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2010年4月14日 (水)

SharePoint Server 2010 および Office 2010 の発売記念イベントが開催されるようです。

Microsoft Office & SharePoint Conference 2010

◎ 日 時:5 28 () 10:30 17:30 (10:00 受付開始)

◎ 場 所:東京ミッドタウン・ホール (六本木)にて開催!

◎ 参加費:無料、事前登録制

◎ 主 催:マイクロソフト

 

[登録サイト}

http://www.microsoft.com/businessproductivity/ja/jp/events/default.aspx?fbid=Z97Q434VGy0

 

席が早めに埋まってしまいそうな気がするので、ご興味のある方はお早めに登録された方がよいと思います。ちなみに私も登録しました。楽しみですね。

 

あと、SharePoint 2010 関連としては、ソリューション開発環境である Visual Studio 2010 の英語版のダウンロードが開始されたようです。日本語版は4/20から利用可能になるようです。

 

(参考)http://blogs.msdn.com/tsmatsuz/archive/2010/04/13/info-visual-studio-2010-is-ready.aspx

久しぶりに SharePoint Server 2007 に関して投稿します。昨年追加された、stsadm.exe のコマンド ライン オプションをのうち押さえておきたい機能を紹介します。※SharePoint Server 2010にも関わってくるものを厳選しています。

1GB を越えるサイト コレクションの削除

1GBを越えるサイト コレクションはGUIの管理ツールから削除するといきなり削除されてしまいます。これにより、SharePoint 全体および SQL Server のパフォーマンスを下げてしまう可能性が高くなります。

そこで 1GB を越える サイト コレクションの場合は、GUI ではなく\、"-gradualdelete " パラメータを利用した stsadm.exe deletesite を実行します (このパラメータは 2009年4月の累積的な更新ブログラムで追加されています)。

例 : stsadm.exe -o deletesite -url "サイト コレクションのURL"-gradualdelete

詳細は次の URL を参照してください。

http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc262392.aspx

サイトをロックする

サイトのバックアップなどを行っている最中にコンテンツが変更されることによりバックアップデータが壊れることを防ぐため、コンテンツを閲覧できても編集はできないようロックすることができます。これは stsadm.exe の setsitelock 操作を使用します。ただし、Service Pack 2 の場合は、バックアップ前に自動的にロックが掛かるよう変更されているため、この操作は不要です。

詳細は次の URL を参照してください。

http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc262811.aspx


過去の記事のリンクを追記しておきます。

2009年12月14日 (月)

弊社が現在協業しておりますAvePoint社の SharePoint 統合管理プラットフォームツールである "DocAve" に特化したサーバー管理、サイト管理者向けの入門コースをご提供できるようになりましたのでお知らせします。

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コース名 : SharePoint運用管理~DocAveの活用方法の概要と基本操作~
コース概要 :
既にDocAveをお持ちの方はもちろん、導入を検討される方にお勧めのコースです。

本研修では、DocAveの基本的な使い方を豊富な実機演習を交えることで短期間で効率よく学習できます。 

SharePointを導入後に日々管理を行う中で、SharePoint標準機能では不足しがちな機能はDocAveで強力に補えます。本研修では多くの方が最初に必要とされる機能のうち、「人事異動や組織改編に伴うアクセス権限管理」、「コンテンツの一括移動とコピー」、「コンテンツのアーカイブ」、「バックアップと復元」の4つを中心にSharePointの標準機能のみでの管理の問題点と DocAveを用いることの利点について解説しながら、実機演習を中心に基本操作を把握できるよう構成しています。なお、演習ではDocAveの基本的なインストールと構成も行います。 

詳細については以下のURLをご覧ください。
http://www.office-i-corp.jp/courses/oh-09-10.htm

※弊社では、この研修だけでなく、
DocAveを使用した運用管理方法の見直しなどをお手伝いするコンサルティング サービスも行っております。
http://www.office-i-corp.jp/consulting.htm#operation

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なお、本研修に関連し、DocAveの活用ポイントを解説した弊社オリジナル冊子を無料配布しております。ご希望の方は、弊社お問い合わせフォームからお申込みください。※お問い合わせの際は、内容に「DocAve無料冊子希望」と明記ください。

弊社が提供する最新のサービスメニューや、技術研修メニュー、SharePoint 技術情報、セミナー情報などをいち早く入手できるようメールニュースへの購読も承っております。特に、SharePoint Server 2010 に関する情報もどんどんご提供していく予定ですので、ご興味のある方はお気軽にお申込みください。

2009年10月 6日 (火)

検証用に Hyper-V 上などに複数のWSS 3.0 と SharePoint Server 2007 をインストールしているのですが「このイメージは SP1 まで適用していたような、、、それともSP2 だったかな、、、」と混乱することがしばしばあります。

