今日の設定を終えてようやく「すべてのお知らせ」を取得するコンテンツ クエリ Web パーツが完成です! では早速、最後の工程に入りましょう。
コンテンツ クエリ Web パーツは既定では並び替えに利用できる列が限られています。そこで、任意の列で並び替える方法をご紹介します。
今回は、「更新日時」列を使用します。既定では「更新日時(_Hidden)」が表示されます。hidden とはなっているものの表示されているので利用できそうなものですが、実際には並び替えには利用できないようです。そこで、前回取得した「更新日時」列の情報を使って更新日時で並び替えられるように調整します。
コンテンツ クエリ Web パーツで任意の列で並び替えを行えるようにするには、Webパーツのデータを一旦エクスポートし、内容を編集する必要があります。
操作概要
- コンテンツ クエリ Web パーツのエクスポートする
- エクスポートしたデータを編集する
- 2. をインポートする
- コンテンツ クエリ Web パーツの並べ替えキーを変更する
コンテンツ クエリ Web パーツのエクスポート
- コンテンツ クエリ Web パーツの右上に表示される▼をクリックし、[エクスポート] をクリックします。
- 任意の名前でファイルをローカルに保存します。今回も前回と同様に"mycqwp.webpart" という名前で上書き保存しておきます。
Web パーツ情報の編集
- 次にエクスポートしたXMLファイルをメモ帳などで開き、編集します。次のタグを見つけます。
<property name="AdditionalGroupAndSortFields" type="string" null="true" />
- 編集日時(Modified) 列が「並び替え」ドロップダウンメニューに表示されるよう次のように変更します。
<property name="AdditionalGroupAndSortFields" type="string">Modified</property>
- 上書き保存をします。
Web パーツ情報をインポートする
編集した mycqwp.webpart をインポートします。
- IE を使用してコンテンツクエリWebパーツを追加したサイトを表示します。
- [サイトの操作]メニューから[ページの編集]をクリックします。
- "Web パーツの追加" をクリックします。
- Web パーツの追加画面右下に表示される "Web パーツギャラリーとオプションの詳細設定" リンクをクリックします。
画面右上の"Web パーツの追加" の下に表示される "参照"部分の▼をクリックし、[インポート]をクリックします。
先ほど編集した "mycqwp.webpart" ファイルを指定し、アップロードします。
アップロードした Web パーツをWeb パーツ領域に追加(インポート)します。
コンテンツクエリ Web パーツの並べ替えキーを変更する
コンテンツクエリ Web パーツに適用されている並び替え設定を変更します。
追加した Web パーツの[編集]メニューから[共有Webパーツの変更]をクリックします。
コンテンツのクエリツールパーツ内の"プレゼンテーション" セクションを開き、"アイテムの並び替えキー" のドロップダウンメニューから "Modified" を選択します。
[OK]ボタンをクリックします。
[発行]します。
以上で、更新日時で並び替えが行われるようになったはずです。
うまく表示されれば完成です、パチパチパチ~♪
次回は最終回として、今回ご紹介してきた一連の内容を応用して「複数サイトから自分のタスクを表示する」ようにしてみたいと思います。
参考: PointBridge Blogs(英語)