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2017年4月19日 (水)

HTML5 では Web Speech API が利用できるようになっています。といっても、まだ正式勧告されているわけではないため実験段階といえ、Webブラウザーごとにサポート状況は異なります。

勉強がてら SharePoint 上に Web Speech API を組み込んで遊んでみましょう!  使うのは次の APIと参考情報。

手軽に音声認識や合成音声が楽しめます。組み込んでみた画面は以下の通りです。

ちなみに、動画で使っているサンプルコードは下記に公開しておきます(WebSpeechAPISample.txt ファイル)。

任意の Wiki ページなどにスクリプト エディタ Web パーツを追加し、このパーツ内にサンプルコードの内容を貼り付けるだけで利用できます。もちろん、ご利用は自己責任でお願いします。利用するWeb ブラウザーは一番良いのは Chrome ですが、Microsoft Edge (ただし、Windows 10 Anniversary Update 以降) でも合成音声のみ楽しめます。

ちなみに、CodePen の方ではちょこちょこ機能を追加しているので、そちらもどうぞ。

See the Pen 音声認識と合成音声 by Ai Hirano (@AiHirano) on CodePen.

 もう少し、実装が進んでくれば、いろいろと機能を組み合わせて利用できそうなんですけど、今のところ、実験までといったところですね。

2017年3月24日 (金)

SharePoint のカスタマイズについて、いつも思っていることがあるので、たまにはブログに書いておこうと思います。

私自身、SharePoint のカスタマイズを依頼された開発者の方などからの技術フォローを行ったりしていますが、「そんなカスタマイズ、ほんとうに必要かしら? 」と思うことが多いです。

まず、「使わせたくないから非表示にしたい」というケース。例えば次のようなことです。

  • SharePoint 2013 だと画面上部のスイートバー部分に表示される「ニュースフィード」「サイト」「OneDrive」へのリンクを非表示にしたい。
  • そもそもスイートバーを非表示にしたい
  • 使わないリボンメニューを非表示にしたい
  • [サイト コンテンツ]へのリンクを非表示にしたい
  • [サイト コンテンツ]へのリンクが非表示にできないので、リストやライブラリを非表示設定してしまいたい(閲覧権限は付与しておくけど) など

これらはSharePoint 上で行いたい業務を確実に妨げるから非表示にしたいというのではなく、「ユーザーに余計なことをさせたくない」「サポートを増やしたくない」「手順書を用意するのが大変」といった本質とは少し違った部分に理由があります。実は建設的な理由でないことが多いように思います。

基本的には私は「使わないのであれば、使わなければいいじゃない。間違ってクリックしても他に影響がなければ、問題ないし、そこは自己責任で」という考えています。ちなみに、[スイートバー] (SharePointサイトの上部の青い帯だったり黒い帯になっている部分)はカスタマイズはMicrosoftのドキュメント内でも非推奨です。[サイト コンテンツ]へのリンクが簡単に非表示になるような設定はありません(アクセス権限で「制限付き閲覧」にすれば非表示になりますが、リストやライブラリにアクセスできなくなります。あとはマスターページを修正して、、、とかですが、マスターページの修正を良しとしない組織もありますし)。

とはいえ、日本の文化ではユーザーが迷わないように手取り足取り丁寧にフォローするのが当たり前になっているので、どうしてもこうした依頼があると避けられないという方も多いのでそれは理解しています。しかし、開発者の方も「できるかどうか」の観点で請け負ってしまいがちで、その開発はコストをかけてまでやるべきことなのか、という原点にまずは立ち返ってほしいと感じています。ユーザーにとってもっと有益になる開発やカスタマイズの提案などに時間を割いてほしいなぁと。

