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2019年3月 4日 (月)

SharePoint のモダンサイトでは RSS Webパーツを利用したくても、コネクターとして提供されているうえに、Office 365 グループに接続されていることが前提になってしまっています。コミュニケーション サイトを前提にポータルを作るとなると、Office 365 グループ接続はしないでしょうし、仮に Office 365 グループに接続されていたとしても、このコネクター自体、あまり使い勝手がよくありません。

実際に同様のご質問を、以前、研修時にも頂きました。

さて、今のところ最善策として取り得る選択肢の一つは SharePoint Framework を使って独自に Web パーツを作るかということですが、これもいきなりはハードルが高い。そこで手軽に利用することを考えると PowerApps アプリとしてページに埋め込んでしまうというのも一つの手です。

実際に作成してみているのが下記のページです。PowerApps の公式 Blog の RSS フィード("https://powerapps.microsoft.com/en-us/blog/feed/")を読み込んでいます(細かい話ですが、"New!" アイコンは発行日が今日から一週間以内かどうか簡単な判定式を書いて表示しています。基本的な手順だけではアイコンまでは表示できないのでご注意を)。

RssPowerAppsBlog

ちなみにSharePoint Framework に関しては React コントロールを使った Webパーツの紹介およびソースコードが最近実施された SharePoint Developer Community (PnP) の Community Demo でも公開されています。

PowerApps アプリの作成

大まかな手順は次の通りです。

  1. 空の携帯電話レイアウトからキャンバス アプリを作成
  2. データソースとして RSS コネクターを追加しておく
  3. OnStart もしくはメインスクリーンの OnVisible に次の式を指定
    ClearCollect(feeds,RSS.ListFeedItems("https://powerapps.microsoft.com/en-us/blog/feed/"))
  4. ギャラリーコントロールを配置し Items プロパティに feeds コレクションを設定
  5. 画面上部にHtmlテキスト コントロールを配置し、Galleryで選択したアイテムの Summary 部分を表示

もちろん、細かい微調整はするのですが、大体は上記のような感じで作成します。さらに言えば、SharePoint リストの RSS フィードは利用できませんので注意しましょう。そもそも、SharePoint リストなら、PowerApps から SharePoint コネクターを使えばリストデータは取得できるため RSS フィードは利用する必要がありません。

音声はありませんが、手順をビデオにしているので参考になれば幸いです。

2019年2月22日 (金)

弊社では、定期的にSharePointの検索に関する研修を実施しているのですが、そこで最近気づいた新機能をメモしておきます。

エンタープライズ検索センターでは検索結果のページがカスタマイズできます。このページに配置してある「検索結果Webパーツ」の設定にいつの間にか次のオプションが追加されています。

  • ユーザーに次の検索結果の個別のブロックも表示する : 個別の OneDrive

スクリーンショットは次の通りです。既定ではこの設定はオフ。

2019-02-22_13-48-29

そこでオンにしてみました。すると確かに OneDrive から取得したファイルがブロックで表示されます。

2019-02-22_13-47-47

ちなみに、SharePointの検索機能はアクセス権限を見ていますので、ログインしているユーザーに閲覧権限がなければ表示されませんのでご安心を。「あのファイル、どこに格納したっけな? SharePoint サイト、それとも OneDrive だったか、、」というときに一括検索できるのは便利ですね。

現在、モダンサイトベースの検索機能が提供されており、非常に高速に結果を得られるのですが、難点はまだカスタマイズができないことです。そのため、今のところ部分的にはクラシックな検索ページも必要になるので、こうしたオプションは知っていると便利だと思います。

[オフィスアイ株式会社] 

SharePoint の検索に関して下記のコースを定期的に実施しています。

 

2019年2月20日 (水)

従来の SharePoint サイトでは、同一サイトにあるリストやライブラリを「リストビューWebパーツ」として WikiページやWebパーツページに配置できました。

モダンサイトの場合は、「埋め込み」Webパーツを使うことで簡単に実現できます。といっても、当然ユーザーは当該サイトに対して最低限「閲覧」アクセス許可レベルは必要となるので注意してください。

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手順は次の通りです(音声あり)。

この機能を使う際のコツはリストやライブラリが「モダンモード」になっていること。下図の通り、クラシックとなっているとうまく動きません。

2019-02-20_17-14-06

そもそもこの機能は Teams 内でタブとして任意のライブラリやリストを追加するときとほぼ同じ理屈で動いているようです。

2019年2月16日 (土)

完全に自分の備忘録として書きます。

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SharePoint Framework 開発ではNode.js を使い、ローカルのWebサーバーを立ち上げ Workbench ページを使ってデバッグ実行などするわけですが、このとき https エンドポイントを使うため証明書が必要。そのため 開発者用証明書をインストールするために次のコマンドを実行します。

>gulp trust-dev-cert

これでインストールがすんなりできるのですが、アンインストールしたいことも在るわけです。たとえば、私の場合は、SPFx の開発をおととしから行っていますが、Chromeの仕様が変わり証明書を変えなくてはいけなくなった。関連情報は下記に書かれています。

