SharePoint Server 2010 では、Active Directory とのプロファイルの同期機能が変更されています。
- プロパティ単位でAD から SharePoint へ、または SharePoint から AD へのいずれかの方向での更新が可能
これまで、プロファイルはADからSharePointへの一方向のコピーでしたが、SharePoint 2010 では双方向になります。ただし、誤解してはいけないのが、プロファイルが完全に双方向になっているということではなく、プロパティごとに更新する方向を指定する必要があり、指定できるのはあくまで一方向のみであるということです。たとえば、ほとんどのプロパティは従来通り AD から SharePointへの一方向での更新とし、特定のプロパティのみ SharePoint から AD に一方向に更新するように設定します。このように、プロパティ単位で更新の方向を指定できますが、指定できるのはあくまで一方向のみです。双方向指定はできません。
プロファイルの同期サービスである "User Profie Synchronization" はファームの構成ウィザードを用いても既定では開始されません。また開始には事前設定が必要です。下記の記事を注意深く読み、構成する必要があります。
http://technet.microsoft.com/ja-jp/library/ee721049(office.14).aspx
が、しかし、この手順だけでも、実際に構築してみると問題があります。肝心なのは、" ファーム アカウントを SharePoint Server 2010 の Administrators に追加" 後に一度 SharePoint 2010 Timer サービスを再起動することです。これをしてから、サービスを開始しないと、うまく開始されません。
2007の時はユーザプロファイルを共有サービスで取り込み、各WebAPでさらに個別でコピーをもっていると聞いています。そのため、表示名をADで直してユーザプロファイルを手動で即時更新しても反映されなかったです。(修正コードが出てましたっけ)
この仕組みは2010でも同じなのでしょうか。
Sharepoint→ADへの更新、実験してみます。