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2022年4月22日 (金)

Best Practices - File management

ファイルの格納場所のおさらい

Microsoft Teams を使っているとチャットするときにファイルを共有するとファイルは OneDrive for Business に、チーム内でファイルを共有するとチームが接続される SharePoint サイトにファイルが格納されます。またチームに接続されていない SharePoint サイトでもファイルを共有できます。つまりファイルの格納場所は結果的に3種類あるわけです。

  • OneDrive for Business
  • Microsoft 365 グループに接続された SharePoint チームサイト
  • 単独の SharePoint サイト (大抵はコミュニケーションサイト)
    ※下位互換のためにグループに接続しないチームサイトも作れはするがここでは度外視

Hitome-m365-sharepointこの辺りの関係性がわからないという方はぜひ、拙著の「ひと目でわかる Microsoft 365 SharePoint 運用管理編」(日経BP社) をご一読ください(結構なボリュームです)。関連するのは次の章です。

  • 第1章…Microsoft 365 の SharePoint の利用を始める前に
  • 第2章…SharePointサイトに関する基礎知識を身に付けよう
  • 第3章…チームサイトの基本的な使い方をマスターしよう
  • 第8章… OneDrive for Business を使いこなそう
  • 第11章… Microsoft Teams と組み合わせて利用しよう

 

使い分けを考える前に

3つの格納場所があることに関して「ややこしい、1か所にすればいいのに」という話もありそうです。

ですが、以前のブログでも書いたように、

SharePoint Technical Notes : SharePoint のファイル管理機能をどう使っていくべきか? (lekumo.biz)

膨大な情報量を1か所に格納すると大事なものもそうでないものなども入り乱れることになり探しにくくなります。ファイルに関わらず量が増えれば小分けにするというのはよくやる話。結局、ファイルサーバーではこの小分けにしていく手法として、長年 "フォルダー" を使って仕分けてきたわけですが、その問題点については前回の記事で述べました。

ですから、せっかく最初から分かれている3つの器をうまく使い分けたいのです。

仕事でユーザーはどういった性質の情報をどのように利用しているのかをしっかり考えることが大切。「えー、そんなの考えたくない」という人もいるのは事実ですが、部屋の整理整頓と同じで、片づけなくてもまぁなんとかなりますが、うまいぐあい整理整頓されているほうが特に仕事をするうえでは機能的であることは間違いないでしょう。

OneDrive for Business の立ち位置

OneDrive for Business は OneDrive と名前がついていますが、一般消費者向けの OneDrive と学校や企業組織向けの OneDrive for Business とがあり、ブランドは同じですし、ぱっと見た目も似ていますが中身は別物です。

書籍にも書いていますが、慣れていないと見分けがつきにくいんですが決定的な違いはURLです。一般消費者向けは onedrive.live.com で、OneDrive for Business は sharepoint.com になっています。

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OneDrive for Business は SharePoint がベースになっている仕組みで、オンプレミスの時代は SharePoint 内のサイトの一種で「個人用サイト(My site)」と呼ばれていました。これが SkyDrive に名前が変更されたのですが、商標の関係からのちに OneDrive というブランドに変わったという経緯があります。

ですから、OneDrive for Business は 個人用途のSharePoint サイトです。とはいえ、ユーザーが利用するものであるため、SharePoint の持っている機能の一つであるファイル管理機能を中心に利用できるようにしているわけです。サイトを開くと一見すれば、自分用のフォルダーが用意されているように見えるようになっている。けれど、実際は Microsoft Lists のリストも格納できたりと、機能面で細かくみればやっぱり SharePoint サイトではあります。

さて、話を戻しましょう。

ユーザーにとっては、OneDrive for Business はクラウド上にある自分専用のファイルの置き場所です。共有しなければ自分しかアクセスできない。個人のPC内にしまい込まれて、埋もれがちだったファイルをクラウドに格納するように動線を変え、PCを買い替えてもコンテンツの移行が必要なく、最低限1TBの大容量がインターネット越しにいつでも使えるようになったわけです。

ただ、契約上の一つのルールとして、ユーザーごとにに紐づけて管理しているので、そのユーザーが退職してそのユーザー分のライセンスがはく奪されるとその人の OneDrive for Business は削除されるというのが基本ルール。

