Microsoft Teams にメッセージを投稿するフローを作っている人も多いと思います。この中で書式指定できる項目とそうでないものがある。
特に書式指定するメニューが用意されていない場合はマークダウン記法が利用できるようになっています。ちなみに、Microsoft Teams で利用できるマークダウンは下記の通り。
[マークダウン] の書式設定を使用Teams (microsoft.com)
そう思って Microsoft Teams で使えるマークダウン記法と同じものを使おうとするとうまくいかない。そこでもう少し調べてみる必要があります。
すると次の情報が見つかります。クライアントによるサポート状況が異なるのです。
Markdown を使用して Power Automate の承認の書式設定を行う - Power Automate | Microsoft Docs
例えば、Teams の「アダプティブカードを投稿して応答を待機する」アクションの「更新メッセージ」などでマークダウンが使えるのですが、サポートされないものも多い。Microsoft Teams で使えても Power Automate と組み合わせると使えるものが少なくなるのです。
ということで簡単な実験結果が次の通りで、おおよそ上記の表と合致します。
ちなみに強制改行は半角スペースを2つ分追加しておくことで対応できます。
★元のフロー
★実行結果
結論として次の Power Automate の Teams コネクター内でマークダウンが使えるということ。
- 斜体
- 段落番号 (入れ子も含む)
- ハイパーリンク
実験したい人用に上記のマークダウンもおいておきます。
■太字 : *太字*
■斜体: _斜体_
■取り消し線: ~取り消し線~
■段落番号:
1. いちご
1. バナナ
■順序無しリスト:
* いちご
* バナナ
- いちご
- バナナ
■入れ子(ネスト)
1. フルーツ.
-
-
1. 野菜
- ブロッコリー
- ピーマン
- 人参
■ハイパーリンク型: [オフィスアイ](https://www.office-i-corp.jp/)
■複数行コードブロック:
```let temparature:number=39.4
■インラインコードブロック :
`[let temparature:number=39.4]`
■ヘッダー:
##ヘッダーテキスト
コメント