Business Data Connectivity Services (BCS) を使用して、外部コンテンツタイプを作成することで、基幹システムのデータベースなどのデータを外部リストとして利用できるようになったり、SharePoint の検索先として指定したりできるようになります。
が、うっかり設定をミスをすると外部データが表示されなくなりますので、備忘録として以下メモしておきます。
たとえば、外部リストをいざ表示しようとすると、下記のようなメッセージでます。
エラーメッセージ 「データをレンダリングできません。問題が解決しない場合は、Web サーバーの管理者にお問い合わせください。」
ここで、表示されている関連付けIDを元に、ULSログを確認してみると、次のようなログが確認できます。
内容は「Proxy creation failed. Unable to get the application proxy」です。
このメッセージが表示される際の原因の一つは、Secure Store Service サービスアプリケーションが目的のWebアプリケーションに関連付けされていないことです。ちなみに、この環境は外部データに対して Secure Store Services を使ってシングルサインオンできるように設定しています。
サーバー全体管理サイトで確認してみると、次のようになっています。
ということで、Secure Store Service を選択し[OK]をクリックすれば、この場合は問題が解決します。今度はきちんと外部リストが表示できます。
以上、ご参考まで。