こういうと「えっ、Microsoft が勝手に消すなんて!」と思う方も少なからずいるようですが、必要があれば SharePoint サイトに移せば勝手には消えないですし、無駄に容量が増え続ければストレージの管理コストも増大していきます。基本は削除されるというのは大して問題ではないでしょう。おそらくこれまでだって、社員が会社を辞めれば、特殊な業務を除いては PC 内のデータもすべて吸い上げて、ファイルサーバーに格納するというようなルールになっていることは少ないのではないかと思います。だから、本質的には従来とあまり変わらない。

厳密にいえば、ライセンスがはく奪されるてもすぐに消え去るわけではなく、既定では30日間は残ります。つまりその間の猶予がある。この間に、任意のユーザーに管理権限を委譲できるので、その間に必要な情報を取り出して別のところに共有することもできます。また、設定によっては最大10年間は削除せずに残すこともできるようにはなっています。様々なニーズに対応すべく、色々と選択肢は用意されているのです。

Microsoft Teams と OneDrive for Business 

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Microsoft Teams で「チャット」を使ってファイル共有ができますが、「チャット」を使うとファイルは共有した人の OneDrive for Business にファイルが格納され、そこから共有リンクが生成されるようになっています。メールと違って添付ファイルではなく、単なるリンクになっているのがポイント

メールみたいに添付されればいいのにと思う人もいるでしょうけれど、ファイルを修正したりするとまた添付しなおしになり、最新版がわからなくなる。。。というメールの課題が再現されるので、あまりよろしくない。それよりはどこかに格納しておいてリンクで共有したほうが、下手にファイルが増殖しないという側面も忘れてはいけません。

ただ、共有した人が退職してしまうと、先ほどの理由で共有元がなくなりアクセスできなくなる可能性があるということです。

ですから、OneDrive for Businessはファイルサーバーの感覚で共有フォルダーとして使うのはダメです。あくまでも一時的な共有に留めるべきでしょう。

一方で「チーム」側での会話するときにファイルを共有すると、こちらはチームに接続されている各SharePoint サイトにファイルがアップロードされるので、ユーザーが退職しても関係ありません。ずっと残る。しかも基本的にはこちらは共有リンクではなく、サイト内のコンテンツへの単純なリンクで、チームメンバーは基本的に誰でも参照できる。後から入ってきたメンバーでもOK。

ちなみに、チャットの場合は必ず共有リンクで、共有リンクとは「このURLを知っている人は全員閲覧できる」とか「このURL知っている人は全員編集できる」とか「このURLを知っていて、かつだれだれさんたちだけ見れる」というような制限付きのリンクです。特殊なものなんですね。

ですから、チャットでファイル共有するときにはよ~く見るとリンクの種類が変更できるようになっています。

サイトのアクセス権限と共有リンクは別物です。詳しくは書籍にも書いていますし、私がほぼ毎月実施している「Microsoft 365 SharePoint サイト管理基礎」でも実際にデモや実習を通じて必ず説明しているところです。よくわかっていないなと不安がある方はしっかり基礎固めしましょう。

SharePoint と OneDrive for Business

「ファイルの格納先がSharePoint だったり、OneDrive だったりわかりにくい! 」という声も聞こえてきますが、やみくもにこうしたわけではなく意図があるだろうと考えるのが自然ですし、どううまく使い分けようかなとも考えたい。こういうものは特に答えはないので、「こう考えた方が、合理的だろう」という納得が出来さえすればいい。

そして、管理する情報の性質が異なるので、分けて考えた方が都合がいいだろうと個人的には思っています。

OneDrive for Business は個人の采配で自由に使えるし、共有しない限り他の人が見ることはないので気軽に使える。考えをまとめてみようとトライした仕掛途中のファイルなども置いておける。個人のPC内にはこんなファイルが山ほどあるはず。これをすべて SharePoint サイトに置くようにしていると、その人が退職してしまったときにもこうした「ごみ」が不用意に残ってしまうわけです。ユーザーが退職した後に削除されるというのは、細胞組織の「アトポーシス」みたいなもので、本当に重要な情報だけ選抜して残していくためには必要な措置だとも思うのです。

