今年も U.S. でMicrosoft社主催の SharePoint Conference が開催されますね。登録受付が開始されたようです。今年はまたラスベガスで開催です。
アジェンダの詳細はまだ上がっていませんが、今年は情報が盛りだくさんとなるはずなので、今年もスケジュールを調整して参加の意向でおります。
今年も U.S. でMicrosoft社主催の SharePoint Conference が開催されますね。登録受付が開始されたようです。今年はまたラスベガスで開催です。
アジェンダの詳細はまだ上がっていませんが、今年は情報が盛りだくさんとなるはずなので、今年もスケジュールを調整して参加の意向でおります。
先週の土曜に無事帰国しました。帰国後疲れとたまったいた仕事とで、なかなかブログが書けなかったのですがイベント最終日の記事を投稿します。
4日目- 最終日
いよいよ最終日。昨日までとは打って変わって、アナハイムは快晴でした。カリフォルニアらしい、カラッとした気候でとても爽やかです。
[カンファレンス会場 3 階からの景色]
最終日は午前中までとなっていて、その代り少し午前が長くなっています。前日で帰ってしまった人もいるようで、会場の人の数はやや少ないように感じます。
今日は Denali 関連やFAST関連などいくつかのセッションに参加しました。
[セッション中の風景(画面PowerPivot v2)]
セッションの合間には15分程度の休憩時間があります。最終日はお昼まで少し長めということもあり、おやつが配られます。菓子パン、フルーツ、チーズなどが置かれます。菓子パンは日本のものより、とてもあま~いです。会場のあちこちにスターバックス コーヒーが置かれています。私はどちらかというと紅茶派なのですが、例年になくいろんな種類のフレーパーティとかハーブティーのパックが置いてあり、ちょっと嬉しかったです。しかも結構多くの方が好んで飲んでいたようで、どこも "Hot Water" サーバーは空っぽになってました。コーヒー派は少し減っているのでしょうか?
[開場で休憩時間に配られるおやつ]
[休憩時間の一風景]
午前中のセッションも無事に終わると、いよいよイベント期間中の全セッションが終わりとなります。会場は一気に人気が少なくなりました。
とはいえ、実はこれでイベント自体が終わりというわけではありません。まだ展示ブースは公開されており、各社訪問者に配布したくじ引き大会などで活気に沸いています。最終日はランチボックスが提供されるのですが、参加者が展示ブースに足を運べるよう、ランチボックスの配布場所が展示ブース会場となっています。素敵な動線ですね。
[最終日の展示ブース会場の様子。手前に積まれているのがランチボックス]
ランチボックスはベジタブルかビーフのサンドイッチボックスです。ちょっと出遅れてしまったので、ベジタブルしか残っていなかったのですが、ベジタブルって実はジャンボしいたけサンドイッチ(ピカタ)でした。巨大しいたけをパンにはさんで食べたのは初めてです。味は、、、添付のドレッシングの味しかしませんでした(^_^;)(シイタケ嫌いの人は絶対無理だろうなぁ)。これまで使っていたランチ会場は閉じられてしまっているので、みんな思い思いの場所で食べていましたよ。
[ランチボックス。ピカタサンド、コールスロー、リンゴ一個、ポテトチップスが入っている]
[みんな、好きな場所でランチを取っている]
ということで、あっという間にイベントも終了してしまいました。イベント後は、ポスト カンファレンス ハンズオンとしてブートキャンプが実施されました。参加するには追加料金を払う必要があるのですが、せっかくなので参加してみました。大体100名程度の方が参加されていたようです。ハンズオンの内容は Windows Azure 連携です。書籍"Developing Microsoft SharePoint Application Using Windows Azure" が配布され、その執筆者であるSteve Foxさん、それからPaul Andrew さんなどのスピーカーなどで有名な方々が登壇されてました。ハンズオンといいつつ、普通にセミナーですね。やりたい人はハンズオンをやってもいいし、質問があれば質問して、という感じです。日本のように講師が完全にリードするのとは異なり、参加者の自主性に任されています。とはいえ、ホスピタリティにはあふれており、講師の方々はフランクな雰囲気で様々な質問に答えたりしつつ、登壇者はかわるがわる様々なTips に関して説明してくださいました。英語に慣れていないので、効いているだけでもくたびれましたけど、なかなか面白かったですよ。今後、イベントに参加される機会がある方は、こうしたハンズオンにも参加してはいかがでしょうか。
