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2009年9月 2日 (水)

本日は以下のトピックについてお知らせいたします。

  • Microsoft Tech Ed 2009 Japan BoFセッションの結果公開
  • オフィスアイ株式会社 Webサイトリニューアルおよび新サービス&価格改訂のお知らせ

Microsoft Tech Ed 2009 Japan BoFセッションの結果公開

Microsoft Tech Ed 2009 Japan にて SharePoint 関連セッション(BoF-11)をSharePoint MVP 北端さん、及川さんとともに実施致しました。

ご参加くださいました皆様、ありがとうございました。今回は受講者全員参加のディスカッション形式という、初めての試みだったてのですが、参加者の方々からは非常に有用な情報をたくさん伺うことができ、登壇者ともども非常に感謝しております。

さて、既に参加者の方々にはご連絡しておりますが、このディスカッションでどのような話が出たのかなど、このブログをご覧になる皆様もご興味があると思いますので、結果をファイルにまとめてダウンロードできるようにしました。ちょっとした私の所感なども入れておりますので、参考にしていただければ幸いです。

ダウンロードは弊社のWebサイトから行えるように致しましたので、是非ご利用ください。

オフィスアイ株式会社 Webサイトリニューアルおよび新サービス&価格改訂のお知らせ

弊社のWebサイトをリニューアルし、より使いやすくしました。また、Webサイト刷新に伴いサービスメニューの刷新など行いましたので、この場をかりてご案内させていただきます。

◆SharePoint 活用および運用管理の見直しのためコンサルティング サービスのご提供開始

SharePoint の導入は着実に進んできているようです。しかし、導入済みの方からは上記 BoF のセッションでも取り上げたように、SharePointサイトをうまく活用できていないという声も多く聞かれます。また、活用できたらできたで、バックアップやアーカイブの見直しなども改めて考え直さなければとお考えの方々も多くいらっしゃるのではないでしょうか。そこで、SharePoint 導入後に色々とお悩みに抱えている方々に対して、「SharePointの見直し」をご提案するコンサルティング サービスのプランの提供を2009年9月より始めました。

プランは"活用見直し"と"管理の見直し"の2種類です。

「SharePointの活用見直しプラン」

"活用見直し"では、SharePoint の機能をよりよく使いこなせるようご提案します。SharePointサイトをたてたが、ユーザーに使ってもらえていない。また、ある程度使ってもらっているが、もっと活用できる方法がないか相談したいというかたにはうってつけです。SharePoint に限らずこうした情報共有のツールを活用する秘訣は「具体的な目的をもって利用を始めること」また「活用をうながす運用ルールとともにどういった機能を使うかを選定すること」です。弊社では、こうした原点に立ち返り活用の見直しのお手伝いを致します。

また、なんといっても実際に利用するのはユーザーですから、SharePoint というツールを使いこなせるスキルを身につけられるようなユーザー育成のお手伝いも致します。SharePointはエンド ユーザー コンピューティングを目指しているといわれますが、残念ながらSharePoint は様々な情報を格納できる分、黙っていても万人が使えるということはありません。また、仮に誰もが使えるとしても、無秩序に多種多様な大量の情報が蓄積されていけば、いくら検索機能があるとはいえ、却って後から目的の情報検索をする際に必要な情報が見つからないということになってしまいます。できるかぎり、運用ルールを決定したら、適切な場所に適切に必要な情報を蓄積していくにはユーザーの協力なくしては成り立ちません。そのためユーザー教育は欠かせないと考えています。

「SharePoint 運用管理の見直しプラン」

活用の他にもう一つご提案するのが運用管理の見直しです。弊社オフィスアイ株式会社では AvePoint Japan 社と業務提携を行い SharePoint 管理ツールの販売や管理者向けの教育サービスをご提供しています。

現在、SharePoint の標準的な管理機能を一通り学ぶことのできるコンテンツをご用意しています。さらに、現在 AvePoint 社の製品である "DocAve" 用の研修カリキュラムも開発中です。ご提供が開始できるようになりましたら、改めてご案内いたします。

◆価格改定

弊社では、SharePoint に関する「コンサルティング サービス」や素朴なお悩みに等の相談にの家庭教師派遣サービスのような「メンタリング サービス」などをご提供しています。こうしたサービスをある程度の期間に渡り、比較的低価格でご提供できるように致しました。サービス内容および価格に関しては以下のURLをご参照ください。

また、技術研修に関してはこれまで同様サービスをご提供してまいります。コンサルティング&メンタリングサービスと組みこんでご利用いただいたり、研修のみを単体でご利用いただくことも可能になっています。また、弊社では、各組織に適した技術情報をご提供できるよう、少人数制のオンサイトのハンズオン研修が可能です。ハンズオンの場合、1名様から最大8名様までの小規模での実施を承ります(セミナー形式の場合は、参加者数の上限はこの限りではありません)。なお、価格については、1名様より複数でご参加いただいた方がお得になるよう料金体系を改めました。

以上、よろしくお願いいたします。

2009年7月28日 (火)

以下の日程で マイクロソフト社のカンファレンスである Microsoft TechEd Japan 2009が開催されます。

  • 『Microsoft TechEd Japan 2009』
  • 2,000 人の IT エンジニアが集う 3 日限りの真夏の祭典 | Microsoft Tech·Ed Japan 2009

このイベントで、SharePoint に関する BOF セッションを担当します (※BOF とは "Birds of a feather flock together."という英語の慣用句から来ており、日本の慣用句でいえば "類は友を呼ぶ" のことです。転じてIT業界だと特定の分野やトピックに興味のある人のみが集まって何かすることを指すようです)。

