弊社では、定期的にSharePointの検索に関する研修を実施しているのですが、そこで最近気づいた新機能をメモしておきます。
エンタープライズ検索センターでは検索結果のページがカスタマイズできます。このページに配置してある「検索結果Webパーツ」の設定にいつの間にか次のオプションが追加されています。
- ユーザーに次の検索結果の個別のブロックも表示する : 個別の OneDrive
スクリーンショットは次の通りです。既定ではこの設定はオフ。
そこでオンにしてみました。すると確かに OneDrive から取得したファイルがブロックで表示されます。
ちなみに、SharePointの検索機能はアクセス権限を見ていますので、ログインしているユーザーに閲覧権限がなければ表示されませんのでご安心を。「あのファイル、どこに格納したっけな? SharePoint サイト、それとも OneDrive だったか、、」というときに一括検索できるのは便利ですね。
現在、モダンサイトベースの検索機能が提供されており、非常に高速に結果を得られるのですが、難点はまだカスタマイズができないことです。そのため、今のところ部分的にはクラシックな検索ページも必要になるので、こうしたオプションは知っていると便利だと思います。
[オフィスアイ株式会社]
SharePoint の検索に関して下記のコースを定期的に実施しています。
- SharePoint Online ユーザー向け : Microsoft SharePoint エンタープライズ検索の基本的な仕組みと カスタマイズ(速習)
- オンプレミスの SharePoint 管理者向け : Microsoft SharePoint エンタープライズ検索の構成とカスタマイズ基礎
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