次回のカンファレンス
気になる次の SharePoint Conference はほぼ一年後の 2012年11月12日-15日の期間でラスベガスで開催されます! 次のイベント当たりでは次期バージョンの話もでてくるかな? とちょっと期待しています。また参加できればよいなぁと思っています。今からスケジュールと予算のをやりくりしとかないといけませんね。
イベント参加後の雑感
帰りの飛行機では、参加できなかったり、また聞きたいと思ったセッションの動画をダウンロードしておいたものをじっくり聞くことができました。もちろん、数が多いので全部ではないのですけれどね。次期バージョンがリリースされる前に開催されるイベントでは新機能を解説するセッションが多いのですが、今回は次期バージョン情報がない状態でしたので既存バージョンに関する込み入った内容を扱うセッションが多く、かえって頭の中の整理に役立ちました。
近頃弊社ではお客様が必要とする機能に関してピンポイントにじっくり学べる3時間程度のワークショップ セミナーをしばしば開催させていただいております。今回のセッションの内容も、新しいワークショップ コンテンツとして反映させたり、コンサルティングの際に活用していきたいと思います(もちろん、いくつかはブログにも書くようにできればとおもっています)。最近はjQuery との組み合わせた利用など気に入っているのですが、jQuery関連セッションもなかなか参考になりましたので、そんなコンテンツもぜひ作りたいなと思っています。ご期待ください!
3日目
アナハイムは今日も雨。昨日とは違い本降りです。そのせいか少し肌寒く、厚手の長袖が必要なくらいです。
今日は 9:00 AM - 6:15 PM までブレイクアウト セッションが続きます。明日の最終日は実質午前中までとなるためか、会場には大きな荷物を持った参加者をちらほら見かけます。おそらくホテルをチェックアウトして、今日中に帰路に着く人もいるのでしょうね。
Silverlight , 個人用サイトのブランディングなど割と UI 系のセッションを回りました。 特に Silverlight のセッションでは近くリリースされるSilverlight 5 に関するデモなどを見ることができました。聞きたいセッションのうち同時間帯で重複するものが多かったため、後で録画などを確認しないといけません。セッションの録画とパワーポイント資料は翌日にはWebにアップされるので、ダウンロードしておけば帰りの機内でも見れるので便利です。
[ SharePoint サイトの Branding に関するセッション]
今日のお昼はマッシュポテトとチキンまたはポークのソテーと、シンプルな味付けでまあまあでした。
お昼休みは 2時間とタップりあるので、今日はハンズオンラボ会場に赴きました。会場は非常に広く、各々が好きな時間に来て好きなコンテンツを選択して、独習します。各席はデュアル ディスプレイとなっていて左に操作画面、右に手順書を表示させて実施できます。演習環境は仮想環境で、手順書はXPSファイルで作成されていました。画面が広く使えるため、手順書からコピーペーストもでき開発演習などは楽です。
さて、いよいよ明日で最終日です。これから会場に出かけてきます。
Steve Jobs 氏死去のニュース
昨日は Steve Jobs 氏死去のニュースに驚きました。会場でも iPad , Mac を使っているユーザーが非常に多く、衝撃的だったのではないでしょうか。日本でも銀座のアップルストアに多くの人が献花に訪れたそうですね。改めて Steve Jobs 氏の経歴などを記事で読みましたが、一時代を駆け抜け、もちろん悲喜こもごもはあったのでしょうが、少なくとも世間一般には成功裡に幕を閉じられたことで 本当に伝説的な存在になりましたね。人にはいろいろな人生があるものですが、自分なりにいい人生だったなと思える幕切れを迎えたいものです。そのためには 日々あまり後悔せず、そして楽しまないと。
イベント 2日目
今朝、アナハイムは小雨が降っていました。
