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2023年11月13日 (月)

SharePoint リスト (Microsoft Lists も同じ) に画像列がありますが、ここに格納する画像が以前は「サイトのリソースライブラリ(SiteAssets)」だったのが、添付ファイルとして格納されるように仕様が変更されているようです。友人の中村 太一さん(@artbreak_taichi) にも確認してもらったのですが、どうも2023年10月半ばには変更されていたようです。私の手元でも10月12日時点ですでに添付ファイルに変わっているのを確認しました。

ちなみに、添付ファイルになっているかどうかは画像を拡大するとURLが 「~/Attachments/N/...」となっていることがわかります。これによって添付ファイルとして扱われていることがわかります。

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添付ファイルの扱いに関しては以前YouTubeに解説を公開しているのでそちらをどうぞ。

以前は画像を追加すると別のライブラリにアップロードされていたため、アイテム削除時に同時に削除されなかったり、権限管理についても画像とアイテムとで別にしてしまうこともできたわけです。そうした不便さが解消されることになります。これまでは画像を差し替えると新たな画像がライブラリに格納されていました。そのため使わなくなった画像も残ってしまっていたわけです。ですが、今回の仕様の変更により無駄にサイトのアセットライブラリに画像が格納されなくなり、画像検索時に、不必要な画像が見つかることも少しは減るでしょう。ちなみに、画像を新しいものに差し替えれば以前のファイルは削除され新しいファイルにさし変わっているようです。

無論、以前作成したリストですでに画像がアップロードされているところはそのままのようです。画像を拡大表示したときのURLは従来通り「~/api/v2.1/drives/文字列」というようになっているのがわかります。※Microsoft Graph のエンドポイントですね (SharePoint REST v2 (Microsoft Graph) エンドポイントを使用した操作 | Microsoft Learn)

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画像のドラッグ&ドロップ

この仕様が変更されたあとは、画像列は編集フォームやグリッドビューにしなくても直接列に対して手持ちの画像をドラッグ&ドロップできるようになったようです(もともとアナウンスはされていた機能ですがようやくです)。ただ、列が空白になっている場合のみであり、既存の画像があると差し替えてくれることはありません。この場合は手動で削除してアップロードしなおしをする必要があります。

2023年11月 9日 (木)

久しぶりにオフラインの登壇します。今回はソフトクリエイトさんのイベントへの登壇で、東京と大阪の2つのイベントがあるのですが、大阪会場のみの登壇です。

  • 日時: 2023年12月12日(火曜) 13:30~
  • 場所: 大阪会場 (梅田スカイビル)

詳細およびお申込みは下記からどうぞ。

情シス Update Day 2023 | 株式会社ソフトクリエイト (softcreate.co.jp)20231109_151208

Keynote には日本マイクロソフト社の西脇さんが登壇されます。お題は「生成AIがもたらすインパクト ~ ChatGPTやCopilotが起こす中小企業の生産性改革 ~」だそうです。Microsoft 365 Copilot の話などでるのかなぁと楽しみです。

私の方は「Microsoft 365 を活用した次世代のファイル管理とは?」というお題で1時間ほどお話をさせていただく予定です。ファイル管理については話したいことは本当に山ほどあるので1時間で収まるような話では本来ないのですけれど、1時間でうまく要点を伝えられるよう、今から内容をあれこれ構想中です。SharePoint, OneDrive (Business), Teams を主軸に置きながら、ファイルサーバーが抱える課題はもちろん、Copilot などの登場によるこれからの技術革新を見据えた今後の展望を踏まえたファイル管理の在り方をどう考えていくべきかなどをお話したいと思います。

ご興味のある方はぜひ、ご参加ください。ご来場をお待ちしております😊

2023年10月 4日 (水)

オンプレミスの SharePoint の頃から(SharePoint Server 2010 Enterprise Edition で搭載 )、外部データソース(SQL Server など)からデータを取り込んで SharePoint の外部リストなどを作成する機能として Business Connectivity Services (BCS) がありました。これを使うために、SharePoint 上での SSO 構成を組んだり、難解なXMLを書いたりなど色々と工夫したものです。
※昔の SharePoint の構築に携わったことのある方は「あー、あった、あったそんなの」というような感じだと思います。

この機能は SharePoint の検索サービスで検索範囲を SharePoint 内から外部データへと拡大するために利用したりもしました。

SharePoint の検索コネクタ フレームワーク | Microsoft Learn

前置きが長くなりましたが、この BCS の Microsoft 365 版が廃止となります。オンプレミスの SharePoint Server には影響ありません。

🔗 Support update for Business Connectivity Services in Microsoft 365

Microsoft 365 の SharePoint 内で利用できるBCSの機能は次の通り。

  • 外部リスト
  • 外部列
  • 外部コンテンツタイプ
  • BCS ハイブリッドソリューション

今後の行き先は? 

