2023年2月中旬より順次 Microsoft Teams の Wiki が廃止となります。気になるのは、廃止後ですが、既存のデータは引き続き利用できます。ただし、新規にはつくれなくなるということ。
Teams の Wikiは実体が SharePoint (リスト)で管理されており、隠しリストとなっているため検索が十分にできないなど課題がありました。詳しくは過去に書いたブログをご確認ください。
SharePoint Technical Notes : Microsoft Teams の Wiki の使いどころとその実体は? (lekumo.biz)
今後は OneNote ノートブックを使うようにアナウンスされています。OneNote なら検索機能などももっているので探しやすくなりますし、チーム内の複数チャネルで共有できることになります。そういった利点を生かしたいところ。既存の Wiki は OneNote にエクスポートできるよう機能も用意されるそうです。
また新規に作成するチャネルには OneNote ベースのタブが既定で用意されるようになるとのこと。現時点でも OneNote をタブとして追加できるので、先にタブ追加をしていても問題はありません。
とはいえ、Twitter を見ていると結構使いこんでいる組織も多くあるようです。Wikiは軽かったので、素早く使うのには便利でしたからね。
Microsoft Teams の Wiki は結局なくすのね。OneNote にエクスポートできるようなる。で OneNote をつかってねと。
— HIRANO Ai | MVP 👉 ❤️ SharePoint (@ai_yamasaki) January 11, 2023
Wikiは廃止後は新規には作成できないけど、既存のものには継続して利用できる。
まぁ、なんか中途半端だったからなぁ。 pic.twitter.com/zigrEr8WiW
ということでMicrosoft の案内では今後 Wikiに変わるのが OneNote になるのですが、ナレッジベースなどものによっては SharePoint ページをタブとして追加して情報整理をするのもよいと思います。
組織内でどう対応していくか、検討してみてください。