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2013年5月 9日 (木)

現在 " Apps for SharePoint アプリ開発コンテスト" が開催されています。これはSharePoint 2013 上で動作するアプリケーションのコンテストです。

 

主催 : SharePoint コミュニティ事務局

協賛 : 日本マイクロソフト株式会社

応募期間 : 2013年4月18日~6月16日

応募要綱 : こちら

開発環境 :

  • Visual Studio 2012 Professinal 以上
  • Office Developer Tools for Visual Studio 2012 または "Napa" Office 365 Development Tools
  • SharePoint Server 2013 環境 (オンプレミス/クラウドのいずれでも可)

 

そもそも Apps for SharePoint はクラウドにも対応した、新しい SharePoint 用アプリケーションのプラットフォームのことです。U.S ではすでに マイクロソフト社が提供するアプリストアから様々な SharePoint で利用できるアプリが購入できるようになっています。日本はまだですが。

このコンテストでは最優秀賞は20万円、その他にも入賞者に特典も用意されているようですし、アプリケーションの全国および全世界での販売のきっかけにもなりえます。ご興味のある方は応募されてみてはいかがでしょうか。

ちなみに、応募は個人で企業でもどちらでもよく、応募者は日本マイクロソフトさんから開発のための技術情報提供があるとのこと。また入賞者の方はSharePoint ストア掲載のための支援が受けられるようです。

 

 

 

 

2013年2月14日 (木)

昨年初めて開催された、SharePoint User カンファレンス Japan 2013 ですが、今年も AvePoint Japan 社主催で開催されます!

「SharePoint User カンファレンス Japan 2013」

日程 : 2013年 4 月 18 日 (木) 10:20 - 18:10
開催場所 : TFT ホール 東京ファッションタウンビル 西館 2 F
参加費 : 無料 (事前登録制)
定員 : 1,000 名

詳細は下記の URL をご覧ください。

http://www.avepoint.co.jp/SPUCJapan/

私も最終セッションで登壇いたします。ご参加、お待ちしています!

2013年2月 4日 (月)

SharePoint Server 2013 では 新たにSharePoint 2013 Workflow エンジンが導入され、ループ処理などができるようになっています。このエンジンは Windows Azure ベースのエンジンですが、オンプレミス環境にインストールできます。ちなみに、SharePoint Foundation 2013 では SharePoint 2013 Workflow は利用できません(サポートされない)。

SharePoint Server 2013 は SharePoint Server 2010 の機能を内包しているため、サーバー構成後は従来通り SharePoint 2010 と同じワークフローを SharePoint Designer 2013 で構築できます。しかし、新たに SharePoint 2013 ベースのワークフローを作ろうと思うと、別途 Workflow Manager 1.0 というサーバーを構築しなくてはいけません。

Workflow Manager 1.0 は次の URL からダウンロードできます。TechNet の日本語サイトからダウンロードするとベータ版へのリンクとなっていたりするので注意しましょう。

http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=35375

このサーバーは、Windows Server 2008 R2 SP1 または Windows Server 2012 上に構成できます。最小ハードウェア要件は RAM : 2GB, プロセッサー : 2.0 GHz のデュアルコア、最小空き領域 : 1GB となっています。SharePoint Server 2013 と同一のマシンにインストールすることも、別のマシンにインストールすることも可能です。

Workflow Manager 1.0 インストール手順

※インターネットに接続できる環境で実行するのがおすすめです。

  1. ダウンロードした WorkflowManager.exe をダブルクリックします。するとWeb Platform Installer 4.0 が起動します。
  2. [インストール]ボタンをクリックします。
    2013-02-03 22-07-20
  3. 前提条件を確認し、[同意する]ボタンをクリックします。
    2013-02-03 22-51-43
  4. インストールが開始されます。
    2013-02-03 22-52-49
  5. インストールが完了したら、[続行]ボタンをクリックします。
    2013-02-03 22-55-36
  6. Workfow Manager 構成ウィザードが起動します。[既定の設定を使用して Workflow Manager を構成する (推奨)] をクリックします。

    2013-02-03 22-57-21

  7. 新しいファームを構成するために必要な情報を入力し、→ボタンをクリックします。

    設定例) SQL Server インスタンス : SP2013-SQL01、サービスアカウントのユーザー名 : administrator@CONTOSO、証明書生成キー : <任意のパスワード>

    ※ HTTP による Workflow 管理を許可したい場合は、「このコンピュータのHTTPによる Workflow 管理を許可する」チェックボックスをオンにします。既定はHTTPS接続です。

    2013-02-03 23-00-52

  8. 構成を確認したら、✔ボタンをクリックします。
    2013-02-03 23-01-42

  9. 構成が開始されます。
    2013-02-03 23-02-55

  10. 構成が完了したら、✔ボタンをクリックします。
    2013-02-03 23-14-39

  11. 「次の製品が正常にインストールされました。」と表示されたら、[完了]ボタンをクリックします。
    2013-02-03 22-56-50

  12. Web Platform Installer 4.0 の画面が表示されたら[終了]ボタンをクリックします。
    2013-02-03 23-15-56

 以上で Workflow Manager 1.0 のインストールは完了です。

SharePointサーバー側の構成

続いて SharePoint サーバー側で SharePoint 管理シェルを使って追加構成します。

SharePoint Server 2013 サーバーマシンに Workflfow Manager 1.0 をインストールしている場合は、次のコマンドを実行します(SharePoint サーバー名が SP2013-a、ドメイン名は Contoso.com の例です)。

>Register-SPWorkflowService -SPSite "https://sp2013-a.contoso.com/" -WorkflowHostUri "https://sp2013-a.contoso.com:12290"

ほかにも Web フロントエンドサーバーがある場合は、各サーバーに Wofkflow Manager Client をインストールします。

Workflow Manager Client のダウンロード

上記の例は SharePoint Server 2013 上に Workflow Manager 1.0 がインストールされている例でしたが、その他の構成については次のリンクを参照してください。

Installing and configuring workflow for SharePoint Server 2013

2013年1月28日 (月)

オンプレミス環境での SharePoint 2013 の各エディションの機能比較表を探していたのですが、MSDN のブログにまとまっていましたので備忘録として記載しておきます。

ほかにも "SharePoint 2013" と "Comparison" というキーワードで検索するといろいろな方が同じように機能比較一覧を掲載しているので、気になる方は参考にされるとよいですよ。

 

2013年1月25日 (金)

以前の記事でもご紹介した通り、SharePoint 2013 では [別ユーザーでサインイン] するメニューがなくなっています。

この件について、いつの間にかサポート技術文書が公開されていました。ユーザーからの反響が大きかったのかもしれませんね。正式に対処方法が記載されているので、必要な方はこのアプローチをおすすめします。

サポート技術文書に掲載され、製品の問題であるととらえているということなので、もしかしたら今後、サービスパック等でこの機能が復活するかも ? しれませんね。