2024年9月21日 (土)

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2024年9月20日付で、WSUS (Windows Server Update Services: ダブルサス)非推奨 (廃止になることがアナウンスされました。このため Microsoft は新しい機能への投資は行わずWSUSに対する新機能のリクエストも受け付けなくなります。

Windows Server Update Services (WSUS) deprecation - Windows IT Pro Blog (microsoft.com)

とはいえ、現行の提供している機能自体は維持され、WSUS チャネルを通じて更新プログラムの提供自体は継続されます。WSUSチャネルを通じて提供されているコンテンツもサポートは続くとのこと。

要するに今回の廃止のアナウンスとしては WSUS の開発への投資を凍結したことを明言したうえで、いきなりやめるのではなく、猶予期間をもって別のツールへの緩やかな移行を促していくということですね。そのため Microsoft Configration Manager の木資本の機能やサポートへは影響しない。

さて、肝心な移行先ですが次のクラウドツールへの移行を促しています。

クライアント更新管理
  • Windows Autopatch
  • Microsoft Intune
サーバー更新管理
  • Azure Update Manager

🍵四方山話

WSUSといえば、私は日本の mstep での最初のコンテンツ作成と実施をやったんですよ。懐かしい。ちょうど Windows XP が最盛期のころで、Windows XP / Office XP の展開のコンテンツ開発を依頼され、それとともに WSUS についても紹介することになったわけです。当時はまだ20代の若手でしたし、入手した英語の資料と実機での検証とで格闘しながら、なんとか1dayもののコンテンツを作成したなぁという思い出が。展開の研修に関わったのはこの時期だけでしたが。

さて、Windows XPのころですから2002年ころのことで、あれからもう四半世紀近く経過したのかと思うと感慨深いですね。諸行無常の響きあり、といったところ。


そういえば、ちょうど同じころに IRM, RMS も出てきた。こちらは Microsoft Purview に引き継がれている。