ドキュメント ライブラリにあるファイルは一元管理しつつ、ファイルのリンク情報のみを別の場所で管理したい場合があります。このような時には、ライブラリに「ドキュメントのリンク」アイテムを使用すると便利です。
ただし、既定ではこのアイテムは作成できるようになっていないため、ドキュメント ライブラリ上で次の手順を実行します。
- 「ドキュメント ライブラリの設定」ページにアクセスする。
- 「全般設定」セクションにある「詳細設定」リンクをクリックする。
- 「コンテンツタイプの管理を許可する」を"いいえ"から"はい"に変更し、[OK] をクリックする。→ドキュメントライブラリの設定ページに「コンテンツ タイプ」セクションが表示されるようになる
- 「コンテンツ タイプ」セクションにある「 既存のサイト コンテンツ タイプから追加 」リンクをクリックする。
- 「ドキュメントへのリンク」コンテンツタイプを追加し、[OK] をクリックする。
[図.「ドキュメントへのリンク」コンテンツタイプの追加] - ドキュメント ライブラリに戻り、[新規]ボタンをクリックすると、「ドキュメントへのリンク」が作成できるようになる。
[図.「ドキュメントへのリンク」アイテムの表示]
このアイテムは次のような情報を入力します。
[図.アイテムの作成-step 2]
[図.アイテムの作成-step 3]
上記の流れを見るとわかるように、このアイテムではリンク先として指定したドキュメントにリダイレクトするようなASP.NETアプリケーション(*.aspx)のWebページファイルを生成しています。このファイルをクリックするとリンク先のドキュメントが起動します。
利用する上での難点としては、じかにファイル名をリンク先として指定するため、リンクしているファイル名が変更されるとうまく動作しなくなってしまいます。この点を踏まえた運用方法を検討することが大切です。
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