「ユーザーに表示名の編集を許可する」オプションが追加されていることがわかります。既定ではオフとなっているため、必要に応じてオンにします。

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表示名を変更する

Teams 会議に参加しているユーザーは、参加者ウィンドウから自分の名前を変更できるようになります。会議のポップアップにもその旨が表示されます。20260114_213514

実際に変更してみましょう。20260115_180418

編集したあとは "編集済み" と表示されることがわかります。

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2025年8月11日 (月)

プライベートチャネルの機能強化が行われるに伴い、2025年9月下旬から2025年12月末にかけてワールドワイドのクラウドに対しプライベートチャネルの移行が計画されています。

New enhancements in Private Channels in Microsoft Teams unlock their full potential | Microsoft Community Hub

今後の変更点

成長する利用状況をサポートしコンプライアンス管理を単純にするために、プラウベートチャネルはグループのメールボックスを使うようになります。これまではメッセージは個々のユーザーのメールボックスに格納されていました。

Photo制限の緩和

次の機能の制限が緩和されます。

機能 現在 今後
チームあたりの最大プライベートチャネル数 30 1000
プライベートチャネルあたりの最大メンバー数 250 5000
会議のスケジュール × サポートされる
簡単化したコンプライアンス ユーザーレベル グループレベル

プライベートチャネルがグループペースのストレージと整合性をとるために、コンプライアンスポリシー(保持ポリシー、訴訟ホールド、DLP, 電子情報開示) がチームレベル(Microsoft 365 グループ)で適用できるようになります。

それぞれのチャネルごとに別々に適用する必要があったポリシーをチームのグループに一括適用できます。

そのためプライベートチャネルが移行される前に、プライベートチャネルに適用してきたポリシーがチームのグループポリシーに適用されるようになることを確認しておくことが重要です。ユーザーメールボックスに適用されている既存のポリシーは適用され続けますが、移行後は新しいプライベートチャネルのデータはグループメールボックスのポリシーで統制されることになります。

移行期間 (Migration)

移行期間において、プライベートチャネルのデータはユーザーのメールボックスから徐々にチームのグループメールボックスへと移動されます。マイグレーション期間中でもプライベートチャネルは利用は可能です。各テナントでマイグレートションのタイミングは異なります。

進捗を確認するには新しいPowerShellコマンドが利用できるようになっており、マイグレーションが始まっているのかもしくは完了しているのかを確認できます。

最新情報は、冒頭で共有したTech Community ブログに追記されていくそうです。