そもそも、サービスパックやHotFix の適用状況を確実に確認するにはSharePoint にインストールされる各プログラム ファイルのバージョンを確認する必要があります。バージョンのアップデート情報は基本的にサポート技術文書を確認すればよいのですが、ファイルごとに詳細に書かれており毎回これを調べるのも大変です。もちろんトラブルシューティングする場合などは詳細に調べる必要があると思いますが、私のようにまずは簡単に確認したいというニーズも多いと思います。そこで主な SharePoint のバージョンの確認方法等を備忘録としてまとめておきます。

確認方法

バージョンの確認方法は次の通りです。

1.「SharePoin サーバーの全体管理」-「サーバー構成の管理」サイトの[トポロジおよびサービス]セクションにある-「ファーム サーバー」をクリックすると、バージョン情報が表示されます。

Sharepointversion_2 

また、コントロール パネルの[プログラムの追加と削除] からもバージョン情報を確認できます。ただし、 SharePoint サーバーの全体管理サイトの場合と異なるのは、管理サイトの場合はファーム内に複数の SharePoint サーバーが存在する場合に、すべてのサーバー環境を一覧表示できる利点があります。

SharePoint のバージョン

主なSharePoint のサービスパックおよび更新プログラムとバージョンの関係は以下の通りです(なお、以下の表は今後も継続的に更新する予定です)。

SharePoint Server 2007およびWSS 3.0バージョン関連するサポート技術文書
2009年6月の累積的な更新プログラム 12.0.0.6510 KB971538 ,KB971537
2009年6月の累積的な更新プログラム 12.0.0.6510 KB971538 ,KB971537
2009年4月の累積的な更新プログラム 12.0.0.6504 KB968857,KB968850
Service Pack 2 12.0.0.6421 KB953338,KB953334
2009年2月の累積的な更新プログラム 12.0.0.6341 KB961755,KB963654
2008年12月の累積的な更新プログラム 12.0.0.6335 KB960010,KB960011
2008年8月の累積的な更新プログラム 12.0.0.6327 KB956057,KB956056
インフラストラクチャ更新プログラム 12.0.0.6318 KB951695,KB951297
Service Pack 1 12.0.0.6219
SharePoint Server 2007およびWSS 3.0 RTM 12.0.0.4518  

関連情報

Japan SharePoint Support Blog に、更新プログラムに関する詳細な記事が公開されていますので、こちらを目を通しておきたいですね。特に累積的な更新プログラムとは何か、などが詳細に書かれています。

第 1 回:MOSS 2007/WSS 3.0 のソフトウェア更新プログラムについて (Part 1)
第 2 回:MOSS 2007/WSS 3.0 のソフトウェア更新プログラムについて (Part 2)
第 3 回:MOSS 2007/WSS 3.0 のソフトウェア更新プログラムについて (Part 3)

※それにしても、サポートチームの方々のブログを拝見していて、いつも思うのですが 扱っている内容は非常にテクニカルなのですが、文章がかなりポップな印象ですね。一瞬、本当にマイクロソフトさんのページ、、、だよね? と疑ってしてしまいましたcoldsweats01


[参考]

http://www.sharepointdevwiki.com/display/SharePointAdministrationWiki/SharePoint+Versions
http://mindsharpblogs.com/penny/articles/481.aspx

2009年10月 1日 (木)

自分の備忘録として、データベースの最適化について整理しておきます。

データベースの最適化

SharePoint を使っている場合もデータベース内のデータがフラグメントするため、定期的に最適化する必要があります。

データベースの最適化方法には次の2つがあります。なお、いずれも SQL Server 2005 以降を使用していることを前提としています。

「SharePoint の SP2 を適用している」

SP2 ではコンテンツ DB に対しては、自動的に最適化されるようになっています。このことについては以前の記事で紹介しています。

「SharePoint の SP2 を適用していない」

SP2 を適用していない場合は、SQL Server ストアドプロシージャを作成して定期的に実行します。詳細についてはサポート技術文書を参照してください。

ちなみに、上記のサポート技術文書を確認すると、SP2 適用後の場合は、自動的に最適化される対象は "コンテンツ DB" および "構成データベース" となっているとあるので、コンテンツ DB だけが最適化の対象ではなかったようです。

ということは、結局このサポート技術文書にあるストアド プロシージャが 、SP2 をインストールするとDBに作成されるということかしら、と確認をしてみたところ、確かにありました。 サポート技術文書同様に "dbo.proc_DefragmentIndices" という名前のストアドプロシージャです。

Defragmentindices_base

そこで SP2 が適用された SharePoint Server 2007 のDBを一通り確認してみました。

ストアドプロシージャが追加されていたのは以下のDBです。これらのDBでは、タイマージョブにより自動的にストアドプロシージャが実行されるわけです。

  • SharePoint_AdminContent_<GUID> (SharePointサーバーの全体管理サイトのコンテンツ データベース)
  • SharePoint_Config (構成データベース)
  • 各コンテンツDB

作成されていなかったDBは次の通りです。

  • SharedServices1_DB (共有サービスデータベース)
  • SharedServices1_Search_DB(共有サービス検索データベース)
  • WSS_Search_<サーバー名> (検索サービスデータベース)

以上、ご参考まで。