2011年1月

2011年1月31日 (月)

日本ユニシスさんが SharePoint 2010 に関する無償セミナーを開催されるようです。ほかにAvePoint Japan さん、サイボーズさんが協賛されていて、なかなか興味深いですね。興味のある方は参加されてみてはいかがでしょうか。なお、先着100名様ということなので、お申込みをされる方はお早めに。、

セミナー タイトル

グローバル情報共有戦略とSharePoint  ~ SharePoint ユーザー企業から見る日本特有の障壁とその解決策~

開催日時 2011年2月25日(金)14:00 ~17:30 (13:30開場・受付開始)
開催場所 東京コンファレンスセンター・品川 4階ルーム406

セミナーの詳細と申込み先は↓です。

申込みサイト: https://evesys.unisys.co.jp/public/seminar/view/1114

2011年1月19日 (水)

Ineternet Expolorer (IE) では SharePoint サイトにアクセスする際に、ユーザー名とパスワードが聞かれないことがほとんどだと思います。IE ではユーザー名とパスワードを聞かない代わりに Windows OS へのログイン アカウント情報をそのまま渡すような仕組み(設定)を持っています。この設定が既定で有効に動いていると、サイトにアクセスする際にユーザー名とパスワードは聞かれません。もちろん、この設定は変更できるため、常にユーザー名とパスワードを求めるよう IE を設定することもできます。この仕組みをご存じない方も多いのではないでしょうか。

この設定は、IE の[インターネット オプション設定] - [セキュリティ] タブ にあるゾーンのセキュリティ設定にあります。通常は SharePoint サイトは "信頼済みサイト" に URL 登録をしておくことが一般的であるため、たいていは "信頼済みサイト"ゾーンを選択し、[レベルのカスタマイズ] ボタンをクリックして、設定の最下部にある [ユーザー認証] で、"イントラネット ゾーンでのみ自動的にログオンする" または "現在のユーザー名とパスワードでログオンする" のいずれかを指定します。

IE-Zone-Security 

SharePoint Server 2010 では Firefox のアクセスもサポートされていますが、IEと異なりFirefox は既定で SharePoint サイトに自動ログインしません。ただし、設定を変更することで自動ログインも可能になります。

次の手順で設定できます(NTLM認証の場合)。

  1. Firefox を起動し、アドレスバーに "about:config" と入力し、Enter キーを押下します。
  2. "動作保障対象外になる" 旨の警告が出ますが、[細心の注意を払って使用する] ボタンをクリックします(※自己責任で設定を試してください)。
  3. [フィルター]バーに、"network.automatic-ntlm-auth.trusted-uris" と入力します。
  4. "network.automatic-ntlm-auth.trusted-uris" 項目をダブルクリックし、自動ログインしたい URL を記述します。たとえば、http://sp2010 と指定します(最後のスラッシュは不要です)。
    Firefox-autologin 

以上で設定は終わりです。

[参考] http://sivel.net/2007/05/firefox-ntlm-sso/