上記の情報を確認すると、このサービスに含まれる機能は基本的にはPower Apps に移行することになるようです。とはいえ、元は全く別のサービスであるため直接の "移行" とはならず、同等の機能を Power Apps で使えるよという話。外部データはコネクターを使って Power Apps に取り込めますからね。Dataverse があれば、仮想テーブルを使って BCS の外部リストと同じようなこともできるわけです。実際、仮想テーブルを見たときに「外部リスト」と基本的には同じ発想だなぁと感じたのですけれど、設定が圧倒的に容易になっているので技術革新はやはりすごいなとは思います。

ただ、上記記事では抜けているのは検索のところでしょう。これに関しては外部データを検索対象とする仕組みとして Microsfot Graph Connector を使う方法がすでに提供されています。

廃止スケジュール

廃止スケジュールは次の通りです。

2023年10月2日

先行して、自社テナント内で BCSの機能をブロックするようにプロパティを設定できる
2023年10月30日 Microsoft が顧客が設定したプロパティに応じて BCS 機能のブロックを開始する
2024年1月8日  Microsoft は既定で新しい Microsoft 365 テナントでの BCS 機能の利用をブロックする
2024年9月30日  BCSは Microsoft 365 内で完全に廃止される。

2023年9月25日 (月)

一年前の2022年9月に Microsoft 365 の SharePoint サイトの新しいテーマカラーとして「薄紫 (Periwinkle)」が追加されました。これは Microsoft Teams のダークモードに合わせた色味となっています。

そして今年は、新たに「黒 (Black)」と「セルリアン(Cerulean)」が追加されました。

20230925_185224_3

この記事を書いている 2023年9月25日現在のロールアウト状況は次の通りです。

  • 対象リリーステナント: 2023年9月中旬~9月下旬
  • 標準リリーステナント: 2023年9月下旬~10月中旬

今回のこれらの色が選ばれた理由は特に明記されていませんが、純粋に「黒」というのはなかったので黒の好きな Microsoft MVP 仲間の中村太一さんは、結構、気に入るのではないかなぁと思っています😊(たぶん、本人はこのブログは見てないと思いますけど(笑))

2023年9月13日 (水)

これまでSharePoint アプリを登録およびアプリのアクセス許可を更新する際に次の SharePoint ページ上から設定していました。

SharePointのアプリの登録
https://<サイトのURL>/_layouts/15/AppRegNew.aspx

Appregnew_2

SharePoint アプリのアクセス許可の更新
https://<サイトのURL>/_layouts/15/AppInv.aspx

Appinv_2

※個人的には Postman アプリから SharePoint の API 経由で操作するような場合に、Postman を SharePoint アプリとして登録して利用するのに使ったりしています。

このように SharePoint サイトの旧来からある機能を経由して、Azure 上にサービス プリンシパルを作成および更新していたわけです。

[参考] SharePoint アドインを登録する | Microsoft Learn

この設定が可能なのは、サイトコレクションの管理者(サイトの管理者)です。

変更点

この設定方法が管理ガバナンスのセキュリティ強化を目的として、2023年8月下旬から9月中旬にかけてのアップデートで変わります。今後は、SharePoint テナント管理者が明示的に承認しない限り、サイトコレクションの管理者が上記のページからアプリの登録やアプリのアクセス許可の変更ができなくなります

たとえば、AppRegNew.aspx ページで[生成]ボタンや[作成]ボタンを押下すると次のようなメッセージが表示され先に進むことができません。

20230913_143142

ただし、Microsoft Azure ポータルからアプリを登録し、アクセス許可を更新している場合はこの変更の影響は受けません。

既定ではサービス プリンシパルを作成および更新できるのはテナント管理者のみです。ただし、下記の PowerShellコマンドを実行することで SharePoint テナント管理者とサイトコレクションの管理者の両方が SharePoint サイト経由で従来通り、サービスプリンシパルの作成と更新ができるようになります。

この設定はテナントレベルの一括設定です。サイト単位ではありません。

Set-SPOTenant -SiteOwnerManageLegacyServicePrincipalEnabled $true

※SiteOwnerManageLegacyServicePrincipalEnabled プロパティは SharePoint Online 管理シェルが 16.0.23710.12000以降のバージョンで利用できるようになります。

このアップデートがロールアウトされる前はこの値は常に True となっており、明示的に False にしたとしても内部的には True です。ロールアウトされると既定値は False に自動的に切り替わります。

つまり、このプロパティが既定で False になっていれば、新機能がロールアウトされているということです。