2023年4月 7日 (金)

Microsoft Loop アプリ: ページテンプレートから使い方を検討してみよう

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※2023年4月6日時点の情報です。

Microsoft Loop アプリには複数のページを作成できますが様々なテンプレートが用意されています。このテンプレートを一通り確認すれば、どんな用途で使えそうかの参考になります。

テンプレートを利用するには、まずページを新規に追加します。ワークスペース名の右隣にある + マークをクリックすると追加できます。

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新規作成すると画面の下部にテンプレートの候補が表示されます。

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最下部にある[その他のテンプレートを探す]をクリックするとテンプレート一覧(テンプレートギャラリー)が表示できます。

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テンプレート一覧

現在利用できるのは次の10個のテンプレートです。

  • Project Brief
  • Team Decision 
  • Project Planning
  • Meeting Notes
  • Bad Idea Brainstorm
  • Product Wiki
  • Action Heroes
  • Stand-Up Meeting
  • Issue Tracker
  • Problem Framing

ここからは各テンプレートの概要と、ところどころで私見をメモしていきます。

Project Brief (プロジェクト ブリーフィング)

新たなプロジェクトのキックオフに使用する。目的設定やメンバー確認、タスクの確認など。

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Team Decision (チームの意思決定)

チームで何かを決める。何か重大な決定をするときに正しい方向を選択できるようにメンバーで支援する。


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Project Planning (プロジェクト計画)

次期プロジェクトの定義、範囲、マイルストーンなどを共有する。

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Meeting Notes (会議メモ)

効果的な会議の計画するためのメモ。

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Bad Idea Brainstorm

悪いアイデアをバックエンジニアリング することによって、革新的なアイデアをブレストする。

※ バッド アイディア ブレインストーミングという言葉があるというのを個人的に初めて知りました。ネットでも"Bad Idea Brainstorm" のキーワードで検索するといろいろと出てきますね。Bing のチャットに聞いてみたら次のように回答が返ってきました。

"Bad idea brainstorm"とは、最悪のアイデアを出すことを目的としたブレスト法です。参加者に、新しい有用なアイデアを出すことではなく、ますますばかげたアイデアを提案するように促すことで、最悪の可能性を探ります。
この方法は、緊張感を和らげ、参加者が自由に意見を述べることができるようになるため、軽い雰囲気で行われることが多いです。

確かに革新的な製品開発などではそういった取り組みを聞きますが、これを Bad Idea Brainstorm というんですね。20230407_111050

Product Wiki (製品Wiki)

製品に関する情報を収集しまとめる。※製品開発段階での情報収集などだろうと思います。既存の製品に関する情報をナレッジ管理するというのであれば、Viva Topics を使う方が適しているように思います。Viva Topics ならAIによって自動的にあちこちに散らばる情報を収集してページに取りまとめてくれます。Wikiといってもどんな段階で、どういった目的で使いたいかによって選択肢は色々と変わってきますね。

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Action Heroes (アクション ヒーローズ)

チームメンバーにアクションアイテムとしてタスクを割り当てる。※既定ではタスクを追加しているのではなく単なる表ですね。Viva Goals などの OKR を管理する際に、補助的にこうしたページで手軽に Objective と Key Results を簡易に定義していくのはよさそうです。ところで、米国の方はヒーローって言葉がほんと好きですよね。日本語だとニュアンス的にしっくりくる言葉はなんでしょうね?

Action_heroes

Stand-Up Meeting (スタンドアップ会議)

新規プロジェクトの会議で、チームから提起された最新情報、アイデア、ブロッカー(障害になるもの)を収集する。
※スタンドアップ会議は、直訳すれば立ったまま行う会議という意味で、15分程度の簡易な進捗確認などをする会議のこと。

Standupmeeting

Issue Tracker (課題追跡)

問題や課題を追跡する。※Microsoft Lists にも同じものがありますね。Power Automate などとの連携を考えると Microsoft Lists を使うことが適していることもありそうです。従来だと SharePoint ページにこうした情報をまとめてページにリストのWebパーツを追加して、、、ということをしてきました。Issue_tracker

Problem Framing (問題のフレーム化、プロブレムフレーミング)

特定の問題や障害を解決可能な小さなパーツに分解する。※ Problem Framing という手法があるんですね。問題解決に取り組むための手法。これもインターネットで検索すると多くの情報がでてきます。

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さて、ここまでが現時点でのビルトインのテンプレートです。むろん、ここにあるテンプレートのような使い方が必ずしも正解というわけではないので、自分が抱える業務を見直し、うまく適用できそうなところを探ってみるといいと思います。

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