ただ、そういう話をしていると無論、「安易に消すべきではない!」という話も出てきます。それはそうです。ですが、なんでも保存では、ストレージコストも管理コストも年々増大し続けます。そのため、誰がどういう業務でどういった情報を扱っているのかを把握したうえで、必要があれば削除期限を延ばしたり SharePoint側にデータを移動したりする。さらに、Microsoft 365 コンプライアンス機能も活用して、機密情報保護、保持期限、レコード管理などしっかりと対応することです。

OneDrive の使い方の基本指針

OneDrive for Business は個人のワークスペース(一時的な作業場所)で、最終的には削除される。自分が辞めたとしても組織に共有すべき情報は SharePoint に置くというのが基本的な考え方にした方が管理がしやすいと思います。

1. 構想段階 … OneDrive 上でファイルを作成しながら考えをまとめていく

2. 確認(レビュー)や一時的な共有 … 出来上がったら他のメンバーにちょっと確認してもらうというのに Teams 上のチャットで共有する

3. 正式に公開… 正式に多くの人に公開する段階になったら、Microsoft Teams 内の各チャネルの「ファイル」タブまたは SharePoint サイトにファイルを移動またはコピーする。この流れが作れると、大事な情報だけ長期保管する方向でふるいにかけられます。

SharePoint に関して

SharePoint サイトは Microsoft Teams に接続されたチームサイトと社内ポータルとして利用する単独サイトがありますが、チームではあくまでもチームメンバー間での共有となります。公開範囲が大抵は狭い。一方で、社内ポータルとなると公開範囲は関係する複数の部署などというように広く設定することが多い。

こうしたことを踏まえて、全体的なイメージ図を作成してみました。ピラミッドはデータ量をイメージしており、組織が長期間しっかりと管理すべき情報(大事な情報は宝石のアイコンです) はふるいにかけて、選択的に管理していくようなイメージです。

もちろん、あくまでもこれが正解というわけではないですし、これ以外に既存のファイルサーバーをどうするとか、Yammer はここには組み入れていないけどどうなるとか、色々と気になるところもあると思います。詳しくは弊社の研修へどうぞ。

とにかく、これをきっかけに自分なりのイメージを描いてもらえるといいなと思います。

OneDrive  SharePoint  Teams

ちなみにこの図は Twitter でも共有していて、多くの方に共感をいただいたようで共有してよかったなと(画像は Twitter の方が画質がいいかも)。

さて、こうしたことを考慮しながら、各組織でどのようにしたら効率よく情報共有し、管理も行き届くだろうかということを社内がディスカッションしてみてくださいね。難しいと感じるかもしれませんが、ファイル管理には多くの人がかかわるので、どのシステムを使っていても色々と考えるべきことが多いものです。

関連コース

先ほど文中でも述べましたが、ここまでの内容はほんの一部で私の頭の中にあることすべてはブログには書ききれませんし、やはり体系立てて書いている拙著をまずはしっかりと読んでいただけるのが一番いいと思っています。

さらに、定期的に実施している研修では書籍には書ききれない内容や最新情報なども盛りだくさんにお話しします。質疑応答も一人一人とじっくり行います。ぜひ、ご利用くださいねー

2022年2月26日 (土)

主に学校などの教育機関向けの機能として用意されているのが「監視ありチャット機能」です。商用テナントでも利用できます。

これは教師がその場に居合わせなければ、生徒同士でチャットできないようにするための機能です。チャットそのものをオフにしてしまうと不便であるため、監視役として先生がその場で立ち会うことを条件に生徒間でチャットを許可するわけです。

チャットの権限の役割をユーザーに割り当てる

チャットの権限には次の3つがあります。

すべての権限 (Full permission)

どのユーザーともチャットを開始できるため、他の先生やスタッフ、生徒全員とチャットできるということです。監視役の教育関係者にこの役割を割り当てます。

限定された権限 (Limited permissions)

完全な権限を持つユーザーおよび限定された権限を持つユーザーとはチャットできますが、制限されたユーザーとはチャットを開始することはできません。この役割は、生徒へのアクセスは監視下だけに限定され、他のスタッフや教育関係者へは常にアクセスできる立場スタッフに最適です。

制限付き権限 (Restricted permissions)

完全な権限を持つユーザーとだけチャットできます。完全な権限を持つユーザーが招待する会話に参加できます。

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権限の役割の割り当ては、Microsoft Teams管理センターの「メッセージングポリシー」内の[チャットの権限の役割]で行います。

