2014年6月13日 (金)

[SharePoint 2013] Health Analyzer で検出される MissingSetupFile への対応

昨日の記事では、Health Analyzer で検出される「サーバー側の依存関係がありません」というエラー内の、MissingWebPart に対する対処方法の一つをご紹介しました。

今回は関連する内容としてWebパーツ開発時に起こりがちな「サーバー側の依存関係がありません」というエラー内に表示される MissingSetupFile への対応方法の一つをご紹介します。

この問題は次のように検出されます。

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ユーザーがWebパーツを利用するためには、サイト コレクション内のWebパーツギャラリーに *.webpart ファイルが必要であり、Visual Studio 2012 または 2013 の Office Developer Tools を使うとこのファイルを自動生成してくれます。しかし、ソリューションアンインストール時にこうした情報が削除されないことがあります。これにより、上記のメッセージが表示されます。どのサイトにこのファイルが残っているかを確認するには、これもSQL Serverにアクセスし、次のSQLクエリを実行します。

SELECT * FROM AllDocs WHERE SetupPath='セットアップファイルパス'

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SQLクエリの実行結果内の DirName をたどれば、目的のサイトのURLがわかります。このWebパーツギャラリーから*.webpart ファイルを手動で削除します。この時も必ずサイト コレクションのごみ箱から完全に削除するようにします。

[関連情報]

弊社オリジナルコースである「Microsoft SharePoint Server 2013 ソリューション開発基礎」にて、Webパーツ開発の基本手法をご案内しています。

 

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