昨日に続き、Episode 2 です。
これを書いている今日はオーランド最終日で、現在 6時半。もうすぐ日の出を迎えます。
オーランド最終日。まもなく日の出。今日、昼の便でこちらを発ちます。 pic.twitter.com/IP7moWh9uU
— Ai Hirano | Microsoft MVP Office Apps & Services (@ai_yamasaki) November 8, 2019
さて、SharePoint に関する情報を追加しておきます。
ちなみに、クラウドのデータ量が 5年でこんなに増大してます。管理方法などいろいろと考え方を変える時期に来ているのは明らかですね。
データ量が5年でこんなに増大してるんだもの。管理の仕方も考え方も変えないと。従来通りに行くわけない。#SharePoint #MSIgnite pic.twitter.com/PB5uPMto7T
— Ai Hirano | Microsoft MVP Office Apps & Services (@ai_yamasaki) November 6, 2019
リスト
嬉しい機能アップデートがてんこ盛りです。
リストフォームの列の順番の入れ替えが簡単になるほか、表示非表示のための簡単な条件式も書けるようになるので、ちょっとしたものなら PowerApps なんかなくてもちょこちょこっとユーザーが操作できるようになります。Excel の延長って感じですから、これくらいのことなら IT とかヘルプデスクに依頼しなくても自分で対応できるでしょう 。
The ability to edit a #SharePoint list form without a #PowerApp will include show/hide, reorder, and even show/hide based on a formula #MSIgnite pic.twitter.com/DZ9cfn0tvw
— Drew Madelung (@dmadelung) November 6, 2019
JSON を書かなくても行単位での色分けや列の書式もリッチな見た目にできるなど、Excel の条件付き書式っぽい機能が盛沢山。
Rules for conditional formatting in #SharePoint lists and no need for json Show/Hide columns in forms without #PowerApps @Microsoft365 is making it easier every day to build business process solutions with no code. #MSIgnite @chakkaradeep, great demos pic.twitter.com/3HLv84DA5Q
— Emily Mancini (@EEMancini) November 6, 2019
それからスクリーンショットもない地味な変更点ですが、リストのビューで列の入れ替え時にビューを自動保存してくれます。多くの方が、私を含め、ついうっかり保存し忘れていると思うので 朗報です。
複数行テキスト列はクラシックな編集画面のままでしたが、ようやくモダンに!
#SharePoint の複数行テキストフィールドの編集画面もようやくモダンに。#MSIgnite pic.twitter.com/kWbnVuihDX
— Ai Hirano | Microsoft MVP Office Apps & Services (@ai_yamasaki) November 6, 2019
クラックサイトではWebパーツ間接続っていうのをよくやっていました。よくあるのがリストとライブラリとで同一の値を持つ列を追加しておいて、Webパーツをそれぞれ追加しておき互いに接続します。接続するのはフィルターのため。リストのアイテムを選択すると、そのアイテムの値に基づき同じ値を持つファイルだけが絞り込まれる。これをモダンサイトでもできるようなります。ダイナミックフィルターと呼ぶようです。
おお、昔のWebパーツ接続が、ダイナミック フィルターという名前でモダンサイトに! #SharePoint #MSIgnite pic.twitter.com/xn705TFLb7
— Ai Hirano | Microsoft MVP Office Apps & Services (@ai_yamasaki) November 6, 2019
サイトページに追加したリストとやライブラリのWebパーツからメタデータの編集もできちゃいます。
Edit your #SharePoint metadata right from the page web parts ‼️‼️ #MSIgnite pic.twitter.com/78VMtEnZDl
— Emily Mancini (@EEMancini) November 6, 2019
メタデータ
コンテンツタイプをハブサイト内のライブラリに適用できるようになります。またコンテンツタイプをテナント全体で使えるようにするコンテンツ タイプハブっていうのがあるのですが、ちょっと下火かなぁと思っていましたがそうではないようです。
コンテンツタイプをハブ内の全てのドキュメントライブラリに適用できる。#SharePoint #MSIgnite pic.twitter.com/l5SYPxhOoB
— Ai Hirano | Microsoft MVP Office Apps & Services (@ai_yamasaki) November 7, 2019
管理メタデータの管理も強化されます。
Managed Metadata Service Administration Updated!#SharePoint #MSIgnite pic.twitter.com/qwRQHi7IVN
— Ai Hirano | Microsoft MVP Office Apps & Services (@ai_yamasaki) November 7, 2019
ポータル
ハブサイトを使い始めている組織も増えてきていると思います。その参考情報も。
