205年4月10日~2025年9月末にかけて、OneDrive for Business ごとのルートサイトと既定のドキュメント ライブラリから「外部ユーザー以外のすべてのユーザー」のアクセス許可が見つかれば削除される機能がロールアウトされる機能がロールアウトされます。過剰共有を防ぐための施策の一環です。
外部ユーザー以外のすべてのユーザーという特殊グループ以外にも、もともとはEveryone, All Authenticated Users, All Users グループに関しても利用はできるものの、現在利用は推奨しておらず、Entra ID 側でユーザー定義グループをキチンと作成してロールベースのアクセス管理をするように勧められています。詳しくは次のリンク先を参照してください。
OneDrive for Businessは個人ごとに割り当てられる特殊な SharePoint サイトとなっており、以前はこのサイトを起点に、入れ子の階層構造としてサブサイトを作成することもできました。古くはブログのサイトテンプレートがあり、これをサブサイトとして作成したりもしていました。
現在、ほとんどはサブサイトを作成しないでしょう。ということで既定で用意されている OneDrive for Business自体はルートサイトとなるわけです。ところで、OneDrive for Busines のルートサイトを共有しようと思えば、例えば、次のクラシックな管理画面から SharePoint サイトと同じく設定できます。
ただし、OneDriveは個人の領域なので、OneDrive for Businessという個人のサイト全体を組織の全員に対して丸ごと共有する運用は個人的にはお勧めしません。ですから確かにこれは過剰共有といえるため納得の措置です。そもそも既定では所有者のユーザーのみがサイト管理者およびフルコントロール権限を持ちます。王道的な使い方なら、フォルダーやファイル単位で共有リンクを使って共有するのが一般的です。しかも昨年から、社内向けの共有リンクにも有効期限が指定できるようになったので、こうしたものを活用して極力過剰共有しないようにすべきです。
昨年の 2024年11月末に実施した Japan Microsoft 365 Community Conference 2024 のイベントについて、ワールドワイドで公開される Microsoft MVP Program Blog にインタビュー記事が公開されました。このブログは Microsoft Tech Community の一部となっています。
11月28日~29日の2日間は、Microsoft Teams を用いたオンライン開催で800名を超える方の登録者数となりました。実際、イベント中もリアルタイムで300~400名近い方がコンスタントにご参加くださっていたようです。皆さん業務時間のお忙しい中でもを縫って部分的にご参加いただいたり、あるいは有給休暇をとってご参加くださった方もいらっしゃったようです。
それぞれ事前に Microsoft Forms を使って参加予定者の方に事前の質問を募集していましたが、イベント開始までに集まったのは10個もないほど。ですが、りなたむさんが Slido を使用して現地でも質問を受け付けるように準備してくださっていて、その場で参加者から質問がどんどん追加されていき時間いっぱいでさばききれないくらいの多くの質問が寄せられました。同じトピックスでも異なるパネラーからの異なる観点からの意見を聞くことができたり、時には参加者の方が飛び入りで解説や考察をしてくださったりと大盛り上がりでしたね。特に参加者として会場に来ていた Yugo SHIMIZU (清水 優吾)(@yugoes1021)さん / X さん、キレッキレのアドバイス、すごくよかったです☺
せっかくなので結果を Power BI でまとめて共有します(アンケートはすべて匿名で集めています)。このPower BI レポート化は りなたむさんがもともと作成してくださっていたものを公開用に一部を私の方でデザインなどアレンジを加えたています。一から作るアイディアが一番大変なところで、りなたむさんにはとても感謝しております。ありがとう、りなたむさん。