久しぶりに SharePoint Server 2007 に関して投稿します。昨年追加された、stsadm.exe のコマンド ライン オプションをのうち押さえておきたい機能を紹介します。※SharePoint Server 2010にも関わってくるものを厳選しています。
1GB を越えるサイト コレクションの削除
1GBを越えるサイト コレクションはGUIの管理ツールから削除するといきなり削除されてしまいます。これにより、SharePoint 全体および SQL Server のパフォーマンスを下げてしまう可能性が高くなります。
そこで 1GB を越える サイト コレクションの場合は、GUI ではなく\、"-gradualdelete " パラメータを利用した stsadm.exe deletesite を実行します (このパラメータは 2009年4月の累積的な更新ブログラムで追加されています)。
例 : stsadm.exe -o deletesite -url "サイト コレクションのURL"-gradualdelete
詳細は次の URL を参照してください。
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc262392.aspx
サイトをロックする
サイトのバックアップなどを行っている最中にコンテンツが変更されることによりバックアップデータが壊れることを防ぐため、コンテンツを閲覧できても編集はできないようロックすることができます。これは stsadm.exe の setsitelock 操作を使用します。ただし、Service Pack 2 の場合は、バックアップ前に自動的にロックが掛かるよう変更されているため、この操作は不要です。
詳細は次の URL を参照してください。
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/cc262811.aspx
過去の記事のリンクを追記しておきます。
コメント