オンプレミス環境での SharePoint 2013 の各エディションの機能比較表を探していたのですが、MSDN のブログにまとまっていましたので備忘録として記載しておきます。
ほかにも "SharePoint 2013" と "Comparison" というキーワードで検索するといろいろな方が同じように機能比較一覧を掲載しているので、気になる方は参考にされるとよいですよ。
オンプレミス環境での SharePoint 2013 の各エディションの機能比較表を探していたのですが、MSDN のブログにまとまっていましたので備忘録として記載しておきます。
ほかにも "SharePoint 2013" と "Comparison" というキーワードで検索するといろいろな方が同じように機能比較一覧を掲載しているので、気になる方は参考にされるとよいですよ。
以前の記事でもご紹介した通り、SharePoint 2013 では [別ユーザーでサインイン] するメニューがなくなっています。
この件について、いつの間にかサポート技術文書が公開されていました。ユーザーからの反響が大きかったのかもしれませんね。正式に対処方法が記載されているので、必要な方はこのアプローチをおすすめします。
サポート技術文書に掲載され、製品の問題であるととらえているということなので、もしかしたら今後、サービスパック等でこの機能が復活するかも ? しれませんね。
検証環境などで個人用サイトを利用できるようにするために、何度か User Profile Service Application を作り直すなどしていると、いざ個人用サイトにアクセスした際にいつまでたってもサイトのセットアップが完了しないことがあります。
SharePoint 2013 では個人用サイトに初回アクセスしてから、しばらくするとSkyDriveサイトなどが利用できるようになります。しかし、いつまでたっても下記の図のように「あと少しで完成です!」と表示されたまま一向に、フィードなどが利用できないことがあります(あくまでも検証環境での話ですが)。
この時確認したいのが、インポートしたユーザー プロファイルです。問題がおきているアカウントについては、「サーバーの全体管理 > User Profile Service Application > ユーザープロファイルの管理」からユーザーのプロファイルを確認すると、「個人用サイト」フィールドにERRORを示す文言がはいり、「個人用サイトの機能」の値が 0 になっていることがあります。
***[追記 2013/7/4]***
「個人用サイト」は本来は個人用サイトのURLが入っているべきところであり、「個人用サイトの機能」は14という数値が入ります。そのため、手動でこれらの値を正しい情報に書き換えてやると、個人用サイトのセットアップが完了した状態でフィードなどが利用できるようになります。
上記のエラーは、既にユーザープロファイルに当該ユーザーの情報が存在している場合に出るようです。いったんユーザープロファイル側の重複情報を削除し、再度同期をとるのが最善策でしょう。
SharePoint 2013 ではソーシャル機能が強化されていますが、セットアップや構成についての覚書です。
ソーシャル機能のセットアップは基本的に SharePoint 2010 と同じ手順です。ユーザー プロファイル サービスを構成して、個人用サイト(My Site) を利用できるように構成します。※SharePoint 2010の時と同様に、ファーム構成ウィザードで作成される個人用サイトをホストする Web アプリケーションは使わずに、新規に Web アプリケーションを作りましょう。
手順は TechNet にある通りです。http://technet.microsoft.com/en-us/library/ee624362.aspx
ユーザープロファイルはSharePoint 2010と同様に Active Directory と同期がとれるようになっていますが、これまで利用していた Forefront Identity Manager ベースの同期機能以外に、Active Directory から直接プロファイルを取り込むことができる機能が追加されています。この機能を使うと、Active Directory上に存在する大量のアカウントを高速にインポートできます。ただし、FIMベースの機能とはトレードオフがあり、BCSから情報を取り込めなかったり、AD上に存在しなくなったアカウントについては手動で削除しなくてはいけなかったりという手間があります。運用の際には、従来通り FIM ベースで同期するのか、新しい「Active Directory ダイレクト インポート」機能を使うか、あらかじめ決めておく必要があります。
さて、ユーザープロファイルと個人用サイトが正しく構成できたあとで、場合によっては個人用サイトのURLを変更したいということもあると思います。私の場合は、最初にSSLで保護していないサイトにしており、後からSSL保護サイトに変更したのでURLを変更する必要がありました。
ここが注意しなくてはいけないところです。
通常、個人用サイトのURLの変更は「サーバー全体管理 > User Profile Service Application の管理ページ > 個人用サイトのセットアップ」から行えるのですが、ここで設定変更しても、一向に既存サイトに表示されている「SkyDrive Pro」や「サイト」などのリンク先が全く変わってくれないのです。
あれこれ試した結果、どうもこの部分のリンク先情報はブラウザーがキャッシュで持っているらしく、IEのキャッシュをいったんクリアしたら正常に動くようになりました。。。検証環境は Windows 8 と Windows Server 2012 でどちらも同じでした。ご参考まで。
ちなみに、この 「SkyDrive Pro」や「サイト」と書かれているリンク部分は「DeltaSuiteLinks」と呼ばれます(ID属性の名称です)。
この DeltaSuiteLinksですが、非表示にしたいというニーズも少なからずあるようで、ネットには非表示方法がいくつか公開されていますので参考にするとよさそうです。スタイルシートで非表示設定にするか、マスターページ上からこの部分のコントロールを削除または非表示にするという2パターンです。
新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします!
新年早々、SharePoint 2013 関連情報から折を見て公開していきますね。最初は Office Web Apps についてです。
SharePoint Server 2013 で Office Web Apps Server 2013 を使用する際には SSL で通信を保護することが推奨されています。Exchange Server 2013 や Lync Server 2013 と Office Web Apps Server 2013 を接続する場合も SSL による通信保護が必要です(厳密にいうと、 Exchange と SharePoint の場合はSSLをバイパスできますが、Lync 連携の場合はSSLが必須です)。
Office Web Apps Server 2013 上にはIIS Webサーバーが構築され、SharePointをはじめとする各サーバーがこのWebサーバーを経由します。したがってSSLを利用するためにIIS Web サーバー上にデジタル証明書をインストールする必要があります。また、SharePoint 側もSSLを使うように構成する必要があります。
単一の Office Web Apps Server をSSL で保護した状態でセットアップする際の手順を備忘録を兼ねて以下にまとめておきます。
以上で設定は完了です。
ちなみに、Office Web Apps Server 2013 の構成を確認する場合は、Office Web Apps サーバー上で Windows PowerShell 使って、「Get-OfficeWebAppsFarm 」を実行します。構成を変更する場合、たとえばInternalURLを変更したい場合は、「Set-OfficeWebAppsFarm -internalUrl "変更後のURL"」を実行します。また、クリップアートの利用を有効にする場合は「Set-OfficeWebAppsFarm -clipartenabled:$true」または「Set-OfficeWebAppsFarm -clipartenabled」を実行します。構成変更後は IIS を再起動する必要があります。
《Office Web Apps 2013 に関する PowerShell コマンドのリファレンス》
http://technet.microsoft.com/en-us/library/ee890080.aspx
《Technet 上の参考資料》 Office web Apps サーバーへの接続解除方法など掲載されていますので、必見です。
http://technet.microsoft.com/en-us/library/ff431687.aspx