Wondering how to think about Hub Sites? There are so absolute answers (It depends!), but following some guidelines can help. @Meltorac at @MS_Ignite pic.twitter.com/QZtTnXbsC0
— Marc D Anderson (@sympmarc) November 7, 2019
新たにニュース Webパーツのソースでハブを指定したり、ナビゲーションでもハブを指定できるなど、ハブを使うとサイトの設定が一括化できるのでこれは便利そうです。
ナビゲーションやニュースソースでHubが指定できるのか。これは便利!#SharePoint #MSIgnite pic.twitter.com/JeiEeRDNoi
— Ai Hirano | Microsoft MVP Office Apps & Services (@ai_yamasaki) November 8, 2019
またハブの利用状況の分析もできるようになるんですね。これもサイトの利用状況と同じく、ハブ全体をみたいというのは、よくご質問いただいていたところです。朗報。
ハブサイトの Usage Insight #SharePoint #MSIgnite pic.twitter.com/mhCu1Mh2S2
— Ai Hirano | Microsoft MVP Office Apps & Services (@ai_yamasaki) November 8, 2019
ところでこのハブサイト。ハブサイト同士を接続できるようになるようですね。ハブ同士を入れ子というか階層化できるのかという質問はよくいただくんですが、できないと答えていたのに。お客さんのハブサイトの設計をする際に、説明していても皆さん大抵がリンクの関係がこんがらがってきます。その都度、整理して説明しているのですが、これが階層化できちゃということ。うまーく設計しないと、さらに、こんがらがるでしょうね。
昨日聴けなかったセッションをオンデマンドで視聴。ハブサイト同士の関連づけができるようになる。#SharePoint #MSIgnite pic.twitter.com/FpSfiHzvOK
— Ai Hirano | Microsoft MVP Office Apps & Services (@ai_yamasaki) November 8, 2019
ナビゲーション部分の対象ユーザー機能も利用できるようになるとはアナウンスされていましたが、こんな画面になるようです。フッターにも対応。セキュリティグループを指定できる。
Audience Targeting in SharePoint Online Navigation! (Including the footer!)#msignite pic.twitter.com/Fo61ImA2jM
— Beau Cameron @ #MSIgnite (@Beau__Cameron) November 7, 2019
サイトスクリプトとデザインも改良を重ねてきていますね。ハブのナビゲーションも編集できるようになるし、ヘッダーなどのレイアウトも変更できる。何よりフォルダーやファイルが追加できるようになっているというのも素敵です。
スクリプトは JSON 形式で用意しますが、Get-SPOSiteScriptFromWeb を使うことで既存のサイトのリストやライブラリからスクリプトを生成できます。
SharePoint PnP PowerShell などで提供されているサイトのプロビジョニング機能に比べると、サイトスクリプトなら抽出が楽だし、適用するのに PowerShell を毎度使わなくていいというのが魅力。
Site Scripts and Designs continue to give us more capabilities. Biggest new thing? Get-SPOSiteScriptFromWeb @Meltorac at @MS_Ignite pic.twitter.com/1Exu7fjaY7
— Marc D Anderson (@sympmarc) November 7, 2019
ファイル
さっき使ったファイルをすぐに見つけたい! よく使うからすぐにアクセスできるようにしたい! といった要求にこたえるのが、あちこちに追加される Recommendation 機能。
With intelligent services, @Office offers recommended documents at the top of your Files view so you can quickly access your relevant files. https://t.co/tCrERuqnxu
— OneDrive (@onedrive) November 6, 2019
OneDrive に関しては Nestle さんの事例が公開されていますね。World Wide で 約30万ユーザーですって。
#Nestlé serves up anywhere access for a global team - #Microsoft #Teams #OneDrive #SharePoint #Switzerland - Paul Saunders, Program Manager https://t.co/JSEEnkRHm4
— Aydin Aslaner (@AydinMSFT) November 7, 2019
外部共有に関して。
Be confident in your file-sharing by managing file downloads user by user and easily ending access for external users for #OneDrive files. https://t.co/UBUxDgV0Ra
— OneDrive (@onedrive) November 7, 2019
検索
SharePoint の検索機能は Microsoft Search へと拡大されます。
検索機能はカスタマイズが来年の焦点。まず検索系のWebパーツが増えます!
