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2018年1月22日 (月)

SharePoint Onlineでは昨年末ごろより、PowerApps を使った SharePoint リストフォームのカスタマイズができるようになっています。まだこのあたりの情報はあまり発信されていないようなので、本ブログで取り上げていきたいと思います。

とはいえ、そもそも PowerApps をご存知ない方もまだまだ大勢いらっしゃると思います。

PowerApps って?

もともとPowerAppsは Microsoft 社が提供するクラウド サービスの一つで、モバイルアプリ作成ツールです。とはいえ、PowerApps自体がモバイルアプリでもあります(ややこしい)。PowerAppsというアプリ内に複数の業務アプリ等を展開できるようになっています。

[iPadの例] PowerApps for iOS

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このサービスは、Office 365 Enterprise E1,E3,E5 などのプランに付属していきているサービスであるため、追加費用なく利用できます(プラスの費用を払うことで高度な管理や機能が使えたりもしますが、基本的な機能はプランに含まれています)。ただし、多くの組織では機能検証が終わっていない、またはこれから検証するなどで、管理方針が定まらないため、ほとんどのユーザーに開放していないのが実情のようです。

SharePoint と関連させられますが、もともとは単独アプリとして利用できるようになっており、例えばモバイル端末に展開するとその端末の座標および地図データなどを表示できます。

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こうしたアプリは基本的に Excel 関数と似たような関数だけで作成するため、ほぼコーディングなく作成できます。上記のアプリも15分程度で作成できます。

SharePoint リストフォームのカスタマイズ

さて、このPowerAppsですが、SharePointリストフォームのカスタマイズにも利用できるようになったという冒頭の話に戻ります。SharePoint Online のカスタム リスト (モダンUIのみ) が対象です。こうしたカスタマイズは従来だと Infopath 2013 を使ったりしていましたが、ご存知の通り InfoPath 2013 で開発終了となり、現在のところ 2026年07月14日 までが延長サポート期限となっています。この後継が PowerApps です。

今回はSharePointリストのカスタマイズで最もニーズが高い機能の一つである「選択肢同士の絞り込み」をPowerAppsを使って実装してみました。

[動作イメージ]

具体的な手順は YouTubeに公開していますので、参考にしていただければと思います。説明しながら操作しているので、なんだかんだと、30分程度かかります(今、風邪をひいているので少々鼻声ですが、ご容赦ください)。

手順は上記の通り公開していますが、細かい理屈は30分では説明できないため端折っています。そのため気になるところはご自身で調べていただくか、もしくはPowerApps を本格的に学んでみたい! という方はぜひ弊社のコースをご利用ください(商魂たくましくてすみません)。国内で昨年10月よりいち早くコース提供を始め、多くの方にご受講いただいています。毎回、"こんなことできないの" とか "ここが分かりにくい" といった質問をお受けしていますので、弊社もノウハウがたまりつつあります。可能であれば業務PCやモバイルデバイスをお持ち込みいただき、その環境にアプリを構築していくので、作ったものを社内ですぐにデモンストレーションできたりと満足度の高いコースになっています。

[オフィスアイ オリジナル研修] SharePointユーザーのためのMicrosoft PowerApps & Microsoft Flow入門

オフィスアイのオリジナル研修である「SharePointユーザーのためのMicrosoft PowerApps & Microsoft Flow入門」の案内ページです。

ということで、まずは第一弾でしたが、PowerAppsでのカスタマイズの実験を個人的にいろいろと試しているため、「今こんなことができるよ」という内容の記事を順次公開していこうと思います。手順を動画で撮影して公開するとそれなりに時間がかかるので、毎回は動画は公開しません。悪しからず。。。

2018年1月13日 (土)

Office 365 ロードマップを確認していたら、2018/1/12 付けで 開発中の「新しいSharePoint Online 管理センター」に関する情報が更新されていました。

2018/1/22 から First Release に対してロールアウトを開始だそうです。

現在プレビューを申し込んだテナントにしか展開されてませんし、まだステータスは In development ではありますが、もともと2018年1月にリリース予定でしたから、より広く利用できるようになりそうです。最初は利用できる機能は少ない状態になるでしょうが、正式にリリースされれば、時間とともにより機能が充実していく予定となっています。

楽しみですね。

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以前書いた関連記事はこちら

2017年12月22日 (金)

SharePoint Online を利用していてかつ多要素認証 (MFA) l利用している場合は、SharePoint Designer 2013 を使ってワークフロー開発などをするために SharePoint サイトにアクセスすることがあると思いますが、通常のユーザー名とパスワードでは認証が通りません。

MFA を使っている場合は、アプリケーション パスワードを指定する必要があります。アプリケーション パスワードは Outlook 接続に必要だったりしますが、SharePoint Designer 2013 の場合も同様です。

アプリパスワードの取得方法については下記を参照してください。

Office 365 のアプリ パスワードを作成する

2 段階認証を使用する場合に、Office 365 に接続するプログラムのアプリ パスワードを作成する方法について説明します。

2017年12月20日 (水)

