Microsoft 365 Copilot (有償版)を持っているユーザーはオプトインすることで SharePoint のナレッジエージェントにアクセスできます。ただし、現在パブリックプレビューであり、2025年9月18日~ロールアウト開始でロールアウトの完了は2026年の2月を予定しているとのことで、テナントによってはまだ使えないかもしれません。
SharePoint Technical Notes : SharePoint の新機能 "Knowledge agents (ナレッジ エージェント)" の登場!
さて、SharePoint ナレッジエージェントですが、これまで SharePoint サイトレベルでOut-of-box で利用できていた「サイトの SharePoint エージェント」がサイトの「ナレッジ エージェント」に置き換わっています。SharePoint のサイトエージェントにアクセスするには、これまでサイトの右上に表示されていた Copilot のアイコンをクリックしていましたが、ナレッジエージェントが利用できる場合は六角形のアイコンが表示され、これをクリックすると SharePoint のサイトレベルのナレッジエージェントにアクセスできるようになります。
SharePoint エージェントの従量課金との関係
さて、このサイトのナレッジエージェントだが、2025年9月25日付の現時点では利用できるのは Microsoft 365 Copilot (有償版)ライセンスを持っているユーザーのみであり、残念ながら従量課金モデルを利用しているユーザーはアクセスできない。もちろん、従量課金モデルのユーザーはこれまで通りノーコードでカスタム エージェントを作成できるが、ナレッジエージェントにはアクセスできないということである。
サイトのナレッジエージェントの性能
これまで提供されてきた Out-of-box のSharePoint エージェントはサイトレベルの場合は、プロンプトを頑張ってもあまり的確な情報が返ってこなかった。SharePointページに書いている情報を特にうまく拾ってこなかったように思う。
しかし、ナレッジエージェントでは、これがかなり意図する情報を返してくれる。スクリーンショットの画面は私が日頃利用しているサイトであり SharePoint/OneDriveなどのノウハウやTipsを蓄積しているのだが、一部の動画を除きすべてニュースで作成している。そのため従来のエージェントではあまりうまく回答を得ることができなかった。ところが、今回のナレッジエージェントはこれをきちんと取得してくれている。
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