Microsoft の
r さんのブログ記事に記載されていた PSConfigUI.exe と PSConfig.exe との違いについて、要点をかいつまんで、ご紹介しておきます。[参考] Why I prefer PSCONFIGUI.EXE over PSCONFIG.EXE
CU をインストールした後に実行するのが、PSConfigUI.exe と PSConfig.exe です。PSConfigUI.exe を起動するにはスタートメニュー等から「SharePoint Server 製品構成ウィザード」を実行します。このウィザードの実体が、PSConfigUI.exe です。
このウィザードのコマンドライン版が PSConfig.exe です。この2つの違いはあまり明確に意識しておらず、原則的に「SharePoint Server 製品構成ウィザード」を使っていたのですが、結果的にはこれで正解だったようです。
CU など適用した後にPSConfig.exeでは次のようなコマンドを実行します。
PSCONFIG -cmd upgrade -inplace b2b -wait
しかし、この Exe では、SharePoint のWeb アプリケーションをホストしている IIS のルートの仮想ディレクトリ配下にある、_app_bin がアップデートの対象にならないようです。そもそも製品構成ウィザードでは、、PSConfig.exe のコマンド オプションのうち、次の処理が自動的に実行されるそうです。upgrade 以外も実行されることが分かります。
- helpcollections
- secureresourses
- services
- installfeatures
- upgrade
- applicationcontent
これらの処理が欠如することで、後から問題が発生することがあります。そのため、PSConfig.exe を使うのであれば、下記のようなコマンドを実行する必要があります。
PSConfig.exe -cmd upgrade -inplace b2b -wait -cmd applicationcontent -install -cmd installfeatures -cmd secureresources
以上ご参考まで
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