2008年4月10日 (木)

検証用に MSDN 版のWindows Server 2008 を用い、 MOSS をインストールしてみました。自分の備忘録のために Windows Server 2008 への展開に関する主だった情報をまとめておきます。

インストール手順の概要

構築環境

  • 1台のWindows Server 2008 上にファーム構成インストールで SQL Server 2005 Enterprise Edition および SharePoint Server 2007 Enterprise Edition を構築
  • なお、このマシンは検証環境であるため、ドメインコントローラを兼任させている

事前準備 1

  1. Windows Server 2008 Enterprise Edition without Hyper-V をインストール
  2. ドメインコントローラに昇格 (同時に DNS サーバーをインストール)
  3. SQL Server 2005 および SQL Server 2005 SP2 をインストール
    ※インストール後、SQL Server 2005 のセキュリティ構成でリモート接続ができるよう TCP/IP と名前付きパイプを有効化
  4. IIS 7.0 を追加インストールし、ASP.NET 、IIS 6.0 管理互換などの役割を追加
    ※サーバーマネージャにて構成
  5. .NET Framework 3.0 を追加
    ※サーバーマネージャにて構成

事前準備 2

SP1 適用済みのイメージのインストールポイントを作成

  1. インストールポイントとして利用するフォルダを作成 (例.C:\Kit\MOSS_Source)
  2. 1.のインストール ポイントに 製品版 MOSS のインストールファイルを一式コピー。このとき、インストールファイル内に "Updates" フォルダが含まれていることを確認する。ここに以下の手順で抽出する更新ファイルを格納する。
  3. WSS SP1 および MOSS SP1 (OfficeServer SP1)をダウンロード
  4. 次のコマンドを使用し、WSS SP1 から更新ファイルを抽出
    <※32bit環境の場合>
    wssv3sp1-kb936988-x86-fullfile-ja-jp.exe /extract:<Updatesフォルダのパス>
  5. 次のコマンドを使用し、MOSS SP1 から更新ファイルを抽出
    <※32bit環境の場合>
    officeserver2007sp1-kb936984-x86-fullfile-ja-jp /extract:<Updatesフォルダのパス>
    ※2008.4.11 修正しました
  6. 最後に Updates フォルダに "Svrsetup.dll" がコピーされていることを確認。また、"Wsssetup.dll" は削除しておく。

展開

上記の手順で作成したインストールポイントから setup.exe を実行。あとは、通常通りの MOSS のインストール手順となる。

なお、言語パックのSP1のインストール方法については、下記の「参考にした資料」内の "SharePoint Server 2007 SP1 インストール ソースの作成" 方法を参考にしてください。

参考にした資料

Windows SharePoint Services 3.0

Office SharePoint Server 2007

その他メモ

  • WSS 3.0 は Windows Server 2008 のサーバーの役割には含まれないため、を単体でインストールする場合は、WSS 3.0 SP1 同梱のインストールモジュールを Web からダウンロードする必要がある
  • SharePoint  Server 2007 の場合は、SP1 同梱のものを作成してから展開する必要がある
  • 以前と同様、単一サーバー(スタンドアロン構成) から ファーム構成への直接アップグレードはできない。


Windows Server 2008 上に構築した場合のトラブルシューティング情報などもも以下のサイトに掲載されているようです。

参考 :「Windows Server 2008 Resource Center for SharePoint Products and Technologies