検索系のWebパーツが増える。。。#SharePoint #MSIgnite pic.twitter.com/EUYcQ7WwFG
— Ai Hirano | Microsoft MVP Office Apps & Services (@ai_yamasaki) November 7, 2019
検索結果のカスタマイズはやったことがあるかたはご存知ですが、JavaScript を書く必要があったため難易度がとても高く、研修でも演習でカスタマイズをやってましたが、皆さんぐったりするのがほとんどです。がしかし! GUIベースでカスタマイズできるようになります。これは画期的! (まぁ、不便さにならされてきたので、こういうところで感動してしまう悲しさもちょっぴり感じます)。
SharePoint Designer でカスタマイズしたことあれば、この劇的進化にはビックリすると思う。これは楽だわ。。。#SharePoint #MicrosoftSearch #MSIgnite pic.twitter.com/rdB8hzcnyL
— Ai Hirano | Microsoft MVP Office Apps & Services (@ai_yamasaki) November 7, 2019
サイトの検索結果のカスタムページは単純にサイトページで作成し、PowerShellで適用します。
カスタムのサイトの検索結果ページは、PowerShell で設定するのか。#SharePoint #MSIgnite pic.twitter.com/qHBLUeGkBQ
— Ai Hirano | Microsoft MVP Office Apps & Services (@ai_yamasaki) November 7, 2019
今後のロードマップ。
色々と便利になるのはちょっと先だな。けど、楽しみ。#SharePoint #MicrosoftSearch #MSIgnite pic.twitter.com/m3k6wJoe3p
— Ai Hirano | Microsoft MVP Office Apps & Services (@ai_yamasaki) November 7, 2019
Microsoft Search に関する詳細。
Stop searching for documents folder by folder. Use Microsoft Search and find the documents you need, when you need it. Microsoft Search reaches across all enterprise content and all entry points so, what will you do with your new free time? https://t.co/2E4JExAlXi
— Microsoft 365 (@Microsoft365) November 7, 2019
検索Webパーツを SharePoint Framework を用いて作成することも可能ですが、下記に Modern Search Web Parts (Reactベース) が公開されています。
Thank you for everyone who attended our session on "Microsoft Search customization and development"
— Mikael Svenson (@mikaelsvenson) November 7, 2019
PnP Modern search is available at https://t.co/FWGp42cJsN and the Set-PnPSearchSettings cmdlet will be available in next weeks PnP posh release #MicrosoftSearch #MSIgnite
Microsoft Steam
トランスクリプトとキャプションが日本語対応します。
#MicrosoftStream 上のビデオに対する Transcript とCaptions がようやく日本語にも対応。他にも、中国語(簡体字)、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル(ブラジル)が追加された#MSIgnite
— Ai Hirano | Microsoft MVP Office Apps & Services (@ai_yamasaki) November 5, 2019
Stream Webパーツから再生する際、AI がバックグラウンドのノイズを除去してくれるノイズキャンセリング機能が搭載されます。
PowerApps 上でもようやく Stream のビデオが再生できるようになります。教育コンテンツが作りやすくなりそう。
— Ai Hirano | Microsoft MVP Office Apps & Services (@ai_yamasaki) November 5, 2019
ロードマップは下記の通り。
#MicrosoftStream のビデオ、#PowerApps でようやく再生できる ようになるのか。#MicrosoftIgnite https://t.co/h6DHttUfXB
— Ai Hirano | Microsoft MVP Office Apps & Services (@ai_yamasaki) November 5, 2019
管理
SharePoint 管理センターの機能もアップデート。複数のサイトを選択して、一括してハブに関連付けたり、各サイトの所有者だけでなくメンバーも確認・編集したりできます。
#SharePoint 管理センター上でサイトのメンバーの確認や管理ができるのはいいな。#MSIgnite pic.twitter.com/oQlR7HyDeg
— Ai Hirano | Microsoft MVP Office Apps & Services (@ai_yamasaki) November 6, 2019
これは SharePoint に限られないのですが、Office 365 全体の管理者のロールに Global Reader というのが追加されます。全体の設定が確認できるけど、操作はできないというユーザーです。
新しいロール、Global Reader。全体設定の確認だけができる人であり設定はできない。コンサル時には、このロールをもらえると良さそう。#SharePoint #MSIgnite pic.twitter.com/lneLJa6QkV
— Ai Hirano | Microsoft MVP Office Apps & Services (@ai_yamasaki) November 6, 2019
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なお、SharePoint や OneDrive の関連セッションの一覧は下記に公開されています。
Ignite 2019 guide to SharePoint, OneDrive, Yammer, Stream and related technology sessions
"Prepare the umbrella before it rains." - Malay Proverb Let technology rain. With less than two weeks until Microsoft Ignite 2019, the SharePoint, OneDrive, Yammer and Stream speakers are firing on all cylinders to finalize their sessions for this year's conference. And while the Ignite session ca...
さて、OneDrive , PowerApps, Microsoft Automate, Teams などまだネタがあるのですが、続きはまた帰国後、かな。
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