SharePoint Designer 2010 で利用するアクションは、Visual Studio 2010 でカスタム アクションとして開発できます。ざっと流れを書くと次の通りです。
1. Worflow Activity クラスの継承クラスを作成する
2. クラス内には、必要に応じて依存プロパティ(dependency property) を実装する
3. Execute メソッドをオーバーライドする
4. ワークフロー アクションを定義するスキーマファイル (*.actions) を作成する
5. フィーチャー レシーバーを実装し、フィーチャーがアクティブ化されたら Web.Config を書き換える
6. ソリューションを展開する
ソリューション展開後に、SharePoint Designer 2010 でカスタム アクションを利用してワークフローロジックを生成し発行した際に次のエラーメッセージが表示されることがあります。
「ワークフローのコンパイル中にエラーが発生しました。ワークフロー ファイルは保存されましたが、実行することはできません。 --- "クラス名" はアクセスできない保護レベルになっています。」
このメッセージが現れたら、1 で定義したWorkflow Activity の継承クラスが public となっているかを確認しましょう。public を指定し忘れると、上記のようなエラーが発生します。
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