本記事は、SharePoint Server 2016 Preview を元にしています。製品版(RTM)が出るまでは、いくつか変更される可能性があるため注意してください。
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ファーム構成ウィザードで追加できるサービス アプリケーションは次の通りです。ただし、一部のサービス アプリケーションは既定では選択されないため、下記がすべて自動的に追加されるわけではありません。
- Access Services 2010
- Access Services
- App Management Service
- Business Data Connectivity Service
- Lotus Notes Connector (既定値:オフ)
- Machine Translation Service
- Managed Metadata Service
- PerformancePoint Service Application
- PowerPoint Conversion Service Application
- Project Server Service Application
- Search Service Application
- Secure Store Service
- State Service
- Usage and Health data collection
- User Profile Service Application
- Visio Graphics Service
- Word Automation Services
- Work Management Service Application
- Workflow Service Application
従来なかったものとしては、Project Server Service Application が新たに追加されています。逆に、Excel Services はなくなっています。
また、以前のバージョンにはなかったサービスの指定画面が追加されています。従来のサーバーでは、これらは、ファーム構成ウィザードとは別にサービスのみを開始または停止していたものです。
そもそも、SharePoint Server 2016 Preview では、Microsoft Ignite 2015 でアナウンスされていた MinRole という機能が初めて使えるようになっています。MinRole の導入により、ロールベースのサーバー構築が容易になったのですが、そのため、サービスを個別に選択して開始する必要性はなくなりました。しかし、一部に関してはオプションとして起動できるようになっているようで、その一部が上記のサービス群であるようです。