拙著の「ひと目でわかる Microsoft 365 SharePoint 運用管理編」の 第5章で扱っているファイルのバージョン管理について訂正があります。手元の第1刷だとP384 ~ P385 あたりの内容です。
ドキュメント ライブラリではバージョン管理の設定があります。チームサイトとコミュニケーションサイトで軽微ではありますが違いがあります。
これまでてっきり、どちらのサイトもまったく同じだと思い込んでしまっていたのですが、昨日何気なく研修中にデモを行っていて気が付きました
違いは次の通りです。
設定 | チームサイト | コミュニケーションサイト |
バージョン管理しないよう設定する | × (必ずバージョン管理する) | 〇 (無効化できる) |
保持できるメジャーバージョン数 | 100~50,000 | 1~50,000 |
チームサイトの場合の設定画面は次の通りです。
コミュニケーションサイトの場合の設定画面は次の通りです。
なお、バージョン管理を有効化できるかどうかと保持できるバージョン数のみに違いがあるだけで、それ以外は基本機能は同じです。
このようにコミュニケーションサイトではバージョン管理そのものを無効化できますが、これを行うとライブラリの復元機能が使えなくなるので注意してください。
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