2010年5月14日

2010年5月14日 (金)

SharePoint Server 2010 が 5/12 にラウンチされましたが、弊社オフィスアイではいち早くサーバー構築や設計などのご支援をするべく、SharePoint Server 2010 の研修コースの第一弾をリリース致しました。

これまで、マイクロソフト様はじめ、様々なところでSharePoint Serve 2010 関連の無償セミナーを実施してきており、機能概要をメインに説明して参りました。お客様からのご質問などを伺っていると、いよいよ本格的に導入計画や導入提案をされている方も多くなってきておりますので、まずはサーバーの初期構成をきちんと行えるようご支援するところがはじめて参ります。

コース名 <SharePoint Server 2007 経験者向け>
サーバー管理者のための
Microsoft SharePoint Server 2010 サーバー構成と管理 [基本編]
内容

SharePoint の初期導入に必要な基礎知識を効率よく身に付けられます。特にシステム設計前にご受講頂くと最適です。

  1. SharPoint Server 2010 概要
  2. サーバー構成
  3. アップグレードと展開
  4. サーバー管理
  5. 監視

各章の項目については次のリンクをご参照ください。

対象者 SharePoint Server 2007 のご経験者の方で、基本的なSharePointの管理概念はご存じの方を対象としております。
提供形態
  • 1社向け研修 (お客様先にお伺いし、プロジェクターのある会議室等をお借りして実施させていただきます)
  • セミナー形式 (ハンズオンではありません)
金額

¥500,000 ~ (税抜)


※2日間の講師派遣費用のみの金額です
※テキスト代は別です。ご参加される人数分のテキストをご用意いたします。なお、この研修では参加できる方の人数の上限はございません(お借りするお部屋のキャパシティに依存します)

お問い合わせ

詳細については、弊社 Web サイトよりお問い合わせください。

SharePoint Server 2010 は機能が増えておりますので、まずは必要な情報を一通り把握していただくためにハンズオンではなくセミナー形式にして、ご提供できる情報量を増やしています。ハンズオンを実施ない代わりに、お客様がお持ちの実際の検証環境の構築を直接お手伝いしながら、適宜Q&A やアドバイスを行うサービスとして、「SharePoint Server 2010 検証環境構築支援サービス」もご用意いたしました。

このパッケージは、上記研修と環境構築サポートサービスを併せてご利用いただくことで、研修の価格をディスカウント致します。

今後も引き続き、SharePoint Server 2010 関連コースを充実させるとともに、 2010 が多機能であるため、ニーズに沿って詳細をご説明できるよう機能カットでのワークショップ研修(トピックを絞った、短時間研修) などもリリースして行く予定です。

SharePoint 2007, 2010 を適切にインストールしていても、イベントログに「イベント ID 10016 」という DCOM に関するエラーが頻繁に表示されるようになることがあります。このエラーログは SharePoint 環境ではよく知られたログです。このエラーにより具体的に不具合が確認できるわけではないのですが、エラーログが大量に生成されるのは好ましいことでありません。そこで修正が必要になってきます。

エラーログの内容

記録されるエラーログは次の図のような内容です。図は Windows Server 2008 R2 に SharePoint Server 2010 をインストールしている環境のものです( SharePoint Server 2007 でも同様のエラーが記録されます) が、イベントログの内容は、「CLSID {61738644-F196-11D0-9953-00C04FD919C1} のCOMサーバーアプリケーションに対するローカルアクティブ化のアクセス許可を SharePoint Web アプリケーションに割り当てているアプリケーション プールIDアカウント (example\apppool) に与えられない」というものです。

DCOM-Error-02

エラーログの原因コンポーネントを探る

ログの内容では CLSID  {61738644-F196-11D0-9953-00C04FD919C1} に関してエラーがでています。このCLSID を持つコンポーネントは、regedit.exe を起動しレジストリーを検索するとすぐに見つかります。問題のコンポーネントは"IIS WAMREG admin Service" です。

DCOM-Error-03

解決方法

上記の方法で問題のコンポーネントが特定できました。あとは、このコンポーネントについて "example\apppool" アカウントにローカル アクティブ化権限を付与してやればよいということになります。※Windows Server 2008 R2 の場合は追加の手順が必要です。記事の最後に記載しています

  1. 管理ツールから "コンポーネント サービス" を起動するか、もしくはdcomcnfg.exe を直接実行します
  2. [コンピュータ] - [マイ コンピュータ] - [DCOM の構成] の順に展開します
  3. " IIS WAMREG admin Service" を右クリックし、[プロパティ] をクリックします
  4. セキュリティ タブをクリックします
  5. "起動とアクティブ化のアクセス許可" セクションにある [編集] ボタンをクリックします
    DCOM-Error-04 
  6. アプリケーション プール ID アカウント ( 私の環境では Example\appPool ) を追加し、"ローカルからの起動" および "ローカルからのアクティブ化" の2つのアクセス許可をオンしにます
    DCOM-Error-05
  7. [OK] をクリックします
  8. [OK] をクリックします

 Windows Server 2008 R2 の場合の解決方法

Windows Server 2008 R2 では既定では上記のように "IIS WAMREG admin Service" のプロパティを編集できないので注意してください。上記のようなDCOM の設定変更を行うにはレジストリー設定を変更する必要があります(レジストリー変更は自己責任で行ってください)。Windows Server 2008 R2 で DCOM コンポーネントの編集ができないのは、当該コンポーネントのレジストリに対する編集権限がAdministrators アカウントであっても与えられていないためです(かつ、所有者が "Trusted Installer" になっています)。従って、レジストリエントリーのアクセス権限を変更してから、DCOM の設定を変更します。

  1. レジストリ エディター (regedit.exe) を起動します
  2. 次のエントリーにアクセスします。
    HKEY_CLASSES_ROOT\AppID\{61738644-F196-11D0-9953-00C04FD919C1}
  3. このキーを右クリックして、[アクセス許可] をクリックします
    DCOM-Error-06
  4. [詳細設定] ボタンをクリックします
  5. [所有者]タブをクリックします
  6. 現在の所有者が "TrustedInstaller" となっているので、所有者をローカルのAdministrators のメンバーに変更するためにAdministrators を選択し、[OK] をクリックします。
    DCOM-Error-07
  7. Administrators に対してフルコントロール権限を割り当てます
    DCOM-Error-08
  8. [OK] をクリックします

上記の手順が済んだら再び、コンポーネント サービスの管理コンソールを起動し、"IIS WAMREG admin service" のアクセス権限設定を行います。

[参考] http://www.wictorwilen.se/Post/Fix-the-SharePoint-DCOM-10016-error-on-Windows-Server-2008-R2.aspx