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※PowerShellを使う場合は ChatPermissionRole ポリシーを使います。

監視つきチャットを設定する

チャットの役割を指定したら、テナント全体での「監視付きチャット」を有効化します。この機能は既定では無効です。Microsoft Teams 管理センターの「Teamsの設定」で「役割ベースのチャット権限」をオンにします。

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機能の検証

機能を検証するために3つのポリシーを用意しました。

  • Students…制限付き権限
  • Teachers…すべての権限
  • Staffs…限定された権限

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検証用に用意した各ユーザーは次の通り。

Students ポリシーを割り当てたユーザー

  • 浅田 裕子
  • 横田 和馬

Teachers ポリシーを割り当てたユーザー

  • Ai HIRANO

Staffs ポリシーを割り当てたユーザー

  • John Smith

生徒同士での会話を試す

横田さん⇒浅田さんにプライベートチャットを送ってみます。これは送信できません。

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生徒から先生に直接チャットする

生徒から先生へ (この場合は横田さん⇒HIRANO) の直接のチャットも禁止されます。

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先生が生徒をメンバーとしたグループチャットを開始する

先生が生徒(横田さん、浅田さん)を追加してグループチャットを作成すると、生徒同士でもグループチャット内でやり取りができるようになります。

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先生がグループチャットから退出する

先生がグループチャットから退出しようとすると、退出できないというメッセージが表示されます。監視役の人はいなくなるわけにはいきません。

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スタッフから生徒にチャットする

スタッフから直接、生徒とチャットすることはできません(この場合は、John さん⇒ 横田さん)

スタッフから先生にチャットする

スタッフは先生とはチャットできます。もちろん、スタッフ同士もチャットできます。

スタッフが生徒を含むグループチャットに追加される

スタッフが生徒を含むグループチャットに追加されると、グループチャット内では生徒ともチャットすることができるようになります。

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ちなみに、この機能はあくまでも「チャット」に限定したものであり、チーム内での会話はチームメンバー全員が閲覧できる状態となるため、チャネル内では問題なく投稿しあうことができます。

参考

監視ありチャットを使用する - Microsoft Teams | Microsoft Docs

 

2021年11月25日 (木)

Microsoft Teams の録画の保存先はチャットの場合は録画を開始した人の OneDrive for Business、チャネル内での会議はチームに関連づく SharePoint サイトです。

自分が参加した会議の録画を一覧表示したいときには SharePoint の「強調表示されたコンテンツ」Webパーツを使うと便利です。この Webパーツは検索機能を使って SharePoint サイト上から様々な情報を収集できますが、特に「カスタム クエリ」を指定することで柔軟に目的のコンテンツを取得することが可能です。表示されるカードをクリックするとビデオが再生できます。

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この Webパーツのソースとして「すべてのサイトコレクション」を指定するとサインインしているユーザーが閲覧できるすべてのサイト上のコンテンツが検索対象になります。ここには OneDrive for Business も含まれます。検索機能が利用されるときには常にアクセス権限は保持されるため、複数サイトから情報を収集するといっても見えるべきではない情報は検索結果としては表示されないことを覚えておくことが重要です。

さて、次に指定するのがクエリテキストです。ここに次のように指定することで会議の録画のファイルのみを検索機能で取得できるようになります。

ProgID:Media AND ProgID:Meeting

あとは並べ替えの条件で「最終更新日時」などにしておけば、最新の会議の録画の順に並ぶことになります。Webパーツへの表示件数もWebパーツのプロパティで指定できるため最新の録画 10件を表示するといった設定にできます。

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指定した件数以上の録画を確認したければ Webパーツに表示される「すべて表示」をクリックしましょう。


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こうしたWebパーツを SharePoint ホームに追加しておき、Viva コネクションを構成しておけば Microsoft Teams 内からもいつでも参照できます。

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[参考]

Automatically apply a retention label to retain or delete content - Microsoft 365 Compliance | Microsoft Docs

 

2021年7月16日 (金)

Microsoft Viva Insights (インサイト) は Microsoft Teams にインストールできるアプリの一つであり、自分の働き方を客観的にとらえるためのものです。ちなみに、この機能は現在パブリックプレビューとなっており、今年の秋に正式リリースを目指しているそうです。

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Viva Insights の画面 (現在 パブリック プレビュー)

