↓の前回の続きの記事です。
SharePoint Technical Notes : Exchange: 大量メール送信機能 (HVE) パブリック プレビュー (lekumo.biz)
HVEアカウントを作成したら、Power Automate から送信テストをしてみます。Power Automate には SMTPコネクターが用意されているためこれを利用します。
たとえば、「フローを手動でトリガーする」を指定し、次に「SMTPコネクター」のメール送信アクションを追加します。この環境での利用が初回である場合は、接続の作成が必要です。この時に HVE用の SMTPサーバーアドレスやユーザー名/パスワード、SMPTサーバーポート、SSL の有効化を行います。
接続を追加したら、再び「メールを送信する」アクションを選択し、パラメータを指定します。「すべて表示」をクリックすると、CC, Bcc, 重要度、添付ファイル、宛先、件名、ボディを指定します。ちなみに、差出人として自分のメールアドレスを指定するとフロー実行時に「メールボックスへのアクセス権限がない」とエラーになります。大量メール送信であるため、通常は送信専用アカウントとすることになるため差出人は空を指定しておく方がよいでしょう。
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