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2015年4月17日 (金)

SharePoint Server 2016 のアップデート情報が公開されました。

より詳しい内容は、2015年5月4日~8日まで、U.S. シカゴで開催される Microsoft Ignite で明らかになってくるようですが、上記記事から要点だけかいつまんでおきます。

まず、SharePoint Server 2016 は 2016年の Q2 に利用できるようになる予定で、2015年 Q4 にパブリック ベータが予定されています。その他、機能的なところは次のような状況です。

  • モバイル対応が強化され、タッチ ベースの操作がしやすい
  • ファイル共有はより Peple-Centric に
  • Exchange や Yammer 、Office 365 Video などとのより緊密な統合により、システム境界を意識させないコミュニケーションを促進する
  • コンプライアンスやレポーティング機能の強化

基本的にはクラウド ファーストとなっており、現在の Office 365 上のアップデートがオンプレミスに持ち込まれることになるので、どのようになりそうかはなんとな見当がつきますね。

現時点でも Office 365 には色々な機能がてんこ盛りで、情報を追いかけるのが大変な状況です。したがって、まずはこれらを現場でどのように使えるか、もしくは使えそうもないか、しっかり検証・研究するのが、もっぱら私の仕事になりそうです。

ちなみに、、、Microsoft Ignite に参加してくる予定でおりますので、5月になったら最新情報をもう少し入手できるはずです。またブログ等でお伝えします。

2015年4月14日 (火)

SharePoint Online では 2015年3月下旬からドキュメント ライブラリを新規に作成すると、既定でバージョン管理設定が有効になるように既定値が変わっています。

***2015/4/17 追記***

新規作成だけでなく、既存のドキュメント ライブラリも既定値のまま、メジャーバージョン管理を指定せずに使用していたものについてはバージョン管理が有効になっているようです。既にバージョン管理設定をしていたところに関しては、設定が自動的に上書きされるようなことはありません。

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現時点では下図の通りです。メジャーバージョン作成のみが有効になっており、500バージョン分保存する設定になっています。

2015-04-14 15-29-31

弊社で利用している Office 365 テナントでは、2015年3月24日に情報が伝達されてきていますが、サポート技術文書は 2015年3月20日付で更新されているようです。

以上、参考まで。

2015年4月10日 (金)

SharePoint Designer 2013 のワークフローを使って、お知らせを自動送信したり、リマインダーメールを送付したりできます。この時、外部の Email アドレスにメールを送信することも可能です。

ただし、SharePoint 2013 ワークフローでは、対応していません。下記画面は Office 365 上の SharePoint サイトを使用していますが、宛先に外部ユーザーを指定すると次の警告メッセージが表示され、送付できません。

「選択したユーザーは、このワークフローの発行元のサイト上で有効でない可能性があります。受信者が有効な SharePoint ユーザーでない場合は、ワークフローの電子メールを受信できません。」

2015-04-10 11-39-25

Office 365 の場合は、SharePoint 2013 ワークフローでは、送信先はテナント内のユーザーに限定されます。

しかし、SharePoint 2013 では SharePoint 2010 ワークフローも使えますので、こちらに切り替えて同様に処理を指定すると、問題なく送信できるようになります。

2015-04-10 11-44-01

 

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2015年4月 5日 (日)

ご存じの方も多いかもしれませんが、これまで SharePoint Online で提供されてきたパブリックWebサイトが今後利用できなくなります。詳細は下記マイクロソフト社のサポート技術文書を参照してください。

2015年3月9日より、マイクロソフト社は新規顧客に対するパブリックWebサイト機能が停止されています。ただし、これまで利用してきいている既存ユーザーは今後2年間は、引き続きこのサービスを利用できるものの、いずれはサードパーティ ソリューションへの移行が必要となるとのことです。

上記サポート技術文書には、移行先として利用できる Microsoft Web サイト ホスティング会社として GoDaddy と Wix.com とが記載されていますが、日本国内ではどうなるのか、現時点では不明です。

SharePointベースで手軽にインターネット公開サイトが作れるというのは、よかったんですけれどね。とはいえ、色々と制約などもありましたし、デザインの変更もクセはあるものの、これがブラッシュアップしていってくれたらよかったのにと、個人的には思ってしまいますが、仕方ないですね。

 

2015年3月20日 (金)

半年前に公開されていた情報ではありますが、旧バージョンからの移行も増えてきているので情報共有しておきます。

カスタム リボン メニューを開発している場合に使うことのあった CommandUIHandler要素の EnabledScript 属性ですが、SharePoint アプリを使って展開したカスタム アクションでは利用できなくなっています。

この属性は、リスト アイテム選択中など、状態に応じてコマンドを有効化したり無効化したりする際に使用していました。

この属性が使えなくなっている理由は、これを使った脆弱性を狙ったコードが実行されるのを防ぐための処置です。ちなみに、オンプレミス環境では、MS14-050 SharePointセキュリティ更新プログラムの適用後は、 EnabledScript の利用ができなくなります。

ご参考まで。