SharePoint は「手になじむほど」カスタマイズするのはあまり適した使い方ではありません。ビジネスのスピードが非常に速い昨今、「手っ取り早くすぐに使えるものを使って情報共有を推進しよう」というのが基本スタンスであり、手になじむほどのカスタマイズするだけの、時間とコストをかけすぎることはあまり重要ではないのではないでしょうか? そう考えると、SharePoint は情報共有のためのパッケージ製品であり、すぐに使えるところに意味があります。もっとも、開発の拡張性はあるので、標準機能を踏まえたうえで、もっとビジネスニーズにあった使い方ができるようにコストをかけてカスタマイズや機能拡張していくのは意味のあることです。

しかし、本質的に達成したいことは「非表示」設定にしたい理由が別であることも多いのです。これを言っては「たられば」なのですが、サポート負荷が高まることを懸念して、こうしたカスタマイズに要求になることも多いことを考えると、そろそろユーザーのITリテラシーも組織として責任をもって向上させていく必要があるでしょう。また、IT部門やサポート部門も「ユーザーへのおもてなし」の負荷が増大していて疲弊しているように思え、もっとビジネス ユーザーが自立して利活用できるように促すべきではないかと考えています。うちもそうですが、専門で研修を行っているところもありますから、そういうところをうまく利用していただければ、ビジネス ユーザーの方のスキルアップは支援できます。

。。。と少し話がそれましたが、カスタマイズの要望の中には、本質的に達成すべき話とユーザーサポートの負荷のリスクヘッジ の話とが混ざり曖昧になってしまい、それによって開発期間が延びたりコストが上がったり、あまり意味のある開発と思えない要求に対応することで開発者が疲弊したりと、そういう現状もあることを知っていただければなと思います。

なんだか、読み返すと、だらだらですね。まぁ、たまにはこんな記事もということで。

2017年2月15日 (水)

弊社オフィスアイが提供している SharePoint を中心とした利活用のための会員制ナレッジポータル「オフィスアイ ラーニング ポータル」ですが、2017年4月より大幅にリニューアルします。

価格体系も見直し、ご利用いただきやすくなっております。弊社のオープンコースと組み合わせていただくと、継続した学習が可能になります。また新たな取り組みとしてオンライン セミナーも開催いたします。この機会にぜひご利用をご検討くださいませ。

 

2016年2月 1日 (月)

2016年5月10-12日まで、"Collab365 Summit" というオンライン イベントが実施されるようです。

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Collab365 Summit 2016

このイベントは、マイクロソフト社の本拠地である USA Redmond から提供されるライブセッションであり、Office 365, SharePoint, Azure が対象です。Microsoft本社の製品チームによる独占インタビュー、パネルディスカッション、キーノートが行われます。

IT Pro, IT Developer, Business User のそれぞれに分けた3日間のライブセッションは、見逃してもオンデマンドですぐにキャッチアップも可能だとのこと。

席に限りがあるということなので、興味のある方は急ぎ登録してみてはいかがでしょうか?

ちなみに、私は登録してみました!

 

2015年10月16日 (金)

クラウドに関するスキルを磨くために、マイクロソフト社が世界で無料のテクニカル トレーニング イベントを開催しています。マイクロソフト本社のあるレドモンドから世界中に派遣し、80を超えるトレーニングセッションを実施するそうです。とはいえ、日本での開催はなく残念なのですが、この際、旅行もかねて、行ってみたいところに行くのもありかもしれません。当然 Office 365 も含まれるので、SharePoint も関わりがあります。

ご興味のある方は参加されてみてはいかがでしょうか。


Microsoft Could Roadshow

以下引用です。

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クラウドについて経験があり、最新の情報に付いていきたいとお考えの方、あるいは始めたばかりで、先へ進むための最良の方法を探している方、どちらにとっても、ベスト プラクティスとトレーニングを活用することは、成功への道を進むうえで欠かせません。

皆様がクラウドのスキルを磨くお手伝いとして、無料のテクニカル トレーニングを実施し、レドモンドのトップ エンジニアを世界の各都市に派遣いたします。開発者向けと IT プロフェッショナル向けのトラックから選んで参加して、ベスト プラクティスを学び、ハンズオン トレーニングを受け、Azure の構築と稼働に携わっているエキスパートから直接話を聞いて洞察を得てください。次のことが扱われます。

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