2023年1月13日 (金)

Stream (on SharePoint)への移行: リダイレクトについて

移行の話の続きです。

SharePoint ページなどにStream (クラシック) 上のビデオへのリンクを追加しているケースも多いと思います。

移行ツールによる移行後は、しばらくの間、旧リンクにアクセスすると新しいコンテンツの場所へとリダイレクトしてくれます。ただし、このリダイレクトも Microsoft Stream (クラシック) 廃止後から1年間のみで期限は 2025年2月15日までです。それまでに修正しておかないとリンク切れが多発することなります。

SharePoint ページでは Stream 用のWebパーツが用意されていましたが、Stream (on SharePoint) のコンテンツを埋め込む場合は、ファイルビューアーWebパーツを用います。当該ユーザーにリンクの差し替えを依頼するなどの対応も考えておく必要があります。

移行ツールは SharePoint管理者または Stream 管理者しか利用できません。

そのため必要に応じて各ビデオの所有者に依頼して自分で必要なものは手動でダウンロードし、適切な SharePoint サイトまたは OneDrive for Business 上に再度アップロードしてもらい、Webパーツの再設定なども依頼しておくとよいでしょう。

ユーザーには手間を書けますが、移行ツールで一括すると案外不要なコンテンツもそのまま持っていくことになることもあります。大量のデータの場合はやはりツールを使うべきですが、対応するユーザーが担当するコンテンツの量がさほど多くないようであれば、手間がかかる分、取捨選択もすることになると思います。ついでの整理整頓の機会にもなるように思います。ビデオが古くなっていたら、この際、新規に作り直そうか、というきっかけづくりにもなるかもしれません。

なお、移行ツールで移行したコンテンツをさらに手動で別の場所に移動させてしまうと、さすがにそこまでは追いかけてはくれないため、やはりリダイレクトはできなくなります。こうした点も注意しましょう。

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