Microsoft 365 の SharePoint ページ上でこれまで利用できてきたTwitter Webパーツが残念ながら廃止だそうです。
3rdパーティアクセスに対する Twitter の利用規約が変更されたためです。
🔗SharePoint での Twitter Web パーツの表示が空です - Microsoft サポート
タイムラインやツイートを表示するために、これまでは匿名アクセスもできていましたが、利用規約の変更により各ユーザーが Twitterへサインインする必要があり(ユーザー認証が必須)ます。また、ユーザーが毎日アクセスできるコンテンツの量が制限されるなどの影響もあります。
これによりWebパーツのツールボックスからも削除するとのこと。 Microsoft が作成したサイトテンプレートからも削除されます。
この変更のロールアウトは2023年9月中旬から。
X (Twitter) は社会インフラともなっており、公共性も高く影響は大きいです。そこを考えると、こうした変更は残念ですね。
SharePoint の管理者となっている方々は Twitter Webパーツをページ上から削除することを考える必要がありそうです。この作業は基本的に手動ですね。ユーザーに案内して削除してもらうことになるでしょう。
また、このロールアウトを待たなくても、SharePoint の管理者(テナントレベル) は、Tiwtter Webパーツをツールボックスから非表示にすることも可能です。Set-SPOTenant -DisableWebPart <Guid> コマンドを利用します。
ちなみに、Twitter Webパーツの GUID は f6fdf4f8-4a24-437b-a127-32e66a5dd9b4 です。
Set-SPOTenant -DisableWebPart "f6fdf4f8-4a24-437b-a127-32e66a5dd9b4"
🔗Set-SPOTenant (Microsoft.Online.SharePoint.PowerShell) | Microsoft Learn
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