
AI エージェントをエージェント ビルダーで作成する際にナレッジソースを追加する際に新たに「組織内のひとへの参照(Reference people in organization)」オプションが利用できるようになっています。このオプションが利用できるのは Microsoft 365 Copilot のアドオンライセンスを持っているユーザーだけです。
このオプションをオンにすることで、Microsoft 365 内のユーザーのプロファイル情報(Microsoft Graph にすでに存在する組織内の人物データ)の一部を参照できるようになります。含まれる情報は次の通りです。
- 名前、役職、部署
- スキルや専門分野
- 上司・部下などの組織情報
- 連絡先情報 (会議室も含む)
このオプションがオンになっていない場合は、たとえば「アリスの連絡先を知りたい」と依頼しても情報を取得できません。
しかし、このオプションにオンにすると同じ依頼に対して連絡先情報が返されます。
他にも「総務部に所属するユーザーを一覧にして」と依頼する、department プロパティに総務部と書かれているユーザーを取得できます。
「Power BI のスキルを持つユーザーを一覧にしてほしい」と問い合わせると当該ユーザーをリストアップできます。もちろん、ユーザープロファイルに当該情報が追加されていることが前提です。





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