企画した背景

TechEd ではいくつかの BOF セッションが開催される予定ですが、私が担当する BOF セッションは、同じ SharePoint の MVP 仲間である 北端さんと及川 (別称:おりば~ず) さんの3人で企画しております(実は、去年もこの3人で企画実施しました)。

3人で考えた結果、せっかく実施するなら現場で最も必要とされている情報を得られるのがいいだろうということになり、現状ではなかなか SharePoint 利用者同士の情報共有が行えていない点を踏まえ、登壇者が一方的に話をするのはやめて、参加者の方々同士で情報共有を行える場としようという結論に至りました。

BOF セッションの概要は以下に記載していますが、セッション内で話し合いたいお題をこちらでご提案させていただきました。そのため、ご興味のある方で TechEd に参加予定の方は、是非、お題に対するご自身のご意見などを事前ご用意いただいたうえで、会場にお越しください。

BOFセッションの概要

タイトル
あなたの組織のSharePoint、活用できていますか?
概要

Windows SharePoint Services 3.0 とSharePoint Server 2007が正式にリリースされてから早くも約2年が経過しました。現在、多くの組織で導入されているSharePointですが、実際に活用できているかを問われると「うまく活用できている」という声もあれば、「なかなか思うように利用できていない」という声も聞かれます。多くの方は「SharePointって、実際のところ、使えるの?」と思われているのではないでしょうか?

そこで、本BOFでは実際に導入、評価されている方々にご参加いただき、参加者全員で一緒にディスカッションを行いたいと思います。実際の現場でどのように利用していて、利用する上でどういったところが問題なのかについて意見交換し、活用のためのポイントを探ってみませんか? また、詳細は明らかになっていませんが次期バージョンのMicrosoft SharePoint 2010に対する現時点での要望なども出し合い、ディスカッションの内容は最後にマイクロソフトへフィードバックしましょう。

主な参加対象者は、Windows SharePoint Services 3.0またはOffice SharePoint Server 2007を導入されている組織に所属している方々です。また、SharePoint以外の情報共有のインフラを使っている方でもSharePointに興味がある方で、インフラ導入の成功事例や失敗談などのディスカッションにご参加いただける方であれば大歓迎です!

本セッションでは具体的に下記の内容についてディスカッションする予定です。皆様の意見を伺いたいと思っていますので、是非事前に話してみたい内容を決めてご参加ください。

◆ディスカッション トピック◆

- SharePoint の利用目的
- SharePoint の良い点 (活用しやすい分野)
- SharePoint の悪い点(活用しにくいのであれば、それは何故か)
- 活用を促すための工夫
- 将来バージョンの SharePoint への希望

登壇者
北端 智、及川 紘旭、山崎 愛
開催日程
8/28 (最終日) 10:55~12:05 (70分)

TechEd に参加予定の方、また参加される方は、是非、SharePoint の BOF セッションにお越しくださいませ!  また、セッションに関するご意見などあれば、このブログへコメントをお寄せください。

ご来場を楽しみにお待ちしておりますconfident

2009年7月 9日 (木)

最近よく拝見しているお気に入りのサイトがあります。SharePointの標準機能とJavaScriptで様々なUIカスタマイズをされている方のブログです。英語ですが、非常に参考になります。

たとえば、通常のリストで計算列とJavaScriptを組み合わせてグラフ表示を可能にしたり、jQueryを使ってガントチャート ビューを見やすくしたり、複数のWebパーツをタブで簡単に切り替えられるようにしたり。。。。

作者の方は、現場では結局、カスタマイズをしたくても実際にはサーバーには手を入れられないユーザーが非常に多いという経験から、できる限りコンテンツ エディタWebパーツや計算列、JavaScriptだけを使ってカスタマイズする方法を色々と考案しているそうです。これについては、確かに納得です。最近現場に入らせていただくことが増えていますが、カスタムツールなど少しコーディングすればかなり使い勝手は良くなるんだけどなぁと思うところがあっても、なかなかサーバー側は管理できず、Designer とJavaScript もしくは InfoPath を駆使して頑張るというケースが結構多いのです。

当たり前ですが、SharePointもWebソリューションですから、何かちょっとしたことをする場合にJavaScriptは欠かせないなぁとは思っていたのですが、とはいえこのサイトを見るとその着眼点には感心しきりで、すごいなぁと驚くばかりです。ちなみに、SharePointのDeveloperというわけではないようですね。

実際に操作できるようにSharePointサイトも公開されていますので、ご興味のある方は参考にされるとよいのではないでしょうか。

Live Demo サイト: http://pathtosharepoint.com/FusionCharts/default.aspx

ご参考まで。

2009年6月30日 (火)

以前、お知らせしたマイクロソフト Tech Fielders コラムに「後編」が掲載されました。

前半同様、できる限り標準機能を使うことが大切だということがポイントとなっていますが、前編とは異なり後半はテクニカルな内容にも触れているため前回より長文となりました。

なお、コラム中では SharePoint の構造に対する考え方なども記載しており、なかなか理解しづらいリストとライプラリの考え方の違いや、意外と語られることの少ないサイトの階層構造の利点などを説明にしていますので、こうした点で悩まれている方に対して少しでも役立つとよいなと思っています。

ご感想などありましたら、是非、お寄せくださいませ。

2009年6月26日 (金)

以前、このブログでもご案内した SharePoint SP2 ですが、180日経つとライセンスが期限切れになる問題がありました(記事)。この問題を修正する更新プログラムがようやくダウンロード可能になったようです。更新ファイルはSP2適用前でも後でもインストール可能可能です。また、更新ファイルが適用された新たなSP2が4-6週間ほどで出るそうです。

詳細は下記URLをご覧ください。

http://blogs.msdn.com/sharepoint/archive/2009/06/25/service-pack-2-update.aspx

以上、ご参考まで。