2023年5月19日 (金)

Power Apps: レスポンシブデザイン対応の新しいプレビュー機能

Power Apps でキャンバスアプリを作成するときに、最初にタブレットか携帯かいずれかのレイアウトを選択しなくてはいけません。どちらの端末でも共通のアプリで対応したいと思うことは少なくないはずです。

そこで提供されているのが、コンテナコントロールでありこれを使うことでどの端末でもうまくレイアウトが適用されるように「レスポンシブ デザイン」を用いることができます。

詳しくは下記のリンク先を参照してください。

📝 レスポンシブなキャンバス アプリの構築 - Power Apps | Microsoft Learn

ただし、この記事を書いている2023年5月15日時点ではプレビューに難点があります。それは、タブレットや携帯画面をエミュレーションできないということ。ですが、これができる新しいプレビュー機能が利用できるようになります。一足早く試すには、現在、プラットフォームのバージョンが 3.23053.23 以降でないと試せません。

まずはアプリの設定を切り替えます。設定メニューから、[サポート]をクリックし作成バージョンを確認しておきましょう。この例では 3.23052.19 です。別バージョンに切り替えるためすぐ下の[編集]をクリックします。20230519_174333

これで作成バージョンを3.23053.23に切り替え、[再読み込みおよびバージョンの適用]ボタンをクリックします。

20230519_174407

アプリが再開したら、プレビューしてみましょう。すると、タブレット、携帯、ブラウザー、向きを切り替えるメニューが表示されます。これでそれぞれの端末をエミュレートできるわけです。

20230519_174448

この新しいプレビュー機能を使えば、レスポンシブ対応なキャンバスアプリ作成もスムーズに取り組めますね。

コメント