オンプレミス環境でSharePointファームを構築する際に、SQL Server は必須です。SQL Server 上のディスクは、 NTFS ファイルシステムのアロケーション ユニット サイズ (クラスターサイズ) は 64 KB としてフォーマットすることが推奨されています。ただし、既定では 4 KB となっています。
アロケーション ユニット サイズは Windows PowerShell を管理者モードで起動し、chkdsk コマンドを実行することで確認できます。
上記の例では、アロケーション ユニットサイズが既定の 4096 バイトとなっています。
Windows OS インストール時にアロケーション ユニットサイズを変更しておく場合は、次のように操作します。画面ではWindows Server 2012 をインストールしています。
- インストール場所指定時に、パーティションを新規に作成しておく。
- Shift キー + F10 キーを押下し、コマンド プロンプトを表示する。
- diskpart コマンドを実行する
- list disk コマンドを実行し、現在のディスク構成を確認した上で、sel disk で目的のディスクを選択する。
- list par コマンドでパーティション構成を確認する。
- sel par コマンドで目的のパーティションを選択する。
- format fs=ntfs quick unit=64k を実行し、クラスタサイズ 64 KB でフォーマットする。
以上でフォーマットが完了したら、後は通常通りインストールします。
[参考] クラスタ・サイズを変更してWindows OSをインストールする
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