検索に関するレポートはサイト管理者およびサイト コレクションの管理者は、サイトの設定ページから出力できます。しかし、定期的に任意の場所にCSVとして出力したい場合などは、このままでは対応できません。
そこで PowerShell を使うことで、こうした処理が行えます。Microsoft ダウンロードセンターに次のサンプル スクリプトが公開されています。
このサンプル スクリプトは署名されていないため、実行するには、PowerShellの実行ポリシーを unrestricted などに変更する必要がありますので注意しましょう。検証環境は unrestricted です。
このファイルを SharePoint 上にダウンロードし解凍たら、次のコマンドを実行します。
Import-Module <ダウンロードした AnalyzeSearchCmdlets.ps1 のパス>
あとはコマンドを実行し、特定の月のレポートを出力します
構文は次の通りです。
Get-SPAnalyticsReports -SearchServiceApplicaion "検索サービスアプリケーション名" -OutputDirectory "ファイルの出力先パス" -WholeMonth -StartDay "月の日付"
上記のコマンドで次の6種類のファイルが生成されます。
たとえば、r-query-*.csv は次のような出力結果です。
-Extractonly オプションを指定することで指定した月の1日ごとのレポートが GZファイルとして生成されます。
検索レポートは検索サービスのデータベースの一つであるリンク ストア データベースの情報を元に生成されるため、このスクリプトはこのデータベースからいくつかの情報を取得してきています。
以上、ご参考まで。
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