このアプリの機能の一つにバーチャル コミュートがあります。これは仮想通勤と訳されますが、リモートワークになってから、仕事の終わり時間があいまいになるのをメリハリつけるための機能です。

設定画面は次の通りです。リマインダーをオンにして、リマインドする時間を指定します。

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では、実際にどのようなことをいざなってくれるのか、私の設定を例に確認してみましょう。

まず、指定した通知時間になると、アクティビティに「切り上げますか?」と通知されます。クリックすると次のような画面が表示されます。[始めましょう]をクリックします。

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「お疲れ様です! お仕事をやり終えると気分がいいですね」というメッセージとともに、Microsoft To Do に登録している「タスク」の進捗確認画面が表示されました。資料は作り終えていたので、気分よく[完了]をクリックして、[次へ]。

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次に翌日のスケジュールの確認です。翌日は定期開催の研修の実施があったので、それが表示されていますね。確認をして再び[次へ]。

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次は1日を振り返ります。今日の気持ちを選択し、自分の心身の状態を客観視します。自分の感情に近い顔を選んで[次へ]。

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最後に、ビデオの音のタイミングに合わせて1分ほど深呼吸します。[次へ]。

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これで完了です。あとは、仕事以外の時間を楽しみましょう。

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在宅ワークしている方には、なかなか、良い機能だと思います。

とはいえ、実際には、家族と暮らしていてまだ手のかかる子供がいたりすると、犬のお散歩はもちろん、ランドセルの中身の確認(配布物の確認)とか、宿題の丸つけとか音読とか、子供の習い事の送り迎えだとか、晩御飯の買い物だ準備だ、お風呂だとばたばたなので、ゆっくりと深呼吸して終わりというような優雅な終わり方はできないのですが(そもそも「ママー、何してるの? そうそう、学校でね~」とマシンガントークがさく裂するし)、それでも家族が寝静まる夜中まで仕事をしているときには深呼吸で終わることができたので、ちょっとリラックスできたように思います。

えっ、参考にならない? (笑)

ですが、しっかりと1日を振り返る余裕をもって仕事にのぞめる日が増えるように意識するきっかけにはなりそうです。

皆さんもぜひ、活用してみてくださいね♪

AvePoint 社の中村太一さんの企画により開催された

「【Microsoft MVP の祭典 2021】 Microsoft 365 + Power Platform 利活用デモ祭り」

ですが、AvePoint社に全面スポンサーになっていただき、おかげさまで関係者ともども無事に終了することができました!参加いただいた皆様ありがとうございました。

AvePoint Japan さんとの共同企画の無料セミナー - 【Microsoft MVP の祭典 2021】 (weblogs.jp)

ウィークデーの日中にも関わらず、数百名が参加いただいたようで、アンケート結果を見ると皆さん満足していただいたようでホッと安心しました。

今回、ラジオ番組感覚でのメンバーによるテーブルトークをランチタイムに行ったのですが、こちらも思いのほか、楽しんでいただけたようで何よりです

なんだかんだと、業務の合間に準備するのは大変ではあるので、実施した甲斐があったというものです。

IT系のコミュニティ

ITの技術コミュニティに参加する方が増えるといいなというところが、今回の目標の一つでもあったのですが、今までコミュニティからは縁遠かった方々からも興味をもったというフィードバックも少なくなく、目標は達成できたのではないかなと思います。

私自身、「教えることを生業にしている」という職業柄、さほど頻繁に特定のコミュニティにどっぷりとかかわっているわけではありませんが、それでも研修に参加される方々には継続的な学習を続けるにあたり、適宜、ご案内するようにしています。コミュニティという場があれば、情報の収集やアウトプットをしていくことでより知識も深まっていくと思うからです。組織の垣根を越えて、同じようなことで悩んだり、喜んだりする仲間がいるというのも大きいと思いますしね。

コミュニティの全体像については、冒頭で Microsoft 社の森口さんのセッションが非常に参考になるので、まだ視聴していない方はぜひ、ご視聴ください。

資料のご案内

今回登壇した資料は下記の通りです。なお、録画に関しては AvePoint社の登録サイトから事前登録した方に録画へのリンクが後日公開される予定となっています。

[スライド]

他の方の分は AvePoint Japan 公式 Twitter で公開されているのでこちらからどうぞ~。