2014年6月12日 (木)

[SharePoint 2013] Health Analyzer で検出される MissingWebPart への対応

サーバー全体管理サイトの [問題とソリューション確認] ページで、 Health Anaylzerが サーバー側の依存関係がありません というエラー情報を出すことがあります。特に、Visual Studio を使ったSharePoint ソリューション開発をしている環境などではよくあります。

2014-06-12 10-30-55

内容を確認すると次のようなメッセージが表示されます。

2014-06-12 11-39-35

この中に [MissingWebPart] というセクションがありますが、Visual Studio ではソリューションの取り消しを行っているものの、Webパーツを追加してテストしたページが残ったままになっている際などに、このメッセージが表示されます。しかし、肝心のどのページに配置したのかは、このメッセージからは推測できません。

解決方法としては、SQL サーバー上の当該コンテンツDBに対して次のようなSQLクエリを実行することです。これにより、どのページに配置していたかがわかります。

select d.DirName, d.LeafName, * from AllWebParts wp join AllDocs d on wp.tp_PageUrlID = d.Id where tp_WebPartTypeId = 'WebパーツクラスのID'

2014-06-12 11-57-21

なお、テストページの場合は削除してしまえば、このメッセージは表示されなくなりますが、削除は必ずサイト コレクションのごみ箱からの削除を行わないといけません。ページを削除後、上記のクエリを再度実行し、エントリーが表示されないことを確認します。

[参考]

http://social.technet.microsoft.com/Forums/sharepoint/ja-JP/484c138d-0ca4-486c-9602-8e4767878671/sharepoint-configuration-missingwebpart-webpart-class-xxx-is-referenced-6-times-in-the

 

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