2014年3月

2014年3月31日 (月)

用語セットの作成は、サービス アプリケーション レベルまたはサイト コレクション単位で行えます。

サイト コレクション単位で用語セットは、管理メタデータ列を追加する際に作成することもできますが、その際に次のようなメッセージが表示されることがあります。その際の対処方法についての備忘録です。

メッセージ : このサイトの既定の用語ストアを認識できません

2014-03-28 12-31-33

この場合の対処方法は、サーバーの全体管理サイトから Managed Metadata Service プロキシの設定を確認することです。

[サーバー全体管理サイト] の [サービスアプリケーションの管理] ページでプロキシ側の Managed Metadata Service を選択し、[プロパティ]をクリックします。

2014-03-28 12-32-24

設定項目の中で " このサービス アプリケーションは、列固有の用語セットの既定の保存場所です" チェックボックスがオフになっていることで、先ほどのエラーメッセージが表示されます。そのため、これをオンにし、[OK] をクリックします。

2014-03-28 12-33-06

 

 

2014年3月24日 (月)

2013年3月の更新プログラム適用後に Business Connectivity Services 用のデータベースのみ、アップグレードを推奨する次のメッセージが表示されます。

データベースには互換性があり、アップグレードをお勧めします

Health Analyzer にもこの要件が上がってきますが、説明にはコンテンツDBをアップグレードするように記載されています。しかし、実際にはコンテンツDBのアップグレードコマンドでは対処できません。

[確認手順] サーバー全体管理サイト > アップグレードと移行 > データベースの状態の確認

2014-03-23 17-18-34

[Health Analyzerに記録される警告内容]

2014-03-23 18-08-00

 

このメッセージを消すための対処方法は、次の PowerShellコマンドを実行することです。

 
#SharePointスナップインの読み込み 
$sharepoint_snapin="Microsoft.SharePoint.PowerShell" 
$snapin=Get-PSsnapin | ?{$_.Name -eq $sharepoint_snapin} 
if($snapin -eq $null){ 
Add-PSSnapin $sharepoint_snapin 
Write-Host "SharePointスナップインを読み込みました" 
} 

#BCSデータベースのUPGRADE 
$database=Get-SPdatabase | ?{$_.Type -eq "Microsoft.SharePoint.BusinessData.SharedService.BdcServiceDatabase"} 
if($database -ne $null){ $database.Provision() 

上記、コマンドを実行することで下記のように表示が変化します。

2014-03-23 17-30-24

[参考]

http://blog.entos.at/Lists/Posts/Post.aspx?ID=14

 

2014年3月 1日 (土)

MVP Community Camp が 2014年3月17日~3月22日の期間で開催されます。

MVPCommunityCamp

マイクロソフトが主催するIT技術者向けのワールドワイドで開催される勉強会イベントです。SharePoint 関連も一部あるようです。

詳細については、上記バナーリンクからサイトにアクセスして確認していただければと思いますのが、一部抜粋して掲載しておきます。※日本でのカンファレンスのプログラムはこれから順次公開されるようです。


[以下抜粋]

MVP Community Camp (ComCamp) は、 IT 業界のリーダー的存在である Microsoft Most Valuable Professionals (MVPs) と 技術コミュニティのリーダーが主催する、どなたでもご参加いただける IT 勉強会です。国境を超えて、技術コミュニティが集まる初めての試みで、アジア パシフィックの 9 カ国 23 都市にて開催されます。

 
6 日間にわたり繰り広げられる本イベントは、ComCamp Week と称し、最初の 5 日間では誰でもどこからでもアクセス可能なLive Webcastによるオンラインセミナーを、そして最終日には、各都市の会場にてカンファレンスが開催されます。オンライン セミナーでは、9カ国の MVP より最近のトレンドやテクノロジーに関するセッションが配信され、ComCamp Week の最終日に7 カ国 23 都市での開催が予定されているカンファレンスでは、同じ技術分野の方々との交流の機会だけでなく、ハンズオンなどの各都市オリジナルのコンテンツもお楽しみいただけます。
 
イベント会期中は、クラウド OS から最新の Devices & Service まで Hot な話題が提供されます。MVP や技術コミュニティ の専門家による 200 以上の技術セッションを、アプリ開発からエンタープライズ マネジメント、そして中小ビジネス ソリューションなどの多岐に渡る分野でお届けいたします。