Chrome の新機能を解説する記事を見つけました。最新の Chrome の拡張機能であり、「Link to Text Fragment (文字断片へのリンク?)」が利用できるようになっているというものです。この機能を利用するとWebページ内の任意の文字列に直接リンクできます。
Chrome's new feature can deep-link to specific text on a Web page, with highlighting even. https://t.co/ZKINMKE1BS
— Ars Technica (@arstechnica) June 22, 2020
当然 Chrome ベースの Edgeでも対応しています。Chrome を利用している方は試してみると面白そうです。リンク先のページ内で「ここを見て!」と思う部分の文字列をURLの末尾に渡してやることで、ページにアクセスしたときに指定した文字列部分に直接アクセスでき、かつ文字列がハイライトされます。
具体的にはURLの末尾に "#:~:text=" を追加し、リンクさせたい文字列を渡してやります。
Chrome または最新の Edge を利用している方は、実際に試せます。たとえば、次のリンク先にアクセスしてみてください。私の過去のブログ記事ですが、このページの "mhtは実際には使われておらず" と書かれている部分が直接表示されます。
前提条件
この機能が利用できるのは、Chrome の version 80 以降。任意のOS上でデスクトップ版の Chrome と Android 上の Chromeのみ。対応していないブラウザーを利用していても "#" は URI フラグメントとしてサポートしているものがほとんどであるため(よくアンカーリンクとして利用している)、この機能をサポートしていなくても無効なアンカーリンクとして無視されるようになっています。ちなみに、渡す文字列に空白スペースがある場合は %20 に置き換えて表現する必要があります。が、この辺は SharePoint を使っている方ならおなじみのところですね。
SharePoint でも動作する?
SharePoint サイト上でも利用できるかどうか確認しましたが、うまく動作していますね。
こうした機能は知っておくと、ちょっとさ便利かも。
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