Microsoft 365 グループに接続されたチームサイトで利用できる Webパーツの一つに「Office 365 コネクター」があります。
このWebパーツが廃止になります。あまり利用されてこなかったことが原因のようです。公式情報は下記のサポート文書を確認してください。
コネクタ Web パーツを使用する - Microsoft サポート
タイムライン
- 2024年6月15日以降…新たに接続を作成できなくなる
- 2024年8月1日以降…既存の接続の更新や管理ができなくなる (完全廃止)
Microsoft 365 グループに接続されたチームサイトで利用できる Webパーツの一つに「Office 365 コネクター」があります。
このWebパーツが廃止になります。あまり利用されてこなかったことが原因のようです。公式情報は下記のサポート文書を確認してください。
コネクタ Web パーツを使用する - Microsoft サポート

Microsoft Puview のアイテム保持ポリシーで特定の SharePoint サイトに対して一定期間、コンテンツを保持するようにライフサイクル管理をしている場合、フォルダー内にファイルやサブフォルダーなどが含まれているとフォルダーごと削除できないという仕様になっていました。
ですが、2024年5月上旬から中旬にかけて新たなアップデートが展開されており、従来のように「空でないフォルダー」でも削除ができるようなりました。
OneDrive の同期アプリでドキュメント ライブラリをオフライン同期している場合でも、削除したフォルダーがユーザーに再表示されることはありません。

SharePoint サイトで作成するページにはコメント機能があります。既定ではオンになっています。うまく利用すれば、閲覧者とのコミュニケーションの場として利用できます。
とはいえ、コメントが不要なケースもあります。その場合、ページ単位で有効・無効にはできます。それ以外にテナント全体で一括でオフにすることもできます。が、コメント機能が不要なのは自分が利用しているサイトだけで組織全員がどう考えているかまで把握できないものです。そこでサイト単位でオフにできないかという話になってきます。
実際にサイト単位での無効化はできるのですが、これはAPIを経由する必要があるため PowerShellなどを使わないといけません。SharePoint サイトを利用しているユーザーのほとんどは PowerShellに精通してはいないでしょうから、この選択肢をとるのもなかなか難しい。
そこで比較的ユーザーとして手軽な手段として Power Automate を使う方法を紹介します。Power Automate の SharePoint コネクターには「HTTP要求を送信」するアクションがあります。これを使うと SharePoint の REST APIを利用できます。
今回は手動でトリガーするフローにします。次のようにフローを作成します。
「SharePoint にHTTP要求を送信します」アクションは次のように構成します。
まず、目的のサイトのURLを指定します。方法は POST を選択します。URIは「_api/web」と指定します。これで SP.Webオブジェクトを操作できます。
「すべてを表示」ボタンをクリックして、ヘッダーやボディの入力画面を表示します。
ヘッダーは次のように指定します。X-HTTP-Methodは大文字で “MERGE” を指定します。
| Accept | application/json;odata=verbose |
| Content-Type | application/json;odata=verbose |
| X-HTTP-Method | MERGE |
| If-Match | * |
ボディは次のようにJSONを指定します。CommensOnSitePagesDisabledプロパティの値を true にすることで無効化します。再び有効化したければ false にします。
{
"__metadata":{"type":"SP.Web"},
"CommentsOnSitePagesDisabled":"false"
}
以上でフローは完成です。
動画で確認してみてください。

SharePoint のページとニュースではタイトル領域の利用が強制ではなくなります。その代わり、新しくバナーWebパーツが登場します。ページ上には複数のバナーWebパーツが追加できます。ちなみに、ページのタイトル自体は必要です。領域が不要になるだけです。検索時にはタイトルを優先的に検索することになりますし、タイトルの指定をしなくいていいことにはなりません。
新機能は次の通りです。
対象リリース: 2024年5月下旬にロールアウトが開始され、2024年6月上旬までにロールアウトが完了予定
GA (Worldwide, GCC, GCC hight and DoD): 2024年6月中旬~2024年6月下旬までにロールアウト完了予定
ロールアウト後は、これまでのタイトル領域レイアウトに加え、次の2つのバナーレイアウトが追加利用できるようになります。
ページの先頭に追加する最初のバナーはタイトルとして考えられます。画面上部のコマンドバーにはページ「タイトル」と自動的に同期されます。追加のバナーはページの見出しとして機能します。
ロールアウト後は新規にページやニュースを作成する際に新しいタイトル領域を利用できるようになりますが、既存のページに関しては新しいバナーに合わせて自動的に変わるわけではありません。新しいレイアウトオプションが選べるようになります。
これから SharePoint のポータル機能はいろいろとアップデートがされる予定ですが、レイアウトの柔軟性が増していきます。Microsoft Teams はリアルタイムでのコミュニケーションには最適ですが、最新情報が重視されるというチャットの性質上「読み捨てる」ことになるため、お知らせなどまとまった情報を掲示して周知し、後からいつでも素早く閲覧できるかというとそうではありません。
SharePoint の新しいポータル機能を組み合わせていくことで、こうした欠点を補完できるようになります。Microsoft 365 の機能をうまく組み合わせて、よりスムーズな情報共有を行っていきたいですね。
Entra 認証コンテキストを使用すると、特定の秘密度ラベルを適用したサイトにのみ特定の条件付きアクセスポリシーを適用できるようになります。これにより特定のサイトに対して厳しい認証条件を適用することなどが可能になります。
ちなみに秘密度ラベルを使わずに直接ポリシーをサイトに適用することも可能ですが PowerShellコマンド (Set-SPOSite)を利用する必要があります。
※ただし、SharePointのルートサイトにはこのポリシーは適用できないので注意してください。
SharePoint サイトで認証コンテキストを利用するには、次のいずれかのライセンスが必要です。
Entra 認証コンテキストは次の手順で設定できます。
まず、Entra 管理センターにアクセスします。「保護」>「条件付きアクセス」の順にアクセスし、「認証コンテキスト」をクリックします。ここで「新しい認証コンテキスト」をクリックます。認証コンテキストの追加画面で、名前と説明を指定して作成します。認証コンテキストは要件ごとに複数作成できます。
条件付きアクセス ポリシーの構成次に条件付きアクセスポリシーを作成します。名前を指定して対象となるユーザーなどを指定します。「ターゲットリソース」の設定でポリシーの適用対象として 認証コンテキスト を選び、作成した認証コンテキストを選択します。
Microsoft Purview コンプライアンス ポータルにアクセスし、秘密度ラベルを作成します。ラベルの範囲の定義で「グループ&サイト」を選択します。
「グループとサイトの保護設定を定義」で “外部共有および条件付きアクセス” を選択します。
「外部共有および条件付きアクセスの設定の定義」で "Microsoft Entra 条件付きアクセスを使用してラベル付き SharePoint サイトを保護する」を選択し、使用する認証コンテキストを選択します。
このように秘密度ラベルを作成したあとは、適切なラベルポリシーを作成してユーザーに発行しておきます。
作成した秘密度ラベルをテナント管理者、サイトの管理者またはサイトの所有者が特定の SharePoint サイトに適用します。
サイトへのアクセスを実験してみましょう。結果は次の通りです。
この設定には制限事項が比較的たくさんあります。実際に利用するときおよび最新情報の確認は下記の Microsoft Learn の記事を参照してください。
SharePoint サイトと OneDrive の条件付きアクセス ポリシー - SharePoint in Microsoft 365 | Microsoft Learn