2026年3月18日 (水)

SharePoint:「組織内のユーザー」との共有リンクに有効期限ポリシーを設定する

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SharePoint と OneDrive (Business) で利用できる「組織内のユーザー」との共有リンクですが、これまで有効期限は指定できるもの、既定値や有効期限の最大日数などは指定できませんでした。

2026年3月中旬~下旬までのアップデートにより、既定値および有効期限が設定できるようになります。

設定

この設定は SharePoint 管理シェルで行います。最新の SharePoint 管理シェルを使うことをお勧めします。

SharePoint と OneDrive のそれぞれで構成で、最大有効日数と既定値(推奨値)を設けることが可能です。最大日数を指定すると、その日数以上は有効期限の日付を選択できません。この設定を行うとユーザーは有効期限をなしにすることはできなくなります。

なお有効期限構成後に作成された共有リンクにのみ既定値や最大有効期限は有効になりますが、それ以前に構成した共有リンクには影響はありません。

PowerShellのコマンド例は次の通りです。


Connect-SPOService -Url "https://<テナントドメイン>-admin.sharepoint.com"

# 共有リンクの最大有効期限を設定 - SharePointサイト
Set-SPOTenant -CoreOrganizationSharingLinkMaxExpirationInDays 60
# 共有リンクの最大有効期限を設定 - OneDrive
Set-SPOTenant -OneDriveOrganizationSharingLinkMaxExpirationInDays 60

# 共有リンクの既定の有効期限を設定 - SharePointサイト
Set-SPOTenant -CoreOrganizationSharingLinkRecommendedExpirationInDays 30
# 共有リンクの既定の有効期限を設定 - OneDrive
Set-SPOTenant -OneDriveOrganizationSharingLinkRecommendedExpirationInDays 30

上記の設定をしたうえで、適用後の共有リンクの作成画面を確認してみましょう。既定値は共有しようとしている当日(2026/3/17)から30日後になっています。20260318_121006 また、最大60日まで日付が選択できることがわかります。20260318_121019

オプション設定

基本的にはテナントレベルで設定することになりますが、特定のサイトや特定のOneDrive のみ有効期限をテナントレベルとは異なる値に上書き設定することが可能です。

上書き設定する際のコマンドは次の通りです。


#SharePoint サイトおよびOneDrive の最大有効期限
Set-SPOSite -Identity <URL> -OverrideTenantOrganizationSharingLinkExpirationPolicy $true -OrganizationSharingLinkMaxExpirationInDays <days>
#SharePoint サイトおよびOneDrive の既定値
Set-SPOSite -Identity <URL> -OverrideTenantOrganizationSharingLinkExpirationPolicy $true -OrganizationSharingLinkRecommendedExpirationInDays <days>

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