SharePoint Framework の既知の問題とよくあるご質問

そこで、実行するのが次のコマンド

>gulp untrust-dev-cert

と上記リンクに書かれているのですが、なんだかうまくいかない。エラーになってしまう。

2019-02-16_19-33-29

一般的な証明書と同じくユーザー証明書としてインストールされたのかなと MMCを立ち上げて確認するもない。で、探したところ下記のパスにありました。

<ユーザープロファイル>\.gcb-serve-data

ここに、gcb-serve.cer と gcb-serve.key がある。

2019-02-16_19-35-44

ということで、このディレクトリ (gcb-serve-data)を削除して再び gulp trust-dev-cert を実行。

[参考] https://sharepoint.stackexchange.com/questions/206389/cannot-test-spfx-webparts-on-my-sharepoint-tenancy/206399#206399

 

 

モダンサイトでは「お知らせ」リストよりも「ニュース」ページ(投稿)を使った方が次のようなメリットがあります。

  • お知らせリストのように幅の狭い画面ではなく、広々とした画面に素早く見栄えよくコンテンツを掲載できる
  • 「ニュース」Webパーツを使うことで複数サイトから見栄えよくニュースを集約表示できる(サイトコレクションも横断可能)
  • 記事を "後で読む" ための「しおり」の機能がある
  • どれだけ参照されたか「ビュー」が分かる
  • コメント機能がある
  • いいね機能がある
  • 見栄えのよいリンクを素早くメールで関係者に送信できる
  • モダンサイトの検索ページでは「ニュース」別に検索できる
  • SharePoint モバイルアプリから最新ニュースを素早く確認できる
  • 最新のWebパーツも追加できる

[SharePointハブになっている場合のニュースWebパーツの例]

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[検索結果]

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以上のようなメリットがある「ニュース」ですが、ニュースページは「サイトページ」です。では何がどう違うのか、順を追って説明しましょう。

Wikiページとサイトページ

サイトページはサイト作成時に自動生成される「サイトのページ」ライブラリにのみ作成できます。このライブラリはモダンサイトでは既定で用意されるサイドリンクバーの「ページ」リンクからアクセスできるようになっています。

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このライブラリは従来 Wikiページ ライブラリと呼ばれていたものです。書籍などでも紹介していたようにWikiの語源であるハワイのイメージから "ハイビスカス" であろう花のアイコンが象徴的でした。Wikiページは新たに Wikiページライブラリを作成することで異なるライブラリに仕分けて作成できました。しかし、「サイトページ」は自動生成される「サイトのページ」ライブラリ内にしか作成できません。つまりサイトごとに1箇所に集約されるのです。これもあってかモダンサイトでは「サイトのページ」ライブラリは "ページ ライブラリ" というカテゴリとなり、アイコンは通常のライブラリのアイコンと同じになっています(クラシックサイトの発行機能がリニューアルして、このサイトページになっているので、用語が似ているので混乱しそうですが)。

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ところで余談ですが、"サイトページ"を作るにはサイトのフィーチャーである「サイト ページ」がアクティブになっている必要があります。クラシックなチームサイトを使っている場合にサイトページが作れないなぁと思ったら、このフィーチャーが非アクティブになっているかもしれません。

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ニュースとサイトページ

サイトページが「サイトのページ」ライブラリに作成されることを説明しました。ニュースページはサイトページだとも説明しました。ニュースページとは「ニュース記事だよ」というフラグが設定されているサイトページです。このフラグを目印に「ニュース」Webパーツはサイトページをニュースとして収集します。

フラグの設定方法

フラグの設定方法は主に2つあります。一つはサイトページを昇格すること。もう一つは最初からニュースとしてページを投稿すること。

たとえばサイトページを作成してみます。サイトページはホームページの[新規]から素早く作成できるようになっています。

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発行すると、画面上部にある「レベル上げ」メニューが利用できるようになります。

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「はて、レベル上げとは? 」と少しかんがえてしまう方も少なくないでしょう。英語で言うところの Promote (プロモート)です。つまり、このページをいかに広く伝播していくか。そういうメニューです。ですから、ユーザーがすぐにアクセスできるようにサイトのナビゲーションに追加したり、ニュースとして投稿したり、メールで送信したりといったプロモーションをすぐに行えるようになっているわけです。さて、ここで「このサイトのニュースとして投稿」をクリックすることで、ニュースとしてのフラグが設定されるようになっています。ちなみにニュースをもとのページに戻す Demote 機能はありません。

最初からニュースとして投稿するには、ホームの[新規]から[ニュースの投稿]を選択したり、ニュースWebパーツから[ニュースの投稿]を選択してページを作成すると最初からニュースとしてのフラグが設定された状態になります。

2019-02-16_18-58-23[ニュースWebパーツから作成する例]

ところでこのフラグ、どこで確認できるのでしょうか? 答えは先ほどの「サイトのページ」ライブラリです。このライブラリで既定では表示されていないシステム列である「昇格した状態」を追加表示してやることで確認できます。手順は次の通りです。

一般的なサイトページは 値が 0 。ニュースになると 2 が設定されます。ホームページに設定されているページは 値が空です。なお、この列の値は直接編集はできません。

小技

どうしてもこのフラグを 0 に戻したいときの裏技をご紹介しておきましょう。この列でグループ化表示してドラッグ&ドロップするだけです。

と言っても、この機能が必ずしもいらないでしょう。サイトページもニュース記事もWikiページと違い標準機能としてコピー作成できるので、デモ―トしたい記事があれば一旦コピー作成して下書き保存しておき、公開した記事を削除すれば速やかに記事を差し替えられます。