2018年6月 6日 (水)

[PowerApps] モデル駆動型のアプリ開発の環境について

この春から PowerApps は「キャンバス型」アプリと「モデル駆動型(Model-Driven)」アプリの2種類が作成できるようになっています。キャンバス型というのが従来型であり、SharePoint リストフォームのカスタマイズなどはキャンバス型が基本です。

モデル駆動型アプリ開発についての詳細は下記を参照ください。

PowerApps でのモデル駆動型アプリの構築の概要 - PowerApps

PowerApps アプリで使うエンティティを作成して構成する手順について説明します。

モデル駆動型はCommon Data Service (CDS) を利用して柔軟なアプリ開発ができるのですが、運用環境で利用しようとするとOffice 365 付属プランだけでは利用できず、PowerApps Plan1/2 などのライセンスの追加購入が必要です。ちなみに、コミュニティプランにサインアップすれば、CDS もお試し利用できます。「PowerApps って何?」という方は海のものとも山のものともつかないところだと思いますので、まずはキャンバス型アプリ開発の基本を押さえたうえでモデル駆動型の学習に取り組むとよいでしょう。

さて、モデル駆動型で開発を始めようすると、説明手順には web.powerapps.com 上の左下からどちらのアプリを作るか選択するように書いてあります。しかし、このメニューが表示されないことがある。

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そもそも、PowerApps のコミュニティプランにサインアップして作成した環境もなぜか2つある。。。

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で、何が違うかといえば、モデル駆動型アプリが開発できるようになって以降に作成された「環境」を使っているかどうかがポイントですね。新たに環境を作成すると問題なく選択できます。が、既存の環境だと選択できないためその環境で CDS が利用できてもモデル駆動型が作成できないということですね。

ということで、モデル駆動型にチャレンジする場合はまずは追加料金の掛からない コミュニティプランを使うのが得策でしょう。Plan 2 のトライアルを使うという方法もありますが、その場合新規に作成する環境は組織の共有環境となるので、環境にアクセスできるユーザーの制御など細かいところまで確認しておく必要があります。

 

 

 

 

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