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2019年1月22日 (火)

SharePoint Online のモダンページに "カウント ダウン タイマー" Webパーツが追加できるようになりました。

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このパーツは、カウントダウンだけでなく、カウントアップも可能です。

製品のリリース日まで、あと何日、など、従来の SharePoint でも要望が時々上がっていた機能です。試しに東京オリンピック開催までをカウントダウン表示してみました。

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使い方はいたって簡単です。目的の日付を指定し、カウントダウンするのかカウントアップするのか指定します。タイマー表示は今回 "日、時間、分" としましたが、他にも

・日

・日、時間、分、秒

の選択肢があります。

コールトゥーアクションも指定できるようになっており、ボタンをクリックすると任意のページにジャンプできる余裕に指定することも可能です。また背景画像を指定し、オーバーレイを指定してやることで見栄えよくできます。

高度なカスタマイズなしに、手軽に利用できる便利な機能がどんどん増えていくのはうれしいですね!

2018年12月22日 (土)

Microsoft Ignite 2018 でもアナウンスされていた JSON を直接書かなくてもよい列の書式(カスタムの列の書式)が利用できるようになったので、操作感をメモしておきます。

既にモダンUIのリストやライブラリでは列の書式が利用できるようになっていますが、ようやくJSONを直接書くことなく、Excelの条件付き書式のようにもっと楽に設定できるようになります。対象の列は選択肢、日付、はい/いいえ 列です。2019年にはこれ以外の列もサポート対象にしていくとのこと。

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具体的な操作感は次のビデオでどうぞ。音声はありません。

上記のビデオでもわかる通り、列の値に応じて自動的に色を設定します。違う色にしたければ、自分で選択。細かい条件判定などは従来通り JSON も記述できます。

SharePoint Online のモダンサイトに新しい Webパーツが追加されてきています。今回は次の2つをご紹介。

  • コードスニペット
  • マークダウン

コードスニペット

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モダンサイトにコードスニペット Webパーツが追加できます! というと、あたかもスクリプトエディタWebパーツ相当を思い浮かべると思います。が、コードを実行できる Webパーツではありません。モダンサイトでカスタム スクリプトを実行するには SharePoint Framework を利用する必要があるのは従来通りです。ちなみに、モダンサイトではカスタム スクリプトが実行できないことに対して単に「不便だ」というようにしかとらえていない方が多いようですが少し誤解があります。カスタム スクリプトをあちこちで実行できたというのは手軽だった半面、管理しきれないという状況もも生みだしてきました。今後は、コードのライフサイクル管理もキチンとしていこうということで、 SharePoint Framework を使ってアプリカタログやサイトコレクション アプリカタログからコードを展開することで、最低限でもサイトコレクションの管理者レベルで把握できているコードしか実行させないよ、という話です。

さて、話を戻しましょう。

コードスニペットはサンプルコードなどを画面上に表示するときに便利なWebパーツです。使い方は決して難しくないので次の動画(音声なし)を参照してください。

 

マークダウン

これは文字通りマークダウン記法でコンテンツを書くためのWebパーツです。

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マークダウン記法とは、簡単に言えば手軽にHTMLを書くための手段(書き方)です。タグを書かなくてもルールにのっとっていくつかの記号を使うことでHTMLタグを自動生成してくれます。詳しくは Wikipedia 等に掲載されているので確認してみてください。

こちらも使い方は簡単です。こちらも動画(音声なし)でどうぞ。

 

2018年11月29日 (木)

サイトページを新規に作成する際に新たに「テンプレート」から作成できるようになります。順次ロールアウトされており、それ以外のテナントも時期にこの機能が使えるようになるはずです。

モダンUIサイトのトップページにある[新規]>[ページ]をクリックすると次のようなポップアップが表示され「複数列、1列、空白」のいずれかのテンプレートからサイトページが作成できます。ただ、この機能がロールアウトされた後に作成したモダンサイトではポップアウトが表示されましたが、それ以前のサイトではページのヘッダー編集時に、レイアウトを変更できるようになっているようです。今のところ。

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作成したページは次のようなレイアウトをいろいろと選べるのですが、以前のサイトページと違うのはヘッダーに作成者や公開日を表示できるようになったこと。手軽に見栄えのするページが作成できるようになったのは嬉しいですね。

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2018年11月 9日 (金)

本日は SharePoint ハブについて。

現在、弊社で提供している 「オフィスアイ ラーニング ポータル」は SharePoint Online がベースとなっているのですが、クラッシクUIベースなわけです。サイトごとにモダンUIに切り替えてはきたものの、サイト構成を柔軟にすべく SharePoint ハブへと構成変換することを試みています。

グローバルナビゲーション

SharePoint ハブ を構成すると、ハブに参加したサイトはハブサイトのナビゲーションや外観を継承することになります。

SharePoint ハブは基本的にモダンUIを前提とした機能であるため、ハブサイトも新規にモダンなチームサイトやコミュニケ―ションサイトのテンプレートで作成することが一般的です。さて、グローバルナビゲーションですが、2018年11月9日現在では、ナビゲーションの項目が自動生成されることはないため手動で管理することになります。

例えばチームサイトで作成したハブのグローバルナビゲーションを編集すると次のような操作になります。

※なんだか数日前から Edge だと一部文字化けしていますが、とりあえず気にせずに。。。Chromeは問題ないんですけどね。。。

ところが既存の SharePoint サイトをハブにするとどうなるのか? メインで使っているサイトコレクションは発行機能をオンにしているクラシックサイトです。この場合は、グローバルナビゲーションは「構造ナビゲーション」が既定で表示されます。そのため、編集画面も従来通り。

※コンテンツの拡充とともに、サイト構成も大幅に変更中です。。。。

さて、発行機能のハブサイトのナビゲーションとの違いですが、対象ユーザーが設定できません。また単純な見出しだけというリンクが作れない。とはいえ、今後のアップデートでメガメニューが導入されるなど大幅な改善が見込まれます。

発行機能について

ちなみにモダンUIではサイトフィーチャーの一つである「発行機能」はサポートされません。その代り新しい発行機能が標準搭されています。しかし、クラシック SharePoint サイトではナビゲーションを柔軟に管理したりと発行機能にメリットがあったため、これを構成しています。そこでまずは発行機能をオフ(非アクティブ)にしてみることを試みてみました。今のところ、ページライブラリと等は残るため特に問題は発生していないようです。ただ、構成が組織によって異なるため、発行機能のオフは慎重に行うべきでしょう。

なお発行インフラストラクチャーまでは非アクティブにしていません。まだしばらくは、対象ユーザーが指定できる、従来のグローバルナビゲーションを使いたいためです。