カテゴリ「SharePoint 全般」の83件の投稿 Feed

2009年5月13日 (水)

stsadm.exeのコマンドライン紹介の記事ですが、続きを長らく放置してしまいすみません。前回の宣言通り、これまで、このブログで紹介したstsadm.exeの利用例を以下にまとめておきます。

カスタム作成したサイトテンプレートを
サイトコレクション作成時に選択できるようにする

stsadm.exe -o addtemplate -filename テンプレートファイル -title タイトル

過去の関連記事

通知メールが送信される既定のタイミングを変更する

stsadm.exe -o setproperty -propertyname job-immediate-alerts -url サイトのURL -propertyvalue "every n minutes"

過去の関連記事

"New!"のアイコンの既定の表示期間を変更する

stsadm.exe -o setproperty -propertyname days-to-show-new-icon -propertyvalue 表示する日数 -url サイトのURL

過去の関連記事

WSS 3.0 でフルクロールを停止および開始する

stsadm.exe -o spssearch -action fullcrawlstop

stsadm.exe -o spssearch -action fullcrawlstart

過去の関連記事
※コメント部分

カスタム作成した通知メールのテンプレートを登録する

stsadm.exe -o updatealerttemplates -url サイトコレクションのURL -filename 通知テンプレートのファイルパス

過去の関連記事

フィーチャーの登録とアクティブ化

stsadm.exe -o installfeature -filename フィーチャーのファイルパス 

stsadm.exe -o activatefeature -name フィーチャー名 -url サイトのURL

過去の関連記事

以上ご参考まで。

2009年5月11日 (月)

前回の記事(http://shanqiai.weblogs.jp/sharepoint_technical_note/2008/09/stsadmexe-2-d88.html)でご案内した 「既存のコンテンツDBを新しいコンテンツDBに移動する」際に利用する"mergecontentdbs" オプションですが、SharePoint Team Blog にも記事が上がっていましたが、元のコンテンツDBサイズが10GBを超える場合にデータペースが破損してしまうという問題が起こるケースがあるようです。

当該内容の記載されているサポート技術文書は以下の通りです。

また、先月末にWSS 3.0 およびSharePoint Server 2007ともにService Pack 2がリリースされていますが、WSS 3.0のSP2では、もともと mergecontentsdbsオプションが利用できるのはFarm Administrators グループとローカルの Administrators グループの両方のメンバである必要があり、かつ移動する必要があるサイト コレクションの管理者である必要がありましたが、サイトコレクションの管理者でなくともFarm Administrators グループとローカルの Administrators グループの両方のメンバであれば利用できるようになったようです。

2009年3月10日 (火)

先日ご案内しました私も執筆に参加させていただいた「VSTOと SharePoint Server 2007による開発技術」書籍に続き、「OBA 実践講座 Excel 2007とSharePoint Server 2007 によるデータ連携」という書籍が日経BPソフトプレスより3月16日に発売されるようです。

詳細については下記リンクをご覧ください。
http://ec.nikkeibp.co.jp/item/books/A06300.html

こちらの書籍は、「VSTOと SharePoint Server 2007の開発技術」の監修もされているマイクロソフトの西岡さんが同じく監修されていて、私が以前在籍しておりましたクリエ・イルミネート社のエンジニアが中心となって執筆しています

少しずつでも、こうして日本語のSharePoint 関連書籍が増えていくことは非常に嬉しいことだと思います。

以上、ご紹介でした。

2009年2月24日 (火)

SharePointを使用していて、リスト間のデータコピーや一括削除をどうにか手軽にやる方法はないかと悩まれる方も多いと思います。そこで今回は、SharePointの標準機能使ってもっとも手軽に実現する、知っていれば便利な方法として、次のURLにアクセスします。

  • http://<サイトのURL>/_layouts/sitemanager.aspx

Sitemanager1

[図.実行結果]

このページは[サイトのコンテンツと構造]というページで、本来はサイトコレクションの管理者などが発行サイトにアクセスする際に[サイトの操作]メニューに表示されるものです。ですが、このページはサイトへのアクセス権限があれば、どのサイトからでも上記のURLを実行すれば直接アクセスできます(きっと、このことをご存じない方も多いのではないかと思います)。

この管理ページは便利で、目的のリストやライブラリをクリックすると、通常のサイトとは異なる管理用のビューが表示されます。ここから、リスト間でアイテムを一括コピーしたり移動したり、一括削除したりできます。なお、コピーや移動を行う際は、アイテムの作成日時や更新日時、更新者などの情報はそのままとなり、書きかえられることはありません(ただし、リストが異なるのでIDは新たに設定されます)。

Sitemanager2

[図.リストアイテムの操作]

ただし、リスト間でコピーや移動を行う際には同じリストテンプレートから作成したリスト間で操作するようにしてください。私が検証した限りでは、一方に列Aがあり、他方に列Bがあるリストでアイテムのコピーを行ったところ、コピー先のリストに新しい列として列Aが作成され、無事にアイテムがコピーされていました。ところが、この列が集計列だった場合などは、エラーになりました。これはおそらく、集計に必要な他の列がタイミングによっては存在しないことになるからではないかと思われます。とはいえ、集計列を使っていたとしても、そのリストをいったんテンプレート化して、新規に作成したリストにコピーするとうまくコピーされました。

従って、結論としては同一リストテンプレートから作成したリスト間でのコピーまたは移動を行うのが良いと思います。また、この管理画面ではビューの編集ができないので注意してください。

*** 2013/2/6 追記 ***

この機能は SharePoint 2010 でも使用できます。ちなみに、この機能によるアイテムコピーや移動は推奨は 100 アイテムずつであると、現在はTechNet の資料に明記されていますので、この範囲で実施することをおすすめします。

***ここまで***

参考

サイトの管理者の場合は、発行サイトではないサイトでは「サイトの設定」ページからも[サイトのコンテンツと構造]へアクセスできます。

Sitemanager3

[図.サイトの設定ページ]

続きを読む »
2009年2月18日 (水)

先日ご案内しました「VSTOとSharePoint Server 2007による開発技術」の書籍の発売に伴い、来月3/13 (金) にマイクロソフトさん主催で下記イベントが開催されます。私も参加致します。


◆SharePoint Developers Forum ~VSTOとSharePointによる開発技術~ :
http://www.microsoft.com/japan/isv/innovateon/2007office/communityevent.mspx

日時:2009/3/13 (金) 12:30 ~ 17:30
場所:東京コンファレンスセンター・品川
参加費:無料(事前登録制)


書籍の執筆陣全員が参加して、それぞれ50分ほどのセッションを担当します。また、最後に懇親会も開催されますので、私を含め他の執筆者とも直接話ができますし、また参加者の方同士がSharePoint に関する情報共有や人脈作りの場などに活用していただければと思います。

なお、参加費用は無料で、先着順で申し込みが可能です。定員になり次第、締切となるようですので、ご興味のある方はぜひお早めにご登録ください。

多くの方のご来場をお待ちしております!!

続きを読む »