Office 365 ProPlus は、常時インターネット接続する必要はないものの、30日ごとに最低1回はインターネットに接続する必要があるとのこと。この接続でユーザーが持っている Offie 365 サブスクリプションの状態を確認するそうです。30日を経過してインターネットに接続しなかった場合は、機能制限モードになります。もちろん、またインターネットに接続してきちんとサブスクリプションが確認できれば通常モードで使えるようになります。

ということで、頻繁にインターネット接続しないような利用形態では、Office Professional Plus 2016 を利用するなど従来のライセンス認証のアクティベーション方法をとった方が好ましいと言えます。

機能制限モード(reduced functionality mode) って? 

ところで、機能制限付きモードとはどんなものでしょうか? このモードになると既存ファイルの閲覧や印刷はできるものの、新規にファイルを作成したり、編集したりできなくなります。このモードになると次のようなメッセージが表示されるようになります。

78aa59b0-8772-4ba2-8094-bfeb65602ab7 ※英語版の場合

[参考] About Office 365 ProPlus in the enterpriseエンタープライズでの Office 365 ProPlus について

[参考] Overview of licensing and activation in Office 365 ProPlus

 

2017年12月19日 (火)

Office 365 グループに接続したモダンUIのチームサイトを作成して、CSOMなどで設定を操作してみたけど、できること、できないことが結構あります。たぶん追記していきますが、取り急ぎ自分用に気づきなどをメモしておきます(丁寧な説明は、時間がないので省略)。

$web.ApplyTheme($color,$font,$backgroundImage,$true)

これはとりあえずエラーにはならず、適用は可能。リストやライブラリごとにクラシックUIに変えたときに反映されていることがわかる。

Set-PnPMasterPage -MasterPageSiteRelativeUrl "/_catalogs/masterpage/oslo.master"

これはNG。"Set-PnPMasterPage : Site has NoScript enabled, and setting custom master pages is not supported." ということで、NoScript が有効なんだから駄目よ、ということ。とはいえ、Webブラウザーの外観設定から Oslo マスターは適用できる。もちろん、クラシックUIのページにはなんら反映されないので、あくまでもクラシックUIとなっているページだけ差しかわる。

その他

コーディングとは別の部分で下記の仕様あり

  • サブサイトを作成するときに、既存のリストやライブラリと同じ名前のサブサイトが作れない。→バグ? 
  • サブサイトとしてクラシックUIのチームサイトは作れるが、モダンUIのチームサイトは作れない。つまり、トップレベルサイトで完結した利用がほとんどになると想定している可能性が高い。この前提が、来年登場する SharePoint Hub へとつながっていきそう。サイトコレクションはどんどん増加する
  • サイトコレクションの管理者を追加するリンクが分かりにくい (サイトの権限設定のところのリボンメニューにある)
    • これは、そもそも Office 365 グループでの利用が前提なので、サイトコレクションの管理者の設定なども基本的にはあまり考慮しなくてもいいという前提でしょうね。  
  • もともと OneDrive for Business がベースになっているので、サイトの設定ページに表示されるメニューが少ない
    •  ちなみに、OneDrive for Business はオンプレミスのSharePoint上の個人用サイトがベース (最近、これを知らない人が多い)
  • サイトのテンプレート化メニューがない (SharePoint Server 発行インフラストラクチャーが非アクティブであっても、表示されない) 
    • 必要に応じてSharePoint PnP Site Provisioning Engine を使った方が柔軟性は高いし、そもそも今後のサイト展開のアプローチは標準サイトを作った後、カスタマイズをJavaScript プログラムを通じて適用していくスタイルになる。これまでのサイトテンプレート化の考え方はレガシー。
  • SharePoint Server 発行インフラストラクチャーや発行機能をアクティブにする使い方は必要ない
    • レスポンシブWebデザインになっている「サイト ページ」が従来の発行ページの代わりとなっている 
    •  モダンUIではナビゲーションは対象ユーザーなど指定できなくなっている。そもそも同一の業務チーム内での利用となるので、エンドユーザーはこうした細かい設定をすることは考えにくいし、重視していないのだろう。シンプル化しているのだと思われる。この辺は、クラシックUIの従来のサイトとの使い分けになりそう。
  • 歯車アイコンに表示されるメニューも、エンドユーザーが利用することを想定しているようで、よく利用するメニューのみに厳選されている。そのため、サイトの設定ページは[サイト コンテンツ]ページのコマンドバーに移動しているなど、従来のサイトとは配置が異なる
  • サイトコレクションのフィーチャーで既定でアクティブ化されているもの
    • 3段階の状態管理ワークフロー
  • サイトのフィーチャーで既定でアクティブ化されているもの
    • Access アプリ
    • コンテンツのフォロー
    • サイト ページ
    • チームのグループ作業リスト
    • ワークフロータスクのコンテンツ タイプ