本日もさまざまなブレイクアウト セッションが行われました。今日も割と開発系を中心に参加しました。Health & Monitor 機能を拡張してコンテンツのダウンロード数などを表示するデモはおもっろかったです。HTML5 対応のマスターページと jQuery の利用方法についての説明があったり、Dynamic CRM と SharePoint Online の連携の話があったりと、いろいろと興味深い話を聞くことができました。HTML 5 と CSS 3 で動いている SharePoint サイトを初めて見ました。当たり前ですが、動くんですね~。
今日もあれもこれも勉強しておかなくてはと、自分なりの課題も見つかりました。 [ブレイクアウト セッション会場の様子]
お昼は昨日と同じく会場内に用意されているランチを頂きました。今日はイタリアンで、ラザニアなどが出されました(が、残念ながらあまりおいしくはありません。パンはおいしかったんですが、パスタはふにゃふにゃでした)。
お昼休みがたっぷりとあったため、展示会場に赴きました。出展数は Microsoft 自体を含めると約200もあり、それぞれブースを出しています。たとえば、日本でもなじみのある会社だと、AvePoint 社、QUEST SOFTWARE社、アバナード社、サイボーズ社、アジルポイント社、NINTEX社 (順不同) などが出展されていました。これだけの数があるとさすがに見ごたえがあります。日本にもSharePoint 関連ソリューションを出している会社が沢山ありますが、一同に会する機会がないのは残念に思います。日本でもこうしたお披露目の場があるといいのに。ここで何社かを回り、面白そうなソリューションについて話を聞いたりデモを見せてもらったりしました。 FAST Search Server の設定を簡単に行えるようにするソリューションなどはよかったです(FAST の構築って、実際に行うと思った以上に大変なんですよね...)。あと、iPad 連携も数社あったのも興味深かったです。ちなみに、カンファレンス会場では iPad ユーザーがかなりいます。私はノートPCを持ち歩いているのですが、バッテリーがあまり持たないので、iPad はやっぱりいいかも、と思ったり。
Attendee Party at Disneyland Anaheim
実は SharePoint は最初のバージョンが出てから今年で10周年なんですよ! (と、言っても私も今日案内をよく読んで気づいたんでけれどね。。。) そのこともあり、今日は 8:00 PM - 12:00 PM までディズニーランドを貸し切った大々的なパーティーが開催されました。朝ふっていた小雨も昼ごろにはすっかり上がっておりました。
[ディズニーランド。アナハイムのシンボルは白雪姫のお城。会場はハロウィン一色に]
アナハイムのディズニーリゾートには、東京ディズニーランドとほぼ同じディズニーランドだけでなく、ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーという施設もあります。このうちイベントで解放されたのはディズニーランドの方のみです。エリアも乗り物も一部限定されていましたが、ホーンテッドマンション、スプラッシュマウンテン、スペースマウンテン、キャプテンEO、スターツアーズ、インディージョンズ、ジャングルクルーズなど主なライド系は利用できるようになっていました。会場は SharePoint Conference の参加者とその家族(家族は別途チケットを購入する必要があります)のみとなっているため、どのライドも待ち時間がほとんどなく乗ることができます。会場ではフリードリンク、フリーフードとなっていて、酔っぱらいながらライドに乗る人も結構いました。ちなみに、アナハイムのスターツアーズは、 3D 対応でスターウォーズらしいコンテンツにリニューアルされていました! 調べてみると、リニューアルしたてのようです。スターウォーズの宇宙船に乗っているようで、とても面白かったですよ! 飛行機好きの方などはたまらないと思います。
さて、今日でイベントも折り返し地点に来ました。まだまだ、明日、明後日とブレイクアウトセッションが盛りだくさんなので、楽しみです。
SharePoint Conference 2011 初日が終わりました。今回のイベントの参加者数は約7,500名のようです。前回とほぼ同じ規模です。私たちを含め、世界中から参加者が集まっています。
午前中はキーノートで始まり、その後はブレイクアウトセッションが複数開催されるため、三々五々に散ってそれぞれ興味のあるセッションに参加します。
キーノート
残念ながらキーノートではあまり目新しい話はなく、次期バージョンの SharePoint に関してはまったく触れず、という感じで、まぁ予想通りなのですが、残念に思う人は多かったようです。この辺の情報が公開されるのはまだ先のことになりそうですね。内容は、クラウドを中心とした Office 365 および Azure 連携を行うサンドボックス ソリューションと SQL Server の時期バージョンである "Denali" の AlwaysOn のことがメインでした。ちなみに、Office 365 は年末までに更新されるそうで、BCS to remote Web Services が利用できるようになるとのことです。
事例紹介では、ハイチ震災支援のために NetHope にて SharePoint Online や Lync Online を使って情報共有を行ったという話とともに 、SharePoint Conference 2011 サイトから寄付ができる仕組みをSharePoint と Azure を使った実装について
紹介していました。
そのほか Denali の AlwaysOn のデモでは、 7,500 ユーザーが同時アクセスする1.4TBのコンテンツ データベースをフェールオーバーさせていました。先日日本で開催されていた Microsoft Conference キーノートと同じく、会場に設置されているサーバーの電源をその場で落としてフェールオーバーさせていました。
[約1億ドキュメントの検索結果が 0.23 秒で表示される]
[フェイルオーバー開始。右側画面の赤い部分は電源が落ちた Denali サーバーのパフォーマンスを表している]
※2011/10/6 キーノートの公開URLを追記しました。
キーノートの模様は下記 URL にて公開されています。
http://www.mssharepointconference.com/pages/keynote.aspx
ランチ
ランチ会場は非常に広く、みんな列をなして参加します。が、、、毎度のことですが、料理はいまいちおいしくありません。
ブレイクアウト セッション
総数が240セッションもあるため、興味のあるセッションが目白押しです。同時間帯に興味のあるセッションが複数被ることもしばしばです。私は開発系を中心に周り、ドキュメント管理系、サンドボックスソリューション系、Windows Phone 系と参加しました。特にサンドボックス ソリューションは、意外と展開後にエラーを吐くため内部の仕組みを知りたく参加しましたが、Tier を管理すると良いなど知らなかった情報を得ることができ収穫でした。Windows Phone はSharePointのソーシャル連携のアプリケーションの作り方について触れていましたが、モバイルから NewsFeedが見れたり、Twitter と連携させて情報を閲覧できるようにするのは便利ですね。ただ、Lync Mobile については触れられなかったため、この辺との連携が気になるところです。
[Windows Phone から SharePoint のソーシャル情報を閲覧するアプリケーション例]
ハンズオン ラボ
イベント期間中はハンズオンラボが利用できます。ITプロ、開発系などトータルで約50コンテンツほど公開されています。日本の場合と異なり、ハンズオンラボはインストラクターリードではなく、自分で好きな時に会場にいって、好きなコンテンツを独習するようになっています。もちろん会場にはスタッフがいるため、わからないところがあれば聞くことができるようになっています。自分のペースで学習できるので、私はこのスタイルが好きですね。今回は Windows Phone の開発なども含まれているので、この機会にちょっとさわりだけでも勉強しておこうと思っています。とはいえ、ハンズオンラボは量からしても、とても期間中にすべてを実施できません。しかし、今回からバーチャルラボとしてブレイクアウトセッション後やイベント後にホテルや自宅からアクセスできるようになったようです! イベント終了後 2か月間は利用できるということなので、帰国後にじっくりと取り組めるのはうれしい限りです。
さて、現地ではこれから2日目のセッションが9:00AMから18:00PMまで開催されますので、出かけてきまーす。昨日は展示物を見る余裕がなかったので、こちらもいろいろとみてこようと思います。本日は Attendee Party が 20:00から Disney Land を貸し切って実施